『FFXI』プランナー齋藤富胤氏&佐藤弥詠子氏インタビュー~“最終章”に込めた想い【ファイナルファンタジーXI ~15年目のヴァナ・ディール】 絶望から希望へ。現実とリンクしたシナリオ 特集“ファイナルファンタジーXI ~15年目のヴァナ・ディール”の第2回は、シナリオについて。カットシーンの演出やシナリオも手掛ける、プランナーの齋藤富胤氏。そしてプレイヤーから高い評価を得たウィンダスミッションや『プロマシアの呪縛』のストーリーなど、数多くのシナリオを担当した佐藤弥詠子氏。ふたりの物語のキーパーソンたちに、最終章“ヴァナ・ディールの星唄”(以下、“星唄”)に込めた想いを尋ねた。 ──『ファイナルファンタジーXI』(以下、『FFXI』)のシナリオを支えるおふたりですが、“星唄”にはどのような形で関わられたのでしょうか? 佐藤弥詠子氏(以下、佐藤) 私はメインシナリオとエンディングテーマの作詞