アフガニスタン西部へラート(Herat)州の警察官訓練施設で射撃訓練を受ける女性警察官(2011年12月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/Aref Karimi 【7月5日 AFP】アフガニスタンで4日、著名な女性警察官が、武装集団の銃撃を受けて死亡した。同国で公の役職に就き活躍する女性たちが直面する脅威が、改めて浮き彫りとなった。 死亡したのは、イスラム・ビビ(Islam Bibi)警部補(37)。社会で活躍する女性の代表的存在とされていたが、それを快く思わない人々からしばしば殺害の脅迫を受けていた。ビビさんの実の兄弟も脅迫者の1人だった。 同国南部ヘルマンド(Helmand)州の州政府当局者がAFPに語ったところによると、ビビさんは4日朝、息子に職場まで車で送ってもらっている途中に、身元不明の集団からの銃撃を受けた。重傷を負い、病院に搬送されたが、救命治療を受けている最中に死亡したと