木島櫻谷が描いた京都の風景を、いっしょに探してみませんか? 【おうこく足跡探訪とは?】 近代の京都画壇を代表する存在として近年再評価がすすむ日本画家木島櫻谷(このしまおうこく・1877~1938)。動物画で知られる彼ですが、生涯山水画を描き続けたことも見逃せません。その豊かな表現の源となったのは膨大な写生でした。櫻谷文庫に伝えられてきた写生帖は600冊余りにのぼります。 「おうこく足跡探訪」プロジェクトでは、木島櫻谷が日々出かけて描いた京都近郊の写生の一部を公開し、その風景がどこなのかみなさんといっしょに探します!写生地の探索をつうじて櫻谷の写生の実態に近づき、また現代の風景との対比から、失われた京都の景観や今なお地域に隠された魅力を掘り起こしましょう。 本プロジェクトは泉屋博古館と櫻谷文庫が進めてきた共同調査の一環です。成果の一部は泉屋博古館で開催の展覧会「特別展 木島櫻谷―山水夢中ー」