Your are seeing this error because the page you attempted to access was not found. If you think that's an error please inform the website owner.
インターネット上で記事を読んでいたり、あるいは仕事の場でディスカッションをしていると、議論を行う際、きちんと手続きを踏んでいないために、そもそも議論として成立しない、ということがしばしばあるように見受けられる。よって、自らに対する覚書の意味も含めて、議論を建設的に行うための作法を書き残しておく。 1. 何について議論しているのかを明確にする 建設的な議論を行うためには、概念の明確化が必要である。しばしば起こるのは、何について議論しているのかを明確に共有していないがために、ある人はりんごについて話していると思っていたところ、別の人はフルーツ一般について話していると思っており、またある人は特定のりんごの品種について話していると思っている、といったような食い違いが発生しうる。これはまだ概念の粒度の差異であるからまだ良いが、場合によってはひどい勘違いの末、ある人がりんごについて話していると思ってい
7月。倫敦もかなり夏らしくなってきた…と書きたいところだが、今日の倫敦の気温は16度。最高気温は19度の予報で、20度を超すことはない。太陽は出ているものの、体感でもかなり涼しく、長袖長ズボンでもまったく問題がないし、汗ひとつかかない。この国にはクールビズということばはない。三つ揃いのウェストコートを脱ぐだけで十分だからだ。確かにここがスーツ発祥の地であるに違いない。やれやれ、困ったものを全世界に広めてくれたものである。 まったくこんなところに良く人間が何千年と住んできたものだ、という考えが頭をよぎるが、この気候に慣れているイギリス人からすれば、むしろ日本の夏の方が信じがたいものなのだろう。私の出身地である京都は夏は暑く冬は寒い、まったく住みにくい都市ではあるが、それでも浴衣を着て祇園祭のコンチキチンという囃子に耳を傾けながらぶらり歩く鴨川沿いには風情というものがある。噫。ここ倫敦にはそう
これはしばらく前に、ある友人の著したブログ記事に対する返信として、自分のメモ帳に走り書きしたまま忘れていた文章である。調べてみたら、友人の文章は既にネットから消えていたのだが、せっかくだからここに掲載することにする。ただの走り書きなので、何らかのまともな結論があるわけではないのだが。 友人が興味深い記事を書いている。返答というわけではないが、思ったことを幾つか覚え書き程度に記しておく。 彼の書いていることをざっくりまとめる。即ち 2000 年代に起きた複数の通り魔的無差別殺人事件は、現代社会が近代特有の病、即ち意味の喪失─ニーチェが神の死を叫んで以来特有のものであり、ヴェーバーが『職業としての学問 Wissenschaft als Beruf』で記述したような精神のあり方、脱呪術化 disenchantment (Entzauberung) ─に耐えられなくなった結果である。これらの事件は
以下は、4月6日付のニューヨークタイムズ電子版記事、U.S. Sees Array of New Threats at Japan’s Nuclear Plant – NYTimes.com の全訳である。個人的な覚書として訳されたもので、その正確性を保証するものではない。もし何らかの誤訳や、改善すべき表現があれば、是非コメントを頂ければ幸いである。 06 April 2011, 13:36 (BST): 誤字を修正した。 日本の原発に数々の新たな脅威 日本における危機的状況に対応するために送られた米国政府所属のエンジニアたちは、福島原発は現在、恒久化しうる様々な新しい脅威に直面しており、そのうちのいくつかは発電所を安定させるための処置そのものの結果として増大する危険性がある、と警告している。米国原子力規制委員会によって準備された極秘の状況評価書類による。 3月26日付のこの書類に基づけば
言語学者でもないのに、現在英国に留学しているということのみをもって、大上段に構えて英語論をぶつ、と言うのはあまり喜ばしくない態度であるように思われるが、勉強してもいまいち身につかない、という方々の参考に多少なりともなれば、という思いから、自分の体験に基づいたアドバイスのようなものを二、三書き連ねたい。通俗的になってしまうが、ご勘弁。 まず一つは、「きちんとした読み書き能力を身につける」ことであると思う。話したり、聞いたりすることも重要なのだが、たとえば二、三ヶ月ほど短期留学して培ったリスニングは、よほど確固たるものがなければ、すぐに耳から抜けてしまうように思われる。スピーキングも同じこと。会話は、英語の洪水の中に身を置けば生活の都合上比較的すぐに身につくが、それだけに忘れるのも早い。英語が自分の中に根を張るためには、英語的思考法を身につけねばならず、そのためには多く読み、多く書くことが一番
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く