今回は各資格の営業効果ランキングを見ていく。30ある公的/非ベンダー系資格のうち、営業効果の高かった上位20資格を表1に示した。 調査では各資格について、「営業効果あり」の回答比率から「営業効果なし」の回答比率を差し引くことで営業効果を定量化している。 最も営業効果が高かった資格は、前回に続いて情報処理技術者試験 プロジェクトマネージャである。「プロジェクトマネジメント(PM)関連資格を持つ社員が商談に参加していれば、プロジェクトの遂行能力を顧客にアピールしやすく、案件の成約率も向上する」と、評価するリューションプロバイダの営業担当者は多い。 不採算案件のリスク抑制という効果もある。案件自体の数が減った現在、多少は無理してでも受注せざるを得ない案件が増えた。これに伴い、仕様変更による納期遅れやコスト増、稼働後の障害発生といったリスクも高まっている。資格取得を通じてPMのスキルが高い人材を増
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