「頼む! 俺を〇してくれえぇ!」 そしていきり立つグリーンドラゴンの吶喊。 そんな激烈な冒頭から始まる小説です。 開幕一番こんなセリフが出て来るなんて、よっぽど濃いドラマがあったか作者がヤバいかの二択ですが、おそらく両方です。 どうやら本作は異世界転生。 次に来るのはお決まりの転生シーンだろうと気が緩むのですが、まったく容赦がありません。 念仏を唱えながらいたす、ど根性ヒューマン、ドラゴンカーセックス……。 一度読んだら頭から離れない名文の数々が序盤から襲来します。 そして呆然とする転生女神(と読者)をよそに、五トントラックに転生した主人公は健気にドラゴンへと挑んで…続きを読む