前回の記事を書いたあと、北海道で大変な地震がありました。影響があった皆様が一日も早く元の暮らしに戻られるよう願っています。 1学期に「方丈記と徒然草」を履修しましたが、方丈記には鴨長明が経験した五大災厄のことが書かれています。その中で地震について「余震は一日に何十回も起こった。二十日ほど経過すると一日に五回ほどになり、やがて一日おき、数日おきとなり、三か月ほどでようやく収まった」という内容が書いてあります。鴨長明が方丈記の中で数字を使って説明している事柄は沢山ありますが、どれもかなり正確な記録だと言われています。 私は過去に比較的大きな地震が発生した地域に住んでいます。確かに余震が本当に気にならなくなったのって3か月くらい経った頃でした。電化製品の時計を合わせても余震で揺れると0:00にリセットされてしまうのであきらめて放置していたのですが、そろそろいいんじゃないかと時計を合わせ直したのが