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ブックマーク / shosetsu-maru.com (2)

  • ニホンゴ「再定義」 第3回「ガンダム」 | 小説丸

    当連載は、日在住15年の〝職業はドイツ人〟ことマライ・メントラインさんが、日常のなかで気になる言葉を収集する新感覚日語エッセイです。 名詞「ガンダム」 そう、ガンダムは「日語」だ。しかも単なる固有名詞ではない。おおまかにいえば1990年以降に成人化した日人の「大きな原体験」のひとつであり、絶大な知名度を誇り、私が直接接した日人(文化的サンプルとしてそこにいくぶん偏りがあるのは間違いないが)では、悪く言う人を見たことがない。 そんなこともあって「ガンダム」という単語自体は、ドイツを含む諸外国でもそこそこ認識されている。かのデザイン巨匠シド・ミードが∀ガンダムをデザインしたとかあるし、お台場の実物大ガンダムは「トーキョー観光」の名所として有名だし。 だがそのコンテンツとしての文化的価値と意味を、的確かつ端的に外国人に伝えるのは、実はなかなか難しい。単語の知名度とは裏腹に「ガンダム 海

    ニホンゴ「再定義」 第3回「ガンダム」 | 小説丸
  • 採れたて本!【ノンフィクション#01】 | 小説丸

    メタバース」という電脳語が脚光を浴びている。バーチャル現実の格拡張版というか、要するに「物理現実と対等といえる超仮想現実」のことで、各種知覚デバイスと情報空間のスペックアップがそれを可能にするのだ。 現状、仮想通貨・NFTがらみで経済面から話題になることが多いメタバースだが、「マジでその中で暮らせる」さらに「環境を恣意的に構築できる」といった文化的価値の深さを軽視してはならない。この側面について多面的な考察のきっかけをもたらす快著が『メタバース進化論』だ。著者のバーチャル美少女ねむ氏はメタバース空間の「現役住民」であり、実感を踏まえた知的展望を存分に語ってくれる。現状の限界や「萎え」ポイントについての率直な心情吐露も興味深い。その著者が全力で力説するのは、メタバース空間では「誰もが【なりたい自分】になれる」という点だ。だってボクもこうして堂々と「美少女」としての生活を満喫しているし! 

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