入れ歯や差し歯などを作る歯科技工士を育成する養成機関への入学者数が減っている。2017年度の入学者数はピーク時の約20年前から7割減った。背景には認知度の低さに加え、長時間労働など労働環境の問題を指摘する声もある。人材が不足すれば治療にも影響が出かねず、厚生労働省は業界団体を交えた検討会を立ち上げ、人材確保策を議論している。歯科技工士は歯科医師の指示に基づいて、入れ歯や差し歯、かぶせ物などを作
「スマホ依存」という言葉も定着している(※写真はイメージ) スマホ依存度チェックリスト(週刊朝日 2018年6月22日号より) いまや人々の生活とは切っても切り離せないスマートフォン。「スマホ依存」という言葉も定着しているが、それは子どもだけに限らない。小さな子を持つ親世代から定年を過ぎた年配者まで、大きな影響を与えていることがわかった。 【あなたは大丈夫?スマホ依存度チェックリストはこちら】 自己抑制を担う脳の前頭葉が完成するのは、20歳から30歳と言われる。 「アルコールやたばこと同じです。依存性のあるものに対し、脳の機能が未発達な子どもたちが、自分の意思でコントロールするのは難しい」 と話すのは仙台市と東北大学の加齢医学研究所の研究所長で「脳トレ」でも有名な同大教授の川島隆太氏だ。 札幌市在住の良子さん(仮名)が娘にスマホを持たせたのは小学6年の3学期。クラスの半数がスマホを持ってい
「週刊現代」が外国人による国民皆保険の「不当利用問題」について、キャンペーンを行っている。第一回目は、入国制度の盲点を突き、日本の健康保険に加入し、高額治療を安く受ける外国人の実態に迫っている。 「最近、日本語がまったく話せない70代の患者が、日本に住んでいるという息子と一緒に来院し、脳動脈瘤の手術をしました。 本来なら100万~200万円の治療費がかかりますが、健康保険証を持っていたので、高額療養費制度を使って自己負担は8万円ほど。 日常会話もできないので、日本で暮らしているとはとても考えられませんでした。どうやって保険証を入手したのかわかりませんが、病院としては保険証さえあれば、根掘り葉掘り確認することはありません」 こう明かすのは都内の総合病院で働く看護師。 いま日本の医療保険制度を揺るがしかねない事態が起きている。ビザを使ってやってきた外国人が日本の公的保険制度を使い、日本人と同じ
英科学誌サイエンティフィック・リポーツは11日、子宮頸(けい)がんの原因ウイルスの感染を防ぐ「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン」に関する、東京医科大などのチームの論文を撤回した。 論文は2016年11月に掲載された。HPVワクチン接種後に脳や神経に異常が起きるかを解明するため、ワクチンと百日ぜき毒素を注射したマウスと対照群を比較する試験を実施。脳の異常などを確認したとする結果をまとめた。 試験では、脳に入る物質を選別する血液脳関門を薬物が通りやすくするため、百日ぜき毒素を使用。ワクチンは0・1ミリリットルを5回の計0・5ミリリットルを注射した。これは人に接種する3回のうちの1回分の量にあたる。 同誌は撤回の理由を「HPVワクチンだけで起こる神経系の損傷を明らかにするため、多量のHPVワクチンと百日ぜき毒素を使うのは不適切な方法」とする。これに対し論文の責任著者、東京医科大の中島利博
【湿布の副作用で医師に 「一生治りません」と診断される】 皆様、モーラステープという肌色の湿布はご存知ですか? 以下、大変恐縮ですが私の副作用でただれた 画像があります。ご注意下さい。 日差しが強くなると特に思い出す事があります。 それは私が 『良くなると思って貼った湿布の副作用に より、医師に「一生治りません」 と診断された病気になった』からです。 これは【光線過敏症】という“病気”です。 日差しに長時間当たると陽に当たった部分が 腫れて痒くなってしまいます。 ーーーーーーーーー 数年前、夜にヨガをしてたら足首が痛くなって 過去に貼ったことがある湿布を 安易に足首に貼ったのです。 翌日はディズニーに行くので朝その湿布を 剥がしてディズニーで大はしゃぎ。 3日ほどすると足が毛虫に刺されたように ぶつぶつに腫れ上がりました。 初めは 「あー毛虫にさされちゃったな;;」 と思っていたら、その後
実生活に近い環境下で加熱式たばこ「IQOS」を使用しても非喫煙者への受動喫煙被害はほぼない――とフィリップ モリス ジャパンが発表。レストランでアイコスを使用しながら飲食する試験などを行ったが、大気中の有害物質の濃度は平常時とほぼ変わらず。非喫煙者の体内からも、こうした物質はほぼ検出されなかったとしている。 実生活に近い環境下で加熱式たばこ「IQOS(アイコス)」を使用しても、非喫煙者への受動喫煙被害はほとんどない――フィリップ モリス ジャパンは4月24日に都内で会見を開き、こんな臨床試験結果を発表した。 試験では、レストランで被験者がアイコスを使用しながら飲食したが、大気中に含まれる有害物質の濃度は通常時とほぼ変わらなかったという。同席した非喫煙者の体内からも、こうした物質はほぼ検出されなかったとしている。 親会社である米Philip Morris International(PMI)
「炭水化物の摂取増加で死亡リスク上昇」という内容の論文が2017年、英医学誌ランセットに掲載されました。主に炭水化物の摂取率を下げる「糖質制限食」については、さまざまな意見があります。糖質制限食の体系を確立したパイオニアで、糖質制限食推進派の江部康二・高雄病院理事長は「日ごろの主張がとうとう証明された」と話します。江部理事長が論文の内容を解説します。【毎日新聞医療プレミア】 ◇5大陸18カ国の13万5000人を調査 ランセットの論文は、カナダ・マクマスター大学のMahshid Dehghan博士らが報告したものです。5大陸18カ国で全死亡と心血管疾患に対し食事がどのように影響するのかを検証した研究の結果です。 2003年1月1日時点で登録した35~70歳の13万5335人を、13年3月31日まで7.4年間(中央値)追跡調査しました。これまでの研究データのほとんどが、高所得で栄養過剰傾向にあ
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会事務局長・日野市議会議員の池田としえ氏が、「HPVVの副反応は、1000人に1人とされているが、健康な若い女性13236人の治験の結果、ガーダシル9の自己免疫疾患系副反応の発生率は、2.3%であることが明らかになっている(表)」とするツイートをリツイートし、ハンフリー医師なる人の言葉を引用し『「10万人当り7人の子宮頸がんのために、2300人の副反応被害者を作り出すのは狂気の沙汰」恐るべき数字!』とツイートした。 ハンフリー医師のコメント「10万人当り7人の子宮頸がんのために、2300人の副反応被害者を作り出すのは狂気の沙汰」恐るべき数字!これを推進する医療関係者が、お付き合いの為必死に他者に推進しているが、自分や家族などには絶対接種しないと云う仮説は当たらずとも遠からず。心情的には理解できる。 https://t.co/9NT2q9QQF9— 池田としえ
原発事故のあと、福島県が行っている子どもの甲状腺検査に関する検討委員会で、学校で一斉に行われている検査について、「デメリットがある可能性が子どもたちに十分説明されておらず、医療倫理上、問題がある」とする意見が出され、進め方を見直す必要があるか、検討することになりました。 原発事故を受けて福島県は、子どもの健康を見守るため、当時18歳以下だったおよそ38万人を対象に甲状腺検査を行っていて、ことし5月から4回目の検査が始まります。 これまでがんやがんの疑いと診断された人は197人にのぼっていますが、専門家から、網羅的に検査を行うことで症状も出ず手術の必要がないごく小さながんまで見つけてしまう「過剰診断」の可能性が指摘されています。 5日開かれた県の検討委員会では、一部の委員から、特に、小中学校や高校などで一斉に行われている検査について「子どもたちが検査のデメリットである過剰診断の可能性について
東京電力福島第一原発の事故のあと、甲状腺がんと診断された子どものうち8人ががんを再発していたことを受け、調査を行った民間の基金が会見し、専門家でつくる福島県の検討委員会で再発の状況を詳しく検証するべきだと訴えました。 1日、基金が東京都内で記者会見し、8人は事故当時6歳から15歳で、最初の手術から最も早い人で1年後、平均すると2年4か月後と短い期間でがんを再発していることを明らかにしました。そのうえで、基金は福島県の検討委員会では、再発について議論が行われていないとして、再発の状況を詳しく検証するべきだと訴えました。 基金の崎山比早子代表理事は「事故の影響を考えるためには今の検査を維持するとともに、再発のデータを検証して議論することが大切だ」と話しています。 基金は事故から7年を前に3日、医師による無料の電話相談を行う予定で、電話番号は0120-966-544です。
福岡県内の小児歯科医院で去年7月、虫歯を治療した2歳の女の子が死亡した問題で、警察の司法解剖の結果、死因が、麻酔薬の中毒による低酸素脳症とみられることがわかりました。 去年7月、当時2歳だった山口叶愛ちゃんは、福岡県内の小児歯科医院で、虫歯の治療を受けたあと体調が急変し、2日後に死亡しました。 警察の司法解剖の結果、叶愛ちゃんの死因が「急性リドカイン中毒による低酸素脳症」とみられることが、関係者への取材でわかりました。 局所麻酔薬のリドカインは、血中濃度が上がるとけいれんなどの中毒症状を引き起こし、適切な処置をしなければ死亡することもあります。 叶愛ちゃんの歯茎粘膜の広い範囲に出血が確認されたことから、司法解剖の鑑定は誤って血管に麻酔薬が投与された可能性を指摘しています。 警察は、業務上過失致死容疑での立件を視野に捜査しています。
日本人のマスク信仰はいつまで続くのだろうか。その昔は風邪がはやる季節に見かけることが多かったけれども、この30年ほどは花粉症の季節に拡大し、いまでは真夏以外でマスクを着用している人を見かけない日はほとんどなくなった。 私は、しゃべる仕事なので喉を酷使することもあり、湿り気を保つために不定期に着けることがある。顔、鼻や耳に違和感があるのを人一倍嫌う性分なので、柔らかい素材の伸縮性のあるスポンジ状のものを使っている。これならば、耳介(じかい)の裏が痛くなることもないし、通気性がいいので息苦しいことがない。おまけに、洗って何度も使えるので経済的でもある。 しかし、風邪やインフルエンザなどの予防のためでは一切ない。スカスカのマスクで防げるとは思っていないし、マスクを着けるために顔の周辺に手を持って行くことの方がリスクを高めるのではないかとすら思っている。
米国や日本のゲーム機メーカーやソフト会社で作る業界団体「エンターテインメント・ソフトウェア協会」(ESA、本部・米ワシントン)は4日、世界保健機関(WHO)がネットゲームへの過度な依存を病気と指定することに対し、「ビデオゲームに中毒作用はないと客観的に証明されている」として反対する声明を出した。 ESAは「世界中で20億人以上がゲームを楽しんでいる」と主張。そうしたユーザーを病気とみなせば、「うつ病などの本来の精神疾患がささいなものと位置づけられてしまう」として、WHOに方針の見直しを強く求めた。 ESAには、任天堂やバンダイナムコエンターテインメント、スクウェア・エニックスといった日本の大手ゲーム関連企業も加盟している。
海外の一流科学誌「ネイチャー」 HPVワクチンの安全性を検証してきた医師・ジャーナリストの村中璃子さんを表彰ネイチャーは日本の状況を、「このワクチンの信頼性を貶める誤った情報キャンペーンが全国的に繰り広げられた」と厳しく批判。 ネイチャーは、HPVワクチンについて、「子宮頸がんやその他のがんを防ぐ鍵として、科学界や医療界で認められ、WHO(世界保健機関)に支持されている」と評価。 その上で、 「In Japan the vaccine has been subject to a national misinformation campaign to discredit its benefits,resulting in vaccination rates falling from 70% to less than 1%(日本においては、このワクチンの信頼性を貶める誤った情報キャンペーンが全
JR東日本東京支社は25日、東海道線で24日に30代女性の車掌が居眠りしていたと発表した。品川駅でドアを開けるのが約10秒遅れたが、列車の遅れはなかった。「一時的に眠気を感じ5分ほど居眠りをした」と説明しているという。 同支社によると、車掌は24日午後9時6分小田原発、籠原行きの普通電車に乗務。川崎駅で安全を確かめた後に居眠りし、次の品川駅に着いた同10時20分ごろ、ホームの乗客から乗務員室の窓をたたかれ到着に気付いたという。同支社は「安心してご利用頂けるよう乗務員への指導を徹底していく」としている。
「加熱式たばこ」の普及に伴い、国民生活センターは16日、乳幼児の誤飲に注意するよう呼びかけた。これまでの紙巻きたばこより短いものが多く、誤飲しやすいという。 【写真】紙巻きたばこ=国民生活センター提供 加熱式たばこは葉を燃やさず、持ち運べる充電式機器にたばこ葉が入ったスティックやカプセルをセットし、加熱して蒸気を吸う。紙巻きたばこに比べ、においが少ない。 国民生活センターによると、日本たばこ産業(JT)など3社が販売する加熱式たばこ計12銘柄について調査。長さは24~83ミリで、乳幼児がのみ込んだり、窒息したりする危険性を判定する試験器を使って調べたところ、そのうち9銘柄は3歳児未満の子どもが誤飲する恐れがあるサイズだった。JTなどによると、各社の代表的な紙巻きたばこは長さが83~99ミリという。 国民生活センターは、誤飲した時は水などを飲ませずに、すぐに医療機関へ行くよう呼びかけている。
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