2007-12-03 - matakimika@d.hatena id:matakimikaさんへの私信として。 仰るとおり、「脱オタ」という修辞はもはや名と実が一致しない語彙になっているといわざるを得ません。ファッションの面においても明確なアキバ系というものが既にわからなくなりつつある昨今、「脱オタクファッション」という語彙すら、間もなく名と実の一致しない語彙になっていくのではないかと想像されます。尤も、どこまでがオタクでどこまでがオタクでない人なのか、どこまでがオタクコンテンツでどこからが非オタクコンテンツなのかの境界線も曖昧な状況を思うにつけても、もう「オタク」という単語を特定の嗜好集団に割り当てること自体も次第に困難になっているのかもしれませんが。 私が考え続けてきた「脱オタ」というのは、勿論オタク趣味をやめることでもなければ薄いオタクから濃いオタクに進化することも意味していません