岩渕)こんにちは。くらし☆解説です。スーパーなどでは本格的に新米が出回っていますが、今年は豊作にも関わらずコメの価格が高く推移しています。合瀬宏毅(おおせひろき)解説委員とともにお伝えします。 岩渕)豊作なのに高値ですか? 通常豊作だと、農産物の価格は下がるのですが、今年度のコメ、今の統計を取り始めて7年間で最も高い水準となっている。 岩渕)そうなのですか。 これは先週の金曜日に発表された10月の業者間取引をまとめたものです。山口県のコシヒカリは玄米60キロあたり1万6909円と去年の同時期と比べ16%、青森の津軽ロマンやまっしぐらは14%。北海道のきらら397やななつぼしなど去年の同時期に比べも10%以上高くなっている。 その他のおコメも全て高くなっていて、その結果、全国の業者間取引価格の平均は、玄米60キロあたり1万6579円と去年の同時期に比べて9%の上昇となっている。 ス