すべてのメガバイトとギガバイトが同じであるかどうかについて長きにわたって争われていたカリフォルニア州での訴訟は、米国時間11月30日をもって終わりを迎えることになったようだ。 KodakとSandisk、Lexar Media、そして他のメモリカードメーカーを相手取ったこの集団訴訟では、これらの企業が10進法を用いて1メガバイトを100万バイトとすることにより、自社のフラッシュメモリ機器の容量を故意に偽って表示したとの主張がなされていた。訴状によると、メモリカードの容量は2進定義によって表示されるのが適切であるため、1メガバイトは104万8576バイトとなるはずで、メモリカードの容量は4〜5%過大に記載されていたという。 メモリ容量が小さかった頃には、こういった差はそれほど問題とはならなかった。10進法による1キロバイトである10の3乗=1000バイトは、2の10乗=1024バイトとさほど