東日本大震災の発生から1年半となりますが、巨大地震の余震活動は依然として活発で、体に感じる余震の数はこれまでに8300回を超えています。 気象庁は、今後も強い揺れの余震に注意するよう呼びかけています。 気象庁は、去年3月の巨大地震の震源域と周辺の海域、それに東北と関東の沿岸地域の一部を含む、南北およそ500キロの範囲を、余震が発生する「余震域」としています。 気象庁によりますと、去年3月以降、震度1以上の揺れを観測した余震の数は、10日までに合わせて8305回となりました。 体に感じる余震は次第に少なくなり、ことし4月以降は、全く観測されない日もみられるようになりました。 しかし、体に感じる余震は先月1か月間でも129回に上り、先月30日には宮城県沖でマグニチュード5.6の余震が起きて、仙台市宮城野区と宮城県南三陸町で震度5強の揺れを観測しました。 また、福島県浜通りから茨城県北部にかけて