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詩とテクストに関するtweakkのブックマーク (17)

  • 今週の詩 | ミニヨンの歌  ゲーテ(新声社/森鴎外訳)

    其  一 レモンの木は花さきくらき林の中に こがね色したる柑子〔かうじ〕は枝もたわゝにみのり 青く晴れし空よりしづやかに風吹き ミルテの木はしづかにラウレルの木は高く くもにそびえて立てる国をしるやかなたへ 君と共にゆかまし 其  二 高きはしらの上にやすくすわれる屋根は そらたかくそばだちひろき間もせまき間も 皆ひかりかゞやきて人かたしたる石は ゑみつゝおのれを見てあないとほしき子よと なぐさむるなつかしき家をしるやかなたへ 君と共にゆかまし 其  三 立ちわたる霧のうちに驢馬は道をたづねて いなゝきつゝさまよひひろきほらの中には いと年経たる竜の所えがほにすまひ 岩より岩をつたひしら波のゆきかへる かのなつかしき山の道をしるやかなたへ 君と共にゆかまし 明治15年(1882年)に刊行された『新体詩抄』の理念は、著者のひとり、井上哲次郎の「夫レ明治ノ歌ハ、明治ノ歌ナルベシ、古歌ナルベカラ

  • ミニヨンの歌

    表紙へ    ドイツ詩の鑑賞へ   著作権とモラルを守り、引用、参考資料にされる場合には、著者名、タイトル、このページのサイトアドレスを明記して下さい。 ミニヨン ゲーテ『ヴィルヘルム・マイスター修業時代』より Johann Wolfgang Goethe   訳、記述 渡辺美奈子  ページ公開2003年1月30日 ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスター修業時代』には4つの「ミニヨンの歌」があります。1815年に出版されたゲーテ詩集では、最初の"Kennst du das Land, wo die Zitronen blühn" は「バラード」の項の中に "Mignon" というタイトルで収められ、他の3つのミニヨンの歌 "Nur wer die Sehnsucht kennt", "Heiß mich nicht reden, heiß mich schweigen", そして "S

    ミニヨンの歌
  • ビザンティウムへの船出 Sailing to Byzantium:イェイツの詩を読む

    ウィリアム・B・イェイツの詩集「塔」から「ビザンティウムへの船出」Sailing to Byzantium(壺齋散人訳) ここは老人の住める国ではない 若者たちは手をつなぎあい 命はかなき鳥たちも木の枝で歌を歌う 滝には鮭が飛びつき 海は鯖であふれ 魚も獣も鳥類も一夏じゅう 命の営みを謳歌する 官能の音楽に心を奪われ 不老の知恵を省みるものはいない ここでは老人は余計物あつかい 壁に引っ掛けられたコートのようだ 躍動する魂が大きな声で歌い 肉体の綻びを嘆くことはない ここで人々が教わる歌といえば 刹那の喜びを歌うものばかり それ故わたしはここを去って ビザンティウムの聖なる都市へと船出したのだ 壁に嵌められた黄金のモザイクのような 神の火につつまれた聖者たちよ その火のなかから螺旋を描きながら飛び出し わたしに魂の歌を教えてほしい わたしの心を焼き尽くしてほしい 欲望に燃え命に執着するわた

  • Le Coeur de Ptah

    tweakk
    tweakk 2013/10/27
    Il n’y a qu’une définition de la poésie : elle est l’accueil que l’homme fait à la vie.
  • http://www.h2.dion.ne.jp/~hemlock/amherst7p1.htm

    エミリィ・ディキンスンの詩の主題は多岐にわたり、さらに、これは詩人として欠くことの出来ない資質といわれていますが、独自の比喩を駆使していますから単純には主題別に分類できかねています。特に現世の愛と神への愛は、ある時は交錯し、またあるときは渾然一体となって読む者を惑わすことも少なくありません。ですから私の分類は厳密なものではないことをお断りしておきます。ただ、時の流れと共に変わっていく心、全く変わらない部分など精神の流れを辿る手がかりになればと思い、出来るだけ制作年に従って並べました。出来るだけというのは、制作年はディキンスン自身が書き込んでおいたものではありません。後世の研究者たちが、筆跡の変化、残っている手紙との比較などから推定したもので、中には制作年不明という詩もあります。また、詩にはタイトルがなく、詩の一行目を詩のタイトルに代えることになっています。 この訳詩集はディキンスンの詩の

    tweakk
    tweakk 2013/08/31
    訳すばらしいです。
  • ◆ Urworte.: Mon cahier d'écolier ( II )

    2015年12月(6) 2015年11月(23) 2015年10月(17) 2015年09月(18) 2015年08月(13) 2014年11月(2) 2014年10月(15) 2014年09月(17) 2014年08月(15) 2014年07月(22) 2014年06月(46) 2014年05月(47) 2014年04月(43) 2014年03月(36) 2014年02月(14) 2014年01月(9) 2013年12月(4) 2013年11月(10) 2013年10月(44) 2013年09月(36) Urworte. Orphisch 原 詞 。 オ ル フ ォ イ ス 風 デ ー モ ン Δαιμον, Dämon Wie an dem Tag, der dich der Welt verliehen, Die Sonne stand zum Gruße der Planeten,

  • 2004-09-25

    穏やかな屋根に 鳩が幾羽か 遊ぶ 真昼 樹々の間の 墓石の間の かげろうの海が また 寄せては返す この ひととき いにしえの 神々の沈黙に じっと 耳を傾けてきたのだ 続きを読む 星を散りばめたこんな時間に 孤りして そこで もし風の音でないとすれば 泣いて いるのは 誰かしら 今にも泣こうとしているわたしのこんなにそばで いったい 誰が 泣いているの? 何か心の深い意図に対して憑かれたかのように わたしは わたしのこの手は そっと 目鼻をかすめて わたしの中から 多分 それは わたしの弱さの中から 一滴のしずくがこぼれるのに 触れたように 思っている。 〔わたしは〕わたしの運命を おもむろに超えて 《もっとも純粋なるもの》が 静寂のかなたから この傷ついた心を照らし出してくれることを待っている。 〔大波は〕大波のうねりは わたしの耳に〔は〕咎めのうねりを 囁いている。―― 岩礁の喉の方

    2004-09-25
    tweakk
    tweakk 2013/07/23
    この訳、たぶん大胆すぎるほどなんだろうが、よい。
  • 名詩の林

    名詩の林◆出身別 ◆1960〜 ◆参考リンク ◆没年順 北村透谷  1868-1894 永野用無  1877-1898 ■1900-1919 大西 祝  1864-1900 松岡荒村  1879-1904 末吉安持  1887-1907 国木田独歩 1871-1908 山川登美子 1879-1909 表 棹彰  1891-1909 大和田建樹 1857-1910 大塚楠緒子 1875-1910 一色醒川  1877-1910 大塚甲山  1880-1911 前田翠渓  1880-1911 渡久山水鳴 1884-1911 石川啄木  1886-1912 大貫晶川  1887-1912 岩崎 正  1886-1914 平木白星  1876-1915 田中恭吉  1892-1915 草野民平 1899-1915 夏目漱石  1867-1916

  • 夏の報告 - Beer & Vitamin

    ZÄHLE DIE MANDELN Zähle die Mandeln, zähle, was bitter war und dich wachhielt, zähl mich dazu: Ich suchte dein Aug, als du's aufschlughst und niemand dich ansah, ich spann jenen heimlichen Faden, an dem der Tau, den du dachtest, hinunterglitt zu den Krügen, die ein Spruch, der zu niemandes Herz fand, behütet. Dort erst tratest du ganzin den Namen, der dein ist, schrittest du sicheren Fußes zu dir,

    夏の報告 - Beer & Vitamin
  • Rimbaud, Sensation - Petite Anthologie rimbaldienne commentée.

  • 今ここで, 「平坦な戦場で僕らが生き延びること」で有名なWilliam Gibson "THE BELOVED (Voice for THREE HEAD)" の原文。

    > そもそも「平坦な戦場」って「THE FLAT FIELD」だったんだ… > 「僕らは現場担当者になった」って「WE BECAME FIELD OPERATORS」だから、ここでいう「現場」って「平坦な戦場」のことだったんだ。つまり「平坦な戦場」を自らの活動の舞台として生きる人間になったということ。 > 最後の4行で「HOW THEY CIRCLE IN THE DRY FOUNTAIN」と「HOW WE SURVIVE IN THE FLAT FIELD」は対を成しているから、「平坦な戦場で僕らが生き延びること」は「干上がった噴水の中で風に吹かれた落ち葉が渦を巻くこと」と同じことなんですね。(←ホントかよ!?) [/quote] 「ArT RANDOM 71 Robert Longo」京都書院 - 日々の雑感 (tach雑記帳はてな版)http://d.hatena.ne.jp/tac

    今ここで, 「平坦な戦場で僕らが生き延びること」で有名なWilliam Gibson "THE BELOVED (Voice for THREE HEAD)" の原文。
  • Further in Summer than the Birds : Emily Dickinson's Nature Mysticism

  • リルケ 『ドゥイノ城哀歌』第 2 部-

  • iCloud

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  • 吉増剛造集(1)

    [ Guide ] [ Library ] [ BBS ] [ 吉増詩(2) (3) ] 朝狂って 燃える 海の恒星 今朝も道玄坂をおりて 花・乱調子 落下体 波のり神統記 吉増剛造集 (1) 編者註:ルビは[ ]内に記載し、傍点は下線とする up 朝狂って ぼくは詩を書く 第一行目を書く 彫刻刀が、朝狂って、立ち上がる それがぼくの正義だ! 朝焼けや乳房が美しいとはかぎらない 美が第一とはかぎらない 全音楽はウソッぱちだ! ああ なによりも、花という、花を閉鎖して、転落することだ! 一九六六年九月二十四日朝 ぼくは親しい友人に手紙を書いた 原罪について 完全犯罪と知識の絶滅法について アア コレワ なんという、薄紅色の掌にころがる水滴 珈琲皿ニ映ル乳房ヨ! 転落デキナイヨー! 剣の上をツツッと走ったが、消えないぞ世界! up 燃える 黄金の太刀が太陽を直視する ああ 恒

  • Culture Jammer いのちの旅

    水が流れるように風が大空を 吹きわたるように 生きなさいメメント・モリ 死を想いながら明けましておめでとうございます。 YouTube Pauline - Allo Le Monde (Official Video) ◆ アルチュール・ランボー Arthur Rimbaud ◆ 『 イリュミナシオン 』 Illuminations (1873 - 1875)    出 発 Départ Assez vu. La vision s'est rencontrée à tous les airs. Assez eu. Rumeurs des villes, le soir, et au soleil, et toujours. Assez connu. Les arrêts de la vie. ─ Ô Rumeurs et Visions ! Départ dans l'affection e

  • http://www.h2.dion.ne.jp/~hemlock/amherst7p2.htm

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