軽ワゴン車を盗んだとして、相模原署は24日、窃盗の疑いで、自称相模原市中央区に住む無職の少年(16)を逮捕した。友人を乗せた少年はパトカーを振り切りながら運転を続け、約6時間後に事故を起こし逮捕された。同署は道交法違反(無免許運転)でも捜査する。 逮捕容疑は、23日午後9時50分ごろから55分ごろまでの間、同市中央区上溝の市道で、近くに住む女性の軽ワゴン車を盗んだ、としている。 同署によると、少年はエンジンをかけたまま道路沿いに止まっていた車を盗み、友人を乗せて同市南区や大和市を走行。途中、被害女性の110番通報で捜索していたパトカーに見つかったが振り切った。 24日午前3時45分ごろ、相模原市中央区上溝の県道で、ガードレールにぶつかる事故を起こした。 同署の調べに対し、少年は「友達のところに行く途中にエンジンをかけた車があったので盗んだ」と供述、容疑を認めている。