日本語の使い方と近代社会崩壊に関するwakabaroomのブックマーク (71)

  • ほぼ日刊イトイ新聞 - 糸井重里の 「喩としての聖書──マルコ伝」の 聞きかた、使いかた。

    さて、この小さな連載の最終回です。 前回は、聖書の奇跡の話は比喩であり、 言葉の発生順でいえば 直喩の前に暗喩があったということを お伝えしました。 そして、さらに、暗喩の前には 虚喩という概念があったと 吉さんは付け加えています。 ちょっとむずかしく聞こえるかもしれないけど、 ぜひ、ついてきてくださいね。 吉さんのおっしゃっている虚喩は、 「たとえになる前の状態」を指すのだと思います。 ですから、それは、 ほんとうは名づけようのないものです。 あきらかに何か、 感情や心や経験や概念のもとがあるのに 何にも比喩されていない状態です。 黒澤明さんの映画『七人の侍』で、 長老が「やるべし」と言う 決断のシーンがあるでしょう。 あの人の「やるべし」というひと言には、 いろんな虚喩が入っています。 喩の根っこにドーンとしたものがあるのがわかるから、 村人が立ち上がり、 あの映画のお話が成り立つ

    wakabaroom
    wakabaroom 2014/02/21
    "沈黙の根っこのところで見てきたものや感じてきたものが豊かにある人は、どんな言葉の上手な人にも匹敵するし、負けない。"…吉本さんの「そんな簡単な喩で分かったなんて言っているやつはダメなんだ」が凄い。
  • 恐山あれこれ日記: 頭を「空」っぽに

    頭を「空」っぽに 「あなたは、仏教の思想は、根的に言語の問題だと言ってますが、どういうここですか」 「私は、仏教においては『「空』という考え方が、もっともオリジナルでユニークだと考えています。その場合、『空』とは、 一、存在するすべてのものには、それがそのようにあるいかなる根拠もないこと、つまり、そのものがそのままであり続けること(同一性)を保証するもの、すなわち『実体』とか『質』と呼ばれるようなものを想定しないことであり、 二、にもかかわらず我々が『存在する』と言表できるのは、『存在している』とされるものが、その ものではないものとの関係において成立していて、その関係性が暫時維持されて いる(縁起)からだ、 と考えることです。 たとえば、『机』は、机そのものに『机』である根拠が『質』として内在しているのではなく、我々が『机』として使うという関係性が、そのものを『机』にしているにすぎ

    恐山あれこれ日記: 頭を「空」っぽに
    wakabaroom
    wakabaroom 2014/01/11
    「考えること自体から離れてみないといけないわけですね」「非常にむずかしいですが、それを必須条件として要求するのが仏教です」
  • 恐山あれこれ日記: 「本物」はウマイか?

    物」はウマイか? 人間の行動、あるいはべ物に対する最も基的な態度は、それが「べられるかどうか」で、このことは動物と共通です。そしてこれを判断できる人間は、とりわけ採集狩猟段階にある共同体では珍重され、敬意を払われたでしょうし、しまいには職業化さえしたでしょう。いわゆる「毒見役」です。 べられる物がある程度恒常的・安定的にに確保できる段階になると、次に問題となるのは、人間の場合、「栄養があるかどうか」です。 これは要するに、労働に耐えられる身体を維持・強化できるかどうかという問題意識からくるへの要求です。すなわちそれは、共同体においてメンバーを長時間一斉に働かせるような状況(近代以降)が生まれたことを意味します。ここに対応する役目が「栄養士」でしょう。彼が必要なのは、人間が共同体において「労働する実存」として再構成され、身体がそうプログラムされたときなのです。 さらに共同体内

    恐山あれこれ日記: 「本物」はウマイか?
    wakabaroom
    wakabaroom 2013/12/18
    "「本物」は物体として存在しません。それは、市場が物体を「商品」化する際に採用した一定の手続きのことであり、いわば「物」語り=観念です。"
  • RTを安易に処理するのはやめましょう - otori_rの日記

    2013-08-10 「RTを安易に信用しない」のはやめましょう 8/10(土)、コミケ初日です。前々から思うところがあったのでこんなツイートをしてみました。 コミケスタッフ「この暑さなのでみなさんを冷蔵庫に入れたいところですが逆に炎上してしまうので今日は用意してません!自分の身は自分で守ってくださーい!」 #コミケ #スタッフ名言— 囮R (@otori_r) 2013, 8月 10 私はコミケに行ってません。朝からずっと家でゴロゴロしてます。 ちなみに他にもいくつかスタッフがアナウンスした体でツイートしましたがウケたのは上記ツイートだけでした。 で、何十回かリツイートされ、いくつかのNAVERまとめにも貼られてました。 リツイートで回ってくるツイートなんて、こんなもんです。上記ツイートは実際のところどうでもいい内容ですが、リツイートした彼らは情報の真偽やリツイートすることによる効果や意

    wakabaroom
    wakabaroom 2013/08/11
    “ただ自分たちが面白いかどうか、自分たちがウマいかどうかでやってます。震災の時から、何も学んでない、変わってない。”“知ることが出来るのに知ろうとしないことこそ本当の罪だと思うのです。”
  • 東京新聞:もんじゅ点検漏れ9700件 理事長「ミスは出る」:社会(TOKYO Web)

    原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の機器に約九千七百件の点検漏れがあった問題で、機構の鈴木篤之理事長が十三日に原子力規制庁に対し、「形式的ミスが出るのはやむを得ない」と、安全軽視と取れる発言をしていたと、十九日に開かれた原子力規制委員会の会合で報告された。

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    wakabaroom 2012/12/20
    “日本原子力研究開発機構の”“鈴木篤之理事長が十三日に原子力規制庁に対し、「形式的ミスが出るのはやむを得ない」と、安全軽視と取れる発言”
  • 恐山あれこれ日記: 言葉と意味

    言葉と意味 普通我々は、何かを実際に話す前に言いたいことがあって、それを言葉として相手に伝えるのだと思うものです。これは書き言葉でも同じです。まず言いたいこと(意味)がそれ自体としてあり、しかる後にそのとおり言う・話す・書く言語行為(言葉)がある、というわけです。 しかし、これは実際とは違うでしょう。実際は、意味と言葉は同時に成立するはずです。つまり、言語行為(言葉)が意味を生成するのです。言語行為の外に意味がそれ自体で存在するわけではありません。言われたこと・書かれたことが意味なのです。 実際の発話以前に、意味は文字通り「言いたいこと」として、すでに言葉の内部に胚胎しています。「沈黙」とは、潜勢態で遂行される言語行為なのであり、その過程で意味は形成されつつあるのです(沈黙と、言いたいことの欠如である無言とは違う)。この沈黙が発話となった刹那、意味は意味として発現するということです。  大

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    wakabaroom 2012/12/10
    “意味と言葉は同時に成立するはずです”“「沈黙」とは、潜勢態で遂行される言語行為なのであり、その過程で意味は形成されつつあるのです”“「真理」と名づけられた暫定的な対処法が示されてきた”
  • トリウム熔融塩炉は未来の原発か?

    wakabaroom
    wakabaroom 2012/05/04
    世間的には、今時なんともデリケートで説得どころか反感買いそうな話を、わざわざしちゃうところが、珍しい日本人なのかな。日本人が読むとは思っていないとか。
  • 野田総理 マニフェスト 書いてあることは命懸けで実行

    マニフェスト、イギリスで始まりました。 ルールがあるんです。 書いてあることは命懸けで実行する。 書いてないことはやらないんです。 それがルールです。 書いてないことを平気でやる。 これっておかしいと思いませんか。 書いてあったことは四年間何にもやらないで、 書いてないことは平気でやる。 それはマニフェストを語る資格がないと、 いうふうにぜひみなさん思っていただきたいと思います。 その一丁目一番地、税金の無駄遣いは許さないということです。 天下りを許さない、渡りは許さない。 それを、徹底していきたいと思います。 消費税1%分は、二兆五千億円です。 十二兆六千億円ということは、消費税5%ということです。 消費税5%分のみなさんの税金に、天下り法人がぶら下がってる。 シロアリがたかってるんです。 それなのに、シロアリ退治しないで、今度は消費税

    野田総理 マニフェスト 書いてあることは命懸けで実行
  • 内田樹「呪いの時代に」~異常なまでに攻撃的な人が増えていませんか(週刊現代) @gendai_biz

    内田樹「呪いの時代に」~異常なまでに攻撃的な人が増えていませんか 他人を誹謗中傷する人、憎悪と嫉妬を撒き散らす人 自己の正当性ばかりをやたら主張する。他人の揚げ足を取っては喜ぶ。他者の痛みに思いが至らず、幼稚な論理を振り回す。気持ち悪い、変な人間がこの国を跋扈している。あなたの周囲にもいますよね。 呪いをかける人たち 現代日社会は「呪い」の言葉が巷間に溢れ返っています。さまざまなメディアで、攻撃的な言葉が節度なく吐き散らされている。 現実に、ネット掲示板に「死ね」と書かれ、それにショックを受けて自殺する人たちがいる。これを「呪殺」と呼ばずにどう呼べばいいのでしょう。 中世までの日人は、呪いの実効性を信じていました。実際に呪いや祟りで人は死に、それに対する呪鎮の技法も存在した。現代人は、呪いなどというものは存在しないと思っています。でも、私たちの社会でもやはり呪いは活発に機能しています。

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  • はてブで謙虚になるべき3つの理由

    うちにはまだ「目立つ力」は届いていないのだけど、何それ。 404BlogNotFound:公言は傲慢にするべき3つの理由 勝間「断る力ッ!」 いや、状況によらない。 発言の大やけど、もとい公度が高ければ高いほど、より傲慢にするべきというのは、例外なき法則と弾言、いや断言する。 っていうのが弾さんの言い草だけど、これ、悲しいけどはてブでは正反対なのよね。 傲慢は表現を簡潔にしすぎる 1. 傲慢は表現を簡潔にする 2. 傲慢は表現を簡潔にします 3. 傲慢は表現を簡潔にするはずです 4. こいつ、馬鹿なの? 5. 正論。 6. 同意。 7. 俺が前々から考えていたことを言語化してくれた感じ。 この例を見れば分かる通り、同じ内容でも、傲慢度が上がるほど簡潔度もましている。 簡潔すぎて、元々持っていたはずの意味部分すらも削げ落ちている。 最後の三つに至ってはしおりでなければ、思考停止に等しい。 ブ

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  • 燃えよドラゴソ ミスター復興相・松本龍氏、見事に燃え尽き電撃辞任: 切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man's Blog

    菅政権も大事な御仁を失ってしまったようです。松龍復興相があっさり陥落してしまいました。こういう貴重なネタ要員はいきなり処分せず、各方面からさまざまつつき回して面白発言をどんどん引き出し座布団を与えて富士山を超える高度まで持ち上げて珍重するべきで、個人的には際立って無粋な結末であり残念と思うところであります。 なんか辞任の言葉も振るってます。「チームドラゴンは無能な私を除いて最高のチーム」とか。なんだ、チームドラゴンって。新しい。知らなかった。チームドラゴンから松龍氏を除くと誰が残るのでありましょう。ただのチームになるんでしょうか。「問題はなかった」と強弁したあとに辞任とか超カッコイイ。そう思うわけです。 「チームドラゴンは無能な私を除いて最高のチーム」辞任会見要旨 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110705/plc110705104800

    燃えよドラゴソ ミスター復興相・松本龍氏、見事に燃え尽き電撃辞任: 切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man's Blog