「りたいいんクラス?」 最初、その読み方がわからなかった。韓国語で「イテウォンクラス」という読み方が正解。「愛の不時着」と共に、コロナ自粛中、ネトフリの視聴ランキング上位に居続けた本作(現在もなお)。「信念に生きる男のドラマ」みたいな作品の概要紹介にあったが、意味がわからず、遠ざけていた。が、「愛の不時着」が刺さったため、韓国ドラマ繋がりでそのまま見ることにした。90分×16話。韓国ドラマのボリューム仕様は変わらず、1週間以上かけて見終わった。 わかりやすくいうと、「半沢直樹」×「東京ラブストーリー」か。壮大な復讐劇をベースに、切ないラブストーリーが展開する。さらに加えるならば(いや、もしかするとこれがメインテーマかもしれない)、主人公「パク・セロン」が自身の生きる意味、失われたアイデンティティを取り戻す長い道のりを描いた物語なのかもしれない。「タンバム(甘い夜)」の店名に込められた想いを