JJUG CCC 2015 Fall での発表資料です。Java8移行から始めていろいろやった話です。
JavaSE8で追加されたjava.util.Optionalにはnullとの戦いに終止符を打ってもらいたいと思っているんですが、思ってるだけだと何も起こらないので、使い方とか思ったこととかを一通り書いておきます。 Optionalのファクトリメソッド Optionalのインスタンスメソッド 値を取得するもの 値を使用するもの Optionalのまま扱うもの まとめ なお、一通りと言いつつOptionalIntとかはスルーしています。機会と書くことがあればそのうち書くかもしれません。 Optionalについては諸事情(遅筆とか理解不足とか分量とか)によりJavaエンジニア養成読本では軽い紹介にとどまっておりましたので、補足としてお読みいただけると幸いです。あと、この辺も参考にどうぞ。 OptionalのJavadoc 一通り触って適当にコメント書いたコード(GitHub/sandbox)
Java Day Tokyo 2015で、NECのJava SEバージョンアップでのトラブルの話が面白かった。 Java EEアプリケーションサーバの開発現場で見たJava SEの実際 資料はこちらで公開されてるので、資料に書かれてることはそちら参照という感じで、どんな話だったか書いてみます。 Java Day Tokyo 2015 アプリケーションサーバーを提供する中でJava SEをバージョンアップしたときに出て来たさまざまなトラブルの話と、Java SE 8から導入されたMetaspaceの話が主でした。 Java EEは機能が標準化されているので、アプリケーションサーバーはカスタマーサポートで差別化をはかるしかない、顧客から見ると、Java SEやOSまで全て含めてアプリケーションサーバーなので、全部対応していく、という話をされていました。 Javaにもそれなりにバグはあって、アプ
今回も前回の記事につづき、Java8による変更点で未だあまり紹介されていないポイントを記事にしようと思う。 今回はJava8のHotSpotVMの話。Java8ではJEP122が取り込まれ、VMのメモリモデルが変更された。JEP122のタイトル「Remove the Permanent Generation」から想像できるとおり、Java8のHotSpotVMからは従来のPermanent領域が無くなった。 なぜ、こういった変更が行われたのだろうか?また、元々Permanent領域に格納されていた情報は何処にいってしまったのか?JVM付属のツールにどういった影響があるのか? 今回の記事ではこの点をまとめていこうと思う。 なお、HotSpotVMのメモリモデルについて詳しくない方は、先にこちらの項番(「補足 – HotSpotVMのメモリ構造概説)を読んでいただくとスムーズに読み進められるだ
やあ、3月に延期になったとはいえ、Java 8リリースが具体化してきましたね。 もうこれで、Lambdaがはずれるとかいうことはなさそうです。 ところで、Java 8で関数型っぽいことができるようになってうれしいのですが、ちょっと記述が冗長です。ということで、短く書けるおまじない考えてみました。 Function型 さて、まずはJava 8で標準で入ったFunction型をみてみましょう。パッケージ名まで含めるとjava.util.funciton.Functionです。 こんな感じで使います。 Function<String, String> enclose = s -> "[" + s + "]"; Genericsでの型指定の最初が引数、あとが戻り値の型です。ここではStringをとってStringを返す関数としてencloseを定義しています。 これを呼び出そうとすると、こんな感じ
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