ジャコ・ヴァン・ドルマル監督のベルギー映画『神様メール』を見た。 舞台はブリュッセル。神はブリュッセルに実在し、アパートで旧式のコンピュータを使って人間の運命を管理していた。神はサイテーなヤツで、妻や娘にはつらくあたり、人間たちにはたちの悪いイタズラばかりしている。長男であるJC(つまりイエス・キリスト)はこんな親父に愛想をつかして出ていってしまったし、10歳の娘エアもあまりに親父がひどすぎるので反逆を決意。人間全員に余命を教え、外の世界に出かけて行って自分の使徒をさがすことにする。エアはホームレスのおじいちゃんヴィクトールを福音記者(?なのか?)として選び、使徒としてテキトーに6人を選ぶ。この6人は皆ひとくせある人々で、余命を知った後には殺し屋をはじめたり、女遊びにうつつをぬかしたり、男の子から女の子になったりするが、使徒となって人生に変化が… とにかくヘンな映画だが、キリスト教神学とか