前回 本当は前回説明した順に考察を書こうと思っていたのですが、7回目視聴後に考えが変わった部分とわかりやすさを考慮してTVアニメ版についてと1、2をまとめて書くことにしました。 以下、劇場版だけでなくTVアニメ版スタァライトおよび舞台版、スタリラ新章に至るまでのスタァライト全般の重大なネタバレを含みますので嫌な方はブラウザバックをお願いします。 全体の流れ 私は今回の再生産総集編に対する答えは ロンド・ロンド・ロンドという作品はテレビアニメ版とは別のものであるという考えに至りました。 これを詳しく見ると、今回のロンド・ロンド・ロンドをふまえてアニメ版スタァライトというものを TV版の流れがななの運命の舞台であり ロンド・ロンド・ロンドとは華恋の運命の舞台であると考えました。 時間の流れとしては出来事順と時間順でみると以下のようなものになると言うことです。 そして、タイトルであるロンド・ロン
少女☆歌劇レヴュースタァライトのアニメがめちゃめちゃよかったウオオオ! 最終話もよかったウオオオオオ! 勢いで12話中心に全体の感想・解釈を書きなぐりました。熱量を感じてください。 (2019年1月追記:たまに少し情報の更新とかしてますが、基本的にアニメ12話を見た2018年9月の内容のままです。よってその後展開された情報とは違う部分もあるかも) ☆見てない人へ 完全ネタバレなので、まだ見てない人はぜひ見てきてくれよな! スタァライトは、舞台ミュージカルとアニメの並行プロジェクトです。両方あってハードル高いかと思いきや、私はアニメが六話くらいまで放送終わってから見始めたし、ほぼアニメしか見てないのに超盛り上がっているので、新規でも問題ないぜ! 第一話は公式Youtube Chで常時無料公開中、二話目からは色んな配信サイトで配信されてます。 個性の強いアニメだけに、いきなりついていけないと感
『∀ガンダム』最終話「黄金の秋」についての記事には、ありがたいことに多くの反響をいただきました。 惑星の午後、僕らはキスをして、月は僕らを見なかった。<『∀ガンダム』最終話「黄金の秋」より> 嬉しいことに旧友も記事を見て感想をくれましたが、彼によると、私の記事は根本的な論点がずれているという。子供の頃から、一緒に富野アニメを見て育ち、語りあってきた友と、意見の相違が生じてしまっていたというのか?で、その論点のずれとは? 友人「"別れのキス”…あの場面の問題は…キスのとき、舌が入っていたか、いないか。それだけだよ」 ……女王の目の前でどんなプレイなんだよ…。 彼は私が見えないロランとソシエの口内(奥)が見えるということか…。すばらしい能力だ。 さあ、みんなも行こうぜ。セルの向こう側へ! 今回は、『∀ガンダム』記事の補遺拾遺として、その後のいくつかのこぼれ話や連想などを拾ってみたいと思います(
どうも。毎度のお運び、ありがとうございます。 今回の記事更新でおそらく、当ブログの累計PVが100万アクセスに到達します。 読んで下さった・下さっている皆様、感謝します。ありがとうございます。PVが少なくても書き続けるつもりですが、やっぱりアクセス数が多くて、反応があったりすると、励みになります。 今後も時たまお寄りいただければ、大変嬉しく思います。 さて。今回は。 『∀ガンダム』のラスト、『月の繭』と共に流れる6分間、奇跡の6分間とも呼べるあのシーンを、もう1度咀嚼してみる記事です。 DVD13巻では、40分36秒から46分30秒までの、およそ6分間。 この回の絵コンテは富野(斧谷名義)と川瀬敏文さんですが、この6分間はまあ、富野の仕事でしょう。 では一緒に振り返っていきましょう。 まず最初、画面は車中から始まります。 キエルとディアナが楽しそうに話しているのを、つまらなそうに横目で見て
『推し武道!音楽インタビュー』の第3弾は、劇中でバックに流れる曲を作る「音楽」を担当する日向萌さんと、寺田悠輔プロデューサーの対談! 日向さんは、このインタビュー連載でちょくちょく聞くフィルムスコアリングという手法で音楽を作った方。実際にはどのように製作したのか! そして4月1日には日向さんの作った音楽を集めた『推し武道』サウンドトラックが発売される。それまでの予習として、このインタビューをお届けします。 オタ活が役に立った! ――日向さんは「音楽」とクレジットされています。音楽というのはアニメの中でどういった内容を担当されているんでしょうか。 日向 大まかに言うとアンダースコアといって、映像の後ろで流れている劇伴音楽と言われてるものを作っています。映像を見ている方々にとって状況とか心情がよりわかりやすくなるように、場面に寄り添う音楽というのを書かせていただいています。 ――寺田さんが日向
ディアナ・ソレル単語 77件 ディアナソレル 1.6千文字の記事 0 0pt ほめる 掲示板へ 記事編集 概要地球帰還作戦の目的関連動画関連項目掲示板ディアナ・ソレルとは、テレビアニメ「∀ガンダム」に登場する架空の人物であります。 声優は高橋理恵子さんです。どうぞよしなに。 概要 月を統治する女王。通称、ディアナ様、女王陛下、女王様など。見た目が若々しいためか姫様と呼ばれることもある。人工冬眠を繰り返して何百年もの時を過ごしているという。地球帰還作戦のためにディアナ・カウンターを率いて地球へ降下し、地球の領主達と交渉を始める(物語の始まる約100年前にも一度地球に降り立っていたらしい) 自分に容姿が瓜二つなキエル・ハイムに興味を持ち、悪戯心で互いの服を交換、成り行きでそのまま互いの立場も交換して過ごすことになる。幾たびかキエルと立場を交換する中でアグリッパ・メンテナーの裏切りを知り、再び月
当ブログのメインコンテンツ。富野アニメの作品別の記事リスト、リンク集です。 初めて誰かのブログをのぞいたとき、自分も良く知ってる作品についての記事を見て、どのような考えを持っているのか推し量ることってありますよね。その意味では、ここに並べた記事は私のよい自己紹介になるかと思います。 初めての方は好きな(知っている)作品の記事、または、記事タイトルの後ろに表示されている、はてなブックマーク数の多いものなどから読んでみてはいかがでしょうか。 『機動戦士ガンダム』 ニュータイプほどステキな戦争の道具はない <機動戦士ガンダムでのお約束と言い訳> ガンダムにとって「ニュータイプ」とは何でしょう?私の答えは「戦争の道具」です。 という、ガンダム、富野アニメへの基本スタンスが分かる自己紹介代わりの記事。 これを読んでいただけると、このブログの富野アニメ記事が大変分かりやすくなると思うのですが、ただひと
物語の最後で、∀ガンダムはターンXと相討ちのような形となり、繭玉のようなものに包まれて眠りにつきました。 『∀ガンダム』において「繭」と「蝶」といえば、これを最初にイメージする方も多いでしょう。 では、これこそが「月の繭」の正体なのでしょうか? ディアナは月の女神 本編に登場しているわけですから、それらがもちろん「蝶」と「繭」であることには間違いありません。 ただ、ここでは他の可能性も考えてみましょう。 そのヒント。歌詞の中の「あなたの森」について、kaito2198さんはこう書いていらっしゃいます。 「あなたの森」というのは、『∀ガンダム』のモチーフの一つでもあった「金枝篇」で取り上げられた「ディアナの森」のことだろう。神話においてディアナは月の女神である同時に森を司る女神でもある ディアナは月の女神であり、月の象徴でもあります。 それでは月=ディアナとして、曲名の「月の繭」を「ディアナ
twitterではさまざまな話題が流れてくるので、きっかけをもらえるのは腰の重い私にはとてもありがたい。この記事は、すばらしい『∀ガンダム』語りに触発されて、twitter上でつぶやいたものを仕立てなおしたものです。 『∀ガンダム』最終話エピローグの、さらに限られたわずかな場面についてだけのお話。 『∀ガンダム』のラストは、『月の繭』が流れる中で展開される奇跡的なエピローグ。 その中で、月の女王ディアナ・ソレルと静かな生活を送ることになるロラン・セアックと、彼が仕えるハイム家のお嬢さんソシエ・ハイムとの別れが描かれる。 ちょっと参照として、YouTubeで動画を探してみた。 ※あくまですでに見た方への確認用として。未見の方はここだけ見ても無意味なので本編を見ましょう。 冬の雪夜の別れのシーン。 ハイム家の門前に停まっている車と2人の人影。 ひとりは、別れを告げにきたロラン。 もうひとりは、
アマゾンのプライムビデオで『ターンエーガンダム』が公開されていた。もう何度目かわからないけれど、劇場版(地球光/月光蝶)を通して見た。 好きなシーンがたくさんある映画だけれど、物語の最後もそのひとつだ。戦争が終わり、ひとびとはまた平和な生活に戻ってゆく。後半で悪役っぽい立ち回りを演じたグエンの表情も悪くない。パン屋も記者も繁盛だ。 そうした群像のなかで、ソシエお嬢様だけは少し表情が暗い。雪の中、突然ロランとキスをする。何やら別れのシーンのようでもある。そのあと、ソシエは大声をあげながら自転車で山道を駆け下り、ロランの金魚のおもちゃを川に投げ入れる。 昔から、このキスの意味がよくわからなかった。なぜ二人は最後の最後でキスをして別れたのか。 二人にもお互い淡い恋心のようなものがあったのかもしれない。深入りすることなくお別れのキスだけして、ソシエはロランのことを吹っ切る。「わー」とか自転車で叫ん
タイトル■特集:∀~新しい夜明ケ~ 書き手 ■中村孝太郎+谷田俊太郎 1999年春から2000年にかけての約1年間、 「∀ガンダム」というアニメーション作品が ひっそりと放送された。それは「まったくガ ンダムらしくない、まったく新しいガンダム」 だった。我々はかつてない感動を味わった。 そして今年2002年、待望の映画化!2月9日 から劇場版∀ガンダム「地球光」「月光蝶」と いう2本の映画が同時公開される。 だが一般的にはあまり知られていないこの作品。 正直、観客動員が非常に心配…。ということも あり、我々は勝手に立ち上がったのだった! 「一人でもいい!この機会に多くの人に見てほ しい!」そんな願いを込めて。 ちなみに「∀」は「ターンエー」と読みます。 ■ バックナンバー ■ <とりあえず企画会議(?)の模様から> <01> 「ガンダム」という障害 <02> 何にも似てない/新しい未来の姿
『機動戦士ガンダムNT』の脚本を手掛けた福井晴敏氏にお話を伺った。「技術の進化がもたらす弊害」「終身雇用が壊れた後の若者」「憧れの大人像の不在」など、話題は多岐にわたった 皆が知りたい「ニュータイプって何?」がわかる最新作『NT』 長きに渡り人々に愛され続けている「ガンダム」シリーズ。なかでも、富野由悠季監督が手がけてきた『機動戦士ガンダム』『機動戦士Zガンダム』『機動戦士ガンダムZZ』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』等の「宇宙世紀」を舞台とした作品群は、長い歴史の分だけファンの思い入れも深い。 この宇宙世紀ガンダムの物語を再起動する責務を担ったのが作家の福井晴敏氏。『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』で小説執筆とアニメのストーリーを担当、2018年には続編となる最新作『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』を世に送り出した。 『機動戦士ガンダムNT』では、暴走事故で消息不明になっていた
【イベント名】TVアニメ『やがて君になる』 トークイベント『終着駅のその先へ』 【開催場所】新宿ロフトプラスワン 【開催日時】2019年2月26日 19:30~22:30 ★前語り 2018年10月~12月まで放送されていた、TVアニメ『やがて君になる』の製作者6名によるトークショーイベントが、新宿ロフトプラスワンにて開催されました。あまりに濃密な3時間でした。今回はその一部始終をレポート形式にてまとめさせていただきます。本レポートを読んで頂きたい方は以下の通りです。 ①今回、来たくても来れなかった方 ②今回された方のための備忘録として ③やが君アニメまたは原作に触れたことがあり、興味がある方 今回のトーク内容は、本当に密度・純度の高い情報が散りばめられていたため、「創作物を制作する」という行為を行っている人にとっても、今回の記事の内容は参考になると断言できるものになっています。 当日の
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