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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (11)

  • コロナ感染で人格が変わる? 脳研究でわかってきたこと

    フォトジャーナリストのジャラル・シャムサザラン氏は、アルツハイマー病と闘う父の姿を記録した。写真は、母が父に、ここは父自身が若い頃に建てた家なのだと教えているところ。神経科学者らは、新型コロナ後遺症の症状の一部がアルツハイマー病などの神経変性疾患の症状と似ている点に注目している。(PHOTOGRAPH BY JALAL SHAMSAZARAN, NVP IMAGES) 2020年の前半、新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増加していた米ニューヨーク市で、尊敬される救急医ローナ・ブリーン氏が自死した。49歳だった彼女は、ニューヨーク長老派アレン病院の医長を務めており、聡明で、精力的で、有能な人物と評価されていた。精神疾患の病歴はなかったが、新型コロナに感染したことで状況は一変した。 ブリーン氏は同年3月18日に発症し、10日間の闘病を経て仕事に復帰した。しかし家族は心配していた。氏が混乱し、

    コロナ感染で人格が変わる? 脳研究でわかってきたこと
    AFCP
    AFCP 2022/01/25
    このあたりは COVID-19 に限った話ではないのかもしれないな。 PANDAS はすでによく知られているけれど、他にもたくさんあるんだろうな。感染の歴史の積み重ねが人(の一部)を作っているのかもなあ。
  • 第122回 知られざる子どもの不眠症、とても苦しい「特発性不眠症」とは

    “不眠”と聞くと中高年の悩みと思われがちだが、特段の原因が無いにもかかわらず、小さい頃から不眠に悩み続ける子どもがいる。子どもは長く深く眠るもの、早く寝床に入るのが当たり前、寝るのを嫌がれば“夜更かし”と決めつけられることが多いが、大人と同じように睡眠問題を抱えて苦しんでいる子どもがいることをご存じだろうか。 確かに実数から言えば、不眠症患者の大部分は高齢者である。国内で処方される睡眠薬の7割以上は60歳以上が服用している。加齢によって睡眠の質が低下するほか、夜間の痛みや痒み、頻尿などが加わるため、高齢者では不眠が生じやすい。かかりつけ医に相談すると、睡眠薬を処方されるといった次第だ。 働き盛りの40代、50代も職場や家庭内のストレスなどを契機に不眠が生じることがあるが、その多くは数日〜数週間で自然に治る。夜勤(交代勤務)による不眠が多いのもこの世代である。更に若い20代や30代の若い世代

    第122回 知られざる子どもの不眠症、とても苦しい「特発性不眠症」とは
    AFCP
    AFCP 2021/02/13
    医療者ではない人に特発性の概念を説明するのもなかなか難しいのだよな。「寝落ち」という入眠技法があう子どもがわりといるのじゃないかと思うけど。学術的根拠はない。自分の入眠は寝落ち一択なんだが。
  • 第102回 発達障害の睡眠問題、実はほぼ半数が悩む

    子供はスヤスヤとよく眠るイメージがあるが、実は大人と同様に睡眠問題に悩まされている子供が(親が)かなり多い。日の小学生にあたる就学児童を対象にした国内外の疫学調査でも、実に約4分の1の児童が何らかの睡眠問題を抱えていることが明らかになっている。その内訳も、夜型生活による睡眠不足や起床困難などいわゆる睡眠習慣の問題だけではなく、不眠症、過眠症、睡眠時無呼吸症候群、睡眠時驚愕症(夜驚)、夢中遊行(いわゆる夢遊病)など多種多様な睡眠障害がみられる。 とりわけ睡眠問題が多く見られるのは「自閉症スペクトラム障害(ASD)」や「注意欠陥多動性障害(ADHD)」などの発達障害のある子供たちであり、その頻度が50%以上に跳ね上がる。これは一般児童の約2倍にあたる高頻度である。なぜ発達障害のある児童では睡眠問題が多いのか、その理由はほとんど明らかになっていない。発達障害で機能異常が疑われている神経ネットワ

    第102回 発達障害の睡眠問題、実はほぼ半数が悩む
    AFCP
    AFCP 2019/04/13
    眠気の説明であるとともに、過集中による睡眠不足の説明にもなっているかも。確かに "そもそも「眠気」の定義とは何か" という話でもあるな。
  • タコに合成麻薬を投与、驚きの結果とは、研究 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    最新の実験で使われた種と同じ、カリフォルニア・ツースポットタコ(Octopus bimaculoides)。(PHOTOGRAPH BY DAVID LIITTSCHWAGER, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) アンフェタミン類の合成麻薬で、俗に「エクスタシー」と呼ばれるMDMAをタコに投与すると何が起こるのだろうか。米ジョンズ・ホプキンス大学の科学者たちによると、このドラッグに対してタコが見せた反応は、人間とかなり共通していたという。したがって科学者らは、人間とタコの脳は特定の社会的行動に関して同様の仕組みになっていると結論付けている。この研究結果は、9月20日付けの学術誌「カレントバイオロジー」に発表された。(参考記事:「覚醒剤、違法薬物と環境・資源問題」) しかし、気分を変える効果のある薬を、疑うことを知らないタコに与えていいものだろうか? また、系統的に

    タコに合成麻薬を投与、驚きの結果とは、研究 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
    AFCP
    AFCP 2018/09/26
    "研究のためには、タコにとって最大限の負担をかけることもあると思いますが、それでも、食べられるときよりは丁寧に扱われるだろうと言えます"
  • ウサギ30匹以上が毒殺される、犯人不明、米ネバダ

    ネバダ州が運営する児童精神科の施設で放し飼いにされていたウサギの死体。この場所では800匹以上のウサギが暮らしており、その多くは捨てられたペットだ。そのうち30匹が毒殺されているのが発見された。(PHOTOGRAPH COURTESY OF BUNNIES MATTER) 毒殺されたウサギ数十匹が発見された。2月18日、米ネバダ州ラスベガスにある児童精神科施設デザート・ウィロー・トリートメント・センターの外でのことだ。 同センターでは数年前、患者の癒やしになればと考え、ウサギ2匹を放し飼いすることにした。2匹は繁殖し、その子供たちも繁殖した。すると、人々が引き取り手のないペットのウサギを連れて来るようになった。今では、専門のボランティアグループが結成され、ウサギたちの餌やりから世話、救助までを担っている。グループは数百匹のウサギを収容できる保護区をつくり始め、完成に必要な資金をほぼ調達し終

    ウサギ30匹以上が毒殺される、犯人不明、米ネバダ
    AFCP
    AFCP 2018/02/24
    アメリカの児童精神科医療施設での事件らしい。背景がえらく複雑だな。
  • シーザー・ミランに、皆からの質問を聞いてきた!

    1. 犬と暮らすにあたり、心掛けるべきことは何でしょうか? まず、犬は人間と同じようにものを考えないということを覚えておいてほしい。頭脳の仕組みがもともとちがっているんだ。それを無視して人間と同じ感情を当てはめたり、人間の子どものように接しているとトラブルになる。 例えば、ごほうびを与えていいのは、犬が適切な行動をして、しかも穏やかな状態のときだけ。いちばんだめなのは、興奮した犬を静めようとして抱きあげたり、なでたりすること。犬は「飼い主がいまの態度を気にいっている」と受けとめて、攻撃やおびえの行動がさらにエスカレートする。むしろ必要なのは、飼い主の穏やかで毅然としたエネルギーだ。興奮にむやみに同調するのではなく、あるべき態度をお手として示してやれば、犬はあっというまに落ちつくんだ。 2. 人間が犬に見習うべきことをひとつ挙げるとしたら何でしょうか? 人間が見習えることはたくさんある。ま

    シーザー・ミランに、皆からの質問を聞いてきた!
    AFCP
    AFCP 2017/09/20
    " 世界中にファンをもつ凄腕ドッグトレーナーのシーザー・ミラン" への Q&A 。いろいろ面白いなあ。
  • ブツブツ恐怖症の原因に新説、トライポフォビア

    熟したハスの花床と熟していないハスの花床。トライポフォビアのコミュニティーでは、ハスの画像がよく共有されている。(PHOTOGRAPH BY GEORGE GRALL, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) 小さな穴の集合体を恐れるトライポフォビアの原因に関する新たな仮説が提示された。 言葉自体は聞いたことがない人もいるだろう。だが、トライポフォビアはインターネットで最も話題にのぼる恐怖症の一つかもしれない。ギリシャ語で「穴掘り」を意味する「トライポ」と、「恐怖症」を意味する「フォビア」を掛け合わせた造語で、小さな穴や斑点などの集合体に対する恐怖を意味する。(参考記事:「【閲覧注意】一挙紹介、子どもを背負う動物たち」) この言葉が米国で広まり始めたのは2009年。米ニューヨーク州立大学オールバニ校の学生が、この恐怖症であるかどうかを自己診断できるFacebookページ

    ブツブツ恐怖症の原因に新説、トライポフォビア
    AFCP
    AFCP 2017/07/18
    "すべての恐怖症はある程度、進化による適応から生じているという話です。そのため、(トライポフォビアは)本物の恐怖症だと思われます"
  • 第3回 覚せい剤の乱用文化は日本起源だった

    さんが所属する国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所は、研究所とはいえ、病院も併設しており、松さんは臨床の仕事をしつつ、治療プログラムの開発と普及を行う立場だ。 治療対象は、もちろん、流行り廃りはありつつも、覚せい剤依存が一番大きなものだという。お話を伺った2017年2月末の時点では、7割方が覚せい剤とのことだった。 ここまで乱用される覚せい剤には、どんな背景があるのだろうか。 「実は、覚せい剤、つまりアッパー系の元気が出るいけない薬物は、ほとんど日独自の乱用文化だったんです。1800年代の終わりに東京帝国大学の薬学部の教授が、喘息の薬として開発したものですし、戦前ではうつ病の治療なんかにも使われていました。第二次世界大戦中には、軍需工場で夜通し働かせたり、神風特攻隊の人たちがそれをキメて突っ込んでいったり、軍需品として使われました。戦争が終わってその軍需品が放出される中で、

    第3回 覚せい剤の乱用文化は日本起源だった
    AFCP
    AFCP 2017/04/12
    "大学医局の誰もが依存症の専門病院に行きたがらなくて、これじゃ決まらないということで、じゃんけんを提案したら、提案した私が負けてしまったっていう経緯です"
  • 第2回 “覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?”の弊害

    覚せい剤をはじめ、違法な薬物の事件報道が時おり世間を騒がせる一方で、薬物依存症は治療が必要な病気でもある。それはギャンブル依存症などでも変わらない。では、依存症はどんな病気で、どんな人がなりやすく、どうやって治すのだろうか。日における薬物依存症の治療と研究のパイオニアである松俊彦先生の研究室に行ってみた!(文=川端裕人、写真=内海裕之)

    第2回 “覚せい剤やめますか?それとも人間やめますか?”の弊害
    AFCP
    AFCP 2017/04/12
    "予防教育もいきすぎると、リスクの高い子たちのリスクをより高くする。そういう弊害もあるんです"
  • 第1回 依存症は厳罰主義では解決しない

    薬物依存、とりわけ、覚せい剤の乱用は、現在の日社会におけるひとつの大きな問題だ。 厚生労働省によれば、平成になってからの四半世紀、覚せい剤取締法違反で検挙された人数は時に2万人、近年、減少傾向にあるとはいえ毎年1万人以上を数える。これは、違法薬物の中で圧倒的な1位で、2位の大麻にくらべて常に数倍にのぼる(いずれも輸出入や製造・栽培についての検挙も含まれているので、単純に使用したことで検挙された人の数ではないことには留意)。 社会的な関心も大きい。 例えば、芸能人が、覚せい剤を使って逮捕されたとする。 ワイドショーはもちろん、ニュース番組ですら、時に政治や国際問題よりも多くの時間をさいて伝える。スポーツ紙や週刊誌は、さらに強い関心を寄せるかもしれない。 「転落への道」「心の闇」などといった紋切り型の言葉を使い、「信頼を裏切った」「ファンに申し訳が立たない」と断罪することも多い。 「いち早い

    第1回 依存症は厳罰主義では解決しない
    AFCP
    AFCP 2017/04/12
    ナショジオってこんな記事も載るんだ。"彼らが人に頼らないのにはわけがあるんです。多分、これまでの人生の経験の中で、人は信じられないとか、人は裏切るよなって経験をしてる"
  • 【研究室】「研究室」に行ってみた。 行動遺伝学・教育心理学 安藤寿康

    見た目はホントにそっくりな双子。それってつまり遺伝子が100%同じ一卵性双生児なわけだけど、性格や気質も見た目ぐらい同じなの? 違うとしたら、どのぐらい? もっと言うと、個人の形成に遺伝と環境はどんなふうにかかわっているのだろうか――。双子を対象として、遺伝と環境が人間に与える影響を調べる「双生児法」により、これまで7000組以上の双子を調査してきた安藤寿康先生の研究室に行ってみた!(文=川端裕人/写真=的野弘路) 第1回 遺伝か環境か、それがモンダイだ 2012年1月23日

    【研究室】「研究室」に行ってみた。 行動遺伝学・教育心理学 安藤寿康
    AFCP
    AFCP 2013/03/21
    双生児研究をめぐる諸々。"第1回 遺伝か環境か、それがモンダイだ" "第2回 「知能指数は80%遺伝」の衝撃" など。
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