本学外科学講座教授大木隆生氏がメディアなどを通して発信している内容は個人的見解であり本学の総意ではありません。 慈恵大学病院は引き続き行政と連携してCOVID-19診療に対して最善を尽くしてまいります。 東京慈恵会医科大学附属病院 病院長 井田 博幸
私はライフワークとして、不祥事に関わる第三者委員会の調査報告書を読んでいます。 すき家(2014):日本マクドナルドが11年ぶりの赤字?「すき家」のゼンショーは創業来初の赤字?月次売上から業績を読み解く 東芝(2015):東芝の「チャレンジ」を一目で察することができる、あるグラフ 上越地方の県立高校のいじめ(2016)スクールカースト上位のいじめ加害者に対して、人格と行為を明確に分けた配慮ある指導を私ならできたのだろうか 横浜市の小中校のいじめ(2017)原発事故で横浜市に自主避難していた男子生徒への「いじめ」に関する第三者委員会の報告書を読んで思ったこと スルガ銀行(2018)スルガ銀行とサブプライムローンと、麻の木の忍者修行と子どもの抱っこ 日本体操協会(2018)宮川紗江選手(19)への塚原夫妻(70,71)によるパワハラ疑惑に関する第三者報告書を読んだ感想→「体操協会が儲からないの
東京医科大学の文科省からの助成と入学試験の不正について、東京医科大学が田辺総合法律事務所に依頼して作成された内部調査報告書が公表されていたので、ささっと読んでみました。 文部科学省大学支援事業と入学試験における不正問題に関する内部調査報告書の受領について | 東京医科大学 入試の不正の方法は色々あって、一次試験での特定の受験者への底上げと、二次試験の小論文(100点満点)での以下のような一律の加算が行われていたようです。 ※内部調査報告書(p.22)より 企業でも3浪以上は採用しないという話がまことしやかに出回っていますが、それと類似することが入試でも行われていたわけですね。ただし、女子は浪人関係なく一律加算なし! それで、東京医大での入試不正がどれくらい昔からあったかというと、 臼井氏が入試委員会のメンバーであった平成 8 年より後のころ、東京医大では、入試の合否判定に関する教授会では受
女子に不利な大学がある・・・!? 上のランキングにある数字を多いと見るか少ないと見るかは個人によって違うと思いますが、30年前の医学部における女子学生の割合が10%程度であったことを考えると、間違いなく女子医学生の割合は上がっています。 公然と女子の合格者を下げることはしなくても、女子が苦手にしがちな数学の難易度を上げたり、女子が比較的多く選択する生物の難易度を上げる、面接の配点を下げるなどにより間接的に女子の合格率を下げている大学もあるようです。 しかし、逆を言えばその大学の出題傾向をきっちり押さえておき、点数を取りさえすれば、女子だからという理由で落とされることはありません。女子に女子比率が少ないからという理由で嫌厭するのではなく、しっかりその大学の入試問題研究を行いましょう。
はじめての解剖実習。 白い半透明なビニールにつつまれて、遺体が各テーブルの上に置かれている。 あー、これが…と、そのときはまだ平気だった。 しかしよく見ると中に白く干からびたような足の先がみえる。 うっ、と気分が悪くなった。 ビニールの覆いのチャックはあけられないな・・・と思った。 みんなが席について、教授が軽く説明をした。 うちの大学ではC大とは違いセレモニーなどはなくいきなり始めるらしい。 今日がオリエンテーションだけだと思っていた私にとって、二重の驚きだった。 黙祷の際には混乱せずにはいられなかった。 初めの数秒は無心で黙祷していたのだが、考え始めてしまうとお願いしますだとか、ありがとうございますだとか、すみませんだとか、さまざまな感情が渦巻いてくる。 結局は大切に勉強させていただきますと「彼」に誓い、それから再び無心になろうと努力した。 さて、解剖がはじまる。 Aがあっさりとチャッ
医者なんだけど、俺はそのタイプだった。 しかし、入ってみると泣くほど勉強がキツイ。 高校生までは正直勉強しなくても勉強ができたタイプで、社会はセンターだけ政治経済みたいなごまかしみたいな分野で乗り切って。英語は読解はできるけど知識問題はまったくできない。数学や物理や化学でトップくらいの点数で受かる。という感じだった。そういえば高校受験も社会は0点近くだった、『徳川家康』の漢字がかけないレベルでほぼひらがなで書いたから。 暗記が超絶苦手で本当に覚えられない。ずーっと学年最下位近かった。医学部は進級するのがかなり大変で勉強できなきゃ即落とされる。 周りの先生たちは、患者さんの気持ちを考えられるのが大事とか、卒業したら学生の頃の順位は関係ないという。が、1回留年した時は本当に地獄だった、2留即退学、これまでの人生パーという不安がヤバカッタが、とにかく暗期ができない。こんな苦しいのに横できれいごと
大人気コーナー「高校生のための教養入門」。今回は国立病院機構新潟病院の副院長で、脳神経内科医の中島孝先生にお話を伺いました。人はいつか治らない病気にかかって死んでしまうのだから、治らない病気こそ診たいと語る中島先生。臨床現場で数多くの治らない病気をもつ患者さんと接するうちにたどり着いたのは、「完全に良い状態」を「健康」とするWHOの健康概念は間違っているという発見と、ナラティブに基づいた医療こそ必要だということでした。なぜWHOの健康概念は間違っているのか、そしてナラティブとは? 驚きに満ちあふれたインタビューをお読みください。(聞き手・構成/金子昂) ―― 最初に自己紹介もかねて、先生のご専門についてお話いただけますか? 私は脳神経内科の医師として臨床をしながら、ニューロサイエンスという脳・神経・筋についての研究をしています。脳神経内科は、脳こうそくや脳出血、頭痛、脊髄や末梢神経の病気は
胎児の大量放置が判明した神奈川歯科大学=神奈川県横須賀市稲岡町 学校法人神奈川歯科大学(神奈川県横須賀市)の教授だった元理事長(76)らが、死亡した胎児約1700体を集めたまま長年、放置していたことがわかった。主に1960〜70年代に病院から引き取った中絶胎児とみられる。元理事長は「大学の指示で、学生の解剖実習用として集めた」と説明している。 法律や、日本産科婦人科学会の見解は、胎児を丁重に取り扱うことを求めており、長期間の放置は倫理上の観点から問題となる可能性がある。学校法人は今年10月末、長期間の放置を重くみて、学内に調査委員会を設置。調査委は今後、元理事長から事情を聴く方針だ。 同法人などによると、妊娠7カ月程度までの胎児がホルマリンの混合液に漬けられ、大学内の倉庫で保管されていた。法的な規定がない12週未満の胎児も含まれていたという。 元理事長が同大学の教授を辞めた後の20
Twitter / 松尾琢磨(まつおたくま): 中途採用の書類選考中なう。印鑑を斜めに押してる人、写真を貼ってない人、貼ってあっても、まっすぐに切れてない人。。。この人たちは、本当に採用して欲しいと思ってるんだろうか??(https://twitter.com/matsuotakuma/status/16515731963) うーん。中途採用とはちょっと違うけども、大学の再入学の話をさせてください。自分は、とある国立大学の医学部で教員をやっている。近年、医学部再入学(学士編入)の試験に関わって、入学願書の書き方にいろいろ感銘を受けたのでそのことを。あ、自分は選考にはノータッチだったです。 うちの医学科の再入学には、200人くらいの応募があったと思う。採用は5~10人。不景気で受験者激増しており、狭き門だ。3年次編入なので応募者は学士以上。まあ、半分は東大京大慶応。若干、理系が多かったかな。
橋下府知事が「大阪府立大学は不要なのでは?」と言ったとか言わないとか、という報道を聞いて、「たしかに要らんよね」と思った。そしたら知人が言った。「府立大どころか、国立大学だって半分くらい要らないと思う」と。 で、ふたりで「国立大学って何校必要?」って勝手に考えた。そもそも現時点で何校あるのかも知らなかったので文部科学省のサイトで一覧リストを見ながら考えた。放送大学を含め88校あるらしい。 「確かに多すぎ」と思った。公立大学(都道府県や市立の大学まである)を除いて、国立大学が88校なんて直感的に多すぎ。明らかに民業圧迫。 18歳人口はもうすぐピーク時の半分以下になるんだから、普通に考えれば大学の半分は不要になるはず。国公立が税金を背景に「赤字でも倒産しない」特権を振り回せば、私立大学にその分のしわ寄せが行きます。国も地方も財政赤字なんだから、率先して撤退すればすべて丸く収まるはず。 というわ
はてな匿名ダイアリーで以下のようなエントリーを見ると、自分の研究室でうつ病になった子を思い出して心配になる。 自殺すると研究室にお金が入る仕組みってないのかなぁ 気持ちの整理になるかもしれないので書いてみる 私は、卒業研究や修士研究で得た経験が今後の人生においていくばくかの役に立つと信じているので、卒業研究や修士研究を真剣にかつ楽しく行って欲しいと思っている。でも、一方で、卒業研究や修士研究は長い人生において、何回か登場するちょっとした進級試験でしかないことも理解している。だから、はっきりいって卒業研究や修士研究で自分の心や体を壊すなんていうのはあまりにももったいないと思う。 博士研究は別として、卒業研究と修士研究は成果ではなく努力を評価の対象としている。「でも、中間試問や最終試問とかでは成果について問いただすじゃないか?」という疑問もあろうかと思うけれども、それは、努力の度合いを成果を用
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