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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (22)

  • 麒麟も老いては・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    文春オンラインに伊藤隆氏のインタビュー(インタビュワー:辻田 真佐憲)が載っていて、あの(!)伊藤隆がこんなそこらのネトウヨじじいみたいなことばかり口走るようになったのか、といささか感慨深いものがありました。 https://bunshun.jp/articles/-/44645 というのも、彼の出世作ともいうべき伊藤隆『大正期「革新」派の成立』(塙書房、1978年)は、私にとっては近代日史を理解する基枠組みを与えてくれたであり、実を言えば私の『日の労働法政策』第1章で示している歴史観は、少なくともその戦前から戦中、戦争直後にかけての時代認識は、このによるインスピレーションを元に、ミクロな一つ一つの事実を積み上げて作り上げたものだからです。 おそらく今の若い人にとって伊藤隆という名前は「つくる会」の右翼じいさんというくらいの印象しかないかもしれませんが、それこそ当の意味で平板な

    麒麟も老いては・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2021/04/19
    “戦前は暗黒で戦後民主化して万歳・・・みたいな脳みそ付いとんのかワレと言いたくなるような、ベタな左翼史観が全盛だった頃に、それを根っこからひっくり返す”
  • 「リベラル」関係エントリ大公開 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    フランス人としてごく普通に育った女性が、日人マンガ家と結婚したために、アメリカ方言と日独特のニュアンスに満ちた言語に違和感を感じるのは、あまりにも当たり前なのですが、あまりにも日独自の言語空間にどっぷりつかったまるどめな人々には理解できないようです。 https://twitter.com/karyn_poupee/status/914071602450522112 海外では「リベラル」と言ったら「右側」という意味ですが、日では「左側」ですね。例えば、仏大統領マクロン氏は「超リベラル派」と言ったら「大企業と富裕層を重視する」という意味です。こんな批判は左側から来る。 だから日政治についての記事を書く時に説明しないと海外で誤解が生じる。 と、偉そうなことをいっている私だって、20年前にヨーロッパに勤務して向こうの言語空間を浴びていなかったら、多分多くのまるどめ諸氏と変わらなかったは

    「リベラル」関係エントリ大公開 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2017/10/01
    日本の左翼が経済的には右派なのは、むしろ「本義のリベラル」としては当然なのに、なぜかそこにソーシャルが結びつくからわけがわからなくなるという構図。
  • 人生100年時代構想会議 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    昨日、官邸で「人生100年時代構想会議」の1回目が開かれたということですが、大げさな割に何をしようとしているのかいまいちわかりにくいタイトルなので、そこに提示された「「人生100年時代構想会議」の目的と主要テーマ」を覗いてみると、いくつか興味深いトピックが載せられているようです。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/jinsei100nen/dai1/siryou.html http://www.kantei.go.jp/jp/singi/jinsei100nen/dai1/siryou3.pdf はじめに書かれたお題目はともかく、その次の「人生100年時代構想会議の具体的なテーマ」は次のようなものです。 ①全ての人に開かれた教育機会の確保、負担軽減、無償化、そして、何歳になっても学び直しができるリカレント教育 ②これらの課題に対応した高等教育改革※ ※大学に

    人生100年時代構想会議 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2017/09/12
    “ソーシャルな教育思想は毛嫌いするリベサヨ”この件に関しては濱口先生に異論があるのだけど、そういうソーシャルな教育を大学が担う必要があるのかと。
  • 玄田有史編『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    そのものズバリ、聞きたいことをそのままタイトルにしたです。曰く:人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか? https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766424072/ “最大の謎”の解明に挑む! 働き手にとって最重要な関心事である所得アップが実現しないのは、なぜ? 22名の気鋭が、現代日の労働市場の構造を、驚きと納得の視点から明らかに。 ▼企業業績は回復し人手不足の状態なのに賃金が思ったほど上がらないのはなぜか? この問題に対して22名の気鋭の労働経済学者、エコノミストらが一堂に会し、多方面から議論する読み応え十分な経済学アンソロジー。 ▼各章は論点を「労働需給」「行動」「制度」「規制」「正規雇用」「能力開発」「年齢」の七つの切り口のどれか(複数もあり)を中心に展開。読者はこの章が何を中心に論議しているのかが一目瞭然に理解できる、わかりやすい構成とな

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  • 反動的労働者階級? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    さて注目されていたオランダの下院選挙は、右翼の自由党は議席を伸ばしながらも第2党にとどまり、与党の自由民主党が議席を減らしながらも第1党に踏みとどまった、と報じられていてその通りなのですが、選挙結果を良く見ると、最大の敗者は38議席を一気に9議席に激減させた労働党であることが分かります。 https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/eu170316.pdf オランダ労働党といえば、労働組合出身のウィム・コックがむしろ福祉国家の見直し路線を進め、EUレベルではフレクシキュリティの唱道役を務めたことで記憶が鮮烈ですが、むしろ足下の労働者の支持を失い、その票が右翼に流れたという面があるようです。 例によって、ソーシャル・ヨーロッパ・マガジンには、「反動的労働者階級?」(Reactionary Working Class

    反動的労働者階級? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2017/03/17
    “西洋労働者階級の大部分は今や右翼ポピュリスト、デマゴーグ、人種差別主義者のまわりに結集しているようだ”日本も全く同じだよね(言っとくけど民進党や共産党や社民党に投票せいとは言ってないぞ)。
  • そんなに「近代」が嫌いなら・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    今朝の朝日の1面左側のでかい記事に、例の『日会議』の菅野完さんが噛み付いていますが、これは完全に同意。 http://www.asahi.com/articles/ASJDY5DR2JDYULZU005.html(経済成長は永遠なのか 「この200年、むしろ例外」) https://twitter.com/noiehoie/status/816430449266343936 しかし今日の朝日は酷いな。購読辞めたろかなと思うほど酷い。・・・「経済成長はえいえんなのか?」とかいう記事は酷すぎる。「朝日的なものが経済成長に懐疑的であること」の社会的罪悪を完全に理解してない。最低だよこれ。 https://twitter.com/noiehoie/status/816430986594422785 朝日の論説委員・原真人氏の記事らしいのだが、「経済成長してないとはいえない」として挙げられる事例が

    そんなに「近代」が嫌いなら・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2017/01/05
    暗黒の中世に戻ることを是とする朝日のお花畑は本当にひどい。
  • 本日の朝日社説on派遣がまともすぎる - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    派遣法の審議が始まりましたが、世間の認識はあまりにもレベルが低すぎて話になりません。昨晩もNHKラジオの「私も一言!夕方ニュース」に生出演してきましたが、冒頭から「通訳、秘書などの専門業務は云々」と、インチキな議論を前提にした説明から入るので、それがいかに法律制定当時から現実と違うものだったかを説明しなければなりませんでした。 一方で、3法則氏やそのまわりをうろつくイナゴ諸氏のように、労働条件をひたすら引き下げ、雇用を不安定にすれば解決になるかの如き暴論があたりをうろつき、まことに情けない状況であるなあ、と思っていたところ、今朝の朝日新聞の社説があまりにもまともすぎる議論を展開していて、思わず、「あれ?これって、オレが書いたんだっけ?」と思ってしまいましたがな。 http://www.asahi.com/paper/editorial.html 労働者派遣法改正案の国会審議が始まった。 派

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  • 昨日の講義で - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    法政大学公共政策大学院で秋学期の「雇用労働政策研究」という講義をやっているのですが、昨晩「労働人権法政策」の話で、学生たちと話しているうちに、在特会の言ってることはどうなの?みたいな話になっていったのですが、結局、戦後日ではまともに人種・民族差別を論ずるという形にならず、その代替物として国籍差別という形で論じられてきたことの問題もありそうです。 終戦直後に労働基準法が制定されたとき、来なら憲法と同様に人種が入るべきところで人種が入らず、代わりになぜか国籍が入っているのですね。 第三条  使用者は、労働者の国籍、信条又は社会的身分を理由として、賃金、労働時間その他の労働条件について、差別的取扱をしてはならない。 この点について、制定担当者の寺廣作名著は、 我が国に於いては将来人種問題よりも労働問題としては国籍問題が重要性を持つと考えられた為である。戦時中に行われた中国人労働者、台湾省民

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    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2014/10/31
    気が付かなかった。
  • 古市くん、チョーまともじゃん - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    例の「今後の経済財政動向等についての集中点検会合」に「有識者」として出席した古市憲寿さん。ネット上では誰の代表のつもりだ・・・とかなりな言われようでしたが、公開されたその議事録を読んでみると、実にまっとうな議論を堂々と展開しています。 冒頭「今日は、若いというだけで呼んでいただいたと思うので、できるだけ若者とか現役世代目線の利害を代表したようなことを言いたいと思う」と、謙遜めいた言い方をしていますが、どうしてわかってない下手な大人よりもずっと立派にまともなことを言ってますよ。 http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/tenken/01/gijiyoushi.pdf ・・・そもそもなぜ消費税を上げるのかという議論に対して、余り根的な議論がされていないように思う。すごく後ろ向きの意見が目立つと思う。 ・・・3点目が一番重要だと考える

    古市くん、チョーまともじゃん - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2013/09/04
    タイトルだけ見たらまた濱口先生の褒め殺しかと思ったらちゃんと褒めてた。
  • 週末を犠牲にしてでも取り組みたい仕事 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    「あごら」ですが、常見陽平さんが書いているので、そしてとても重要なポイントがさりげなく入っているので、ちょいとコメント。 http://agora-web.jp/archives/1454612.html(アップルが新入社員に渡すメッセージがブラック企業みたいな件) 常見さんが「吐き気を催す表現」とまで罵倒しているのが、この 週末を犠牲にしてでも取り組みたい仕事 って台詞です。 わたくしは、もちろん、 一見すると美談だが、人間には休息が必要である。「24時間働く」なんて大量の滋養強壮剤を飲まされたバブル期のサラリーマンみたいなことを言って酔っている場合じゃない。 という常見さんに賛成なのですが、それはもちろん、この台詞が労働者(いわゆるサラリーマンも当然含む)に向けて吐かれるという前提での話です。 経営者、あるいはむしろ企業家といわれる人々には、別の人生の見え方があり、考え方があり、生き方

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  • りべさよ人権論の根っこ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ユニオンぼちぼち リバティ分会(大阪人権博物館学芸課・教育普及課分会)のブログに、興味深い記述がありました。 http://unionbotiboti.blog26.fc2.com/blog-entry-308.html(権利と聞いて何をイメージしますか?) ・・・次に、今まで受けてきた人権教育、人権啓発の内容について質問します。 被差別部落、在日コリアン、アイヌ民族、障害者、パワーハラスメント・セクシュアルハラスメント、ジェンダー、人種差別など、その特徴は個別の差別問題があげられることです。 権利に対して抱いているイメージが抽象的か具体的かについては、そのおよそ7割が抽象的だったと答えてくれます。身近かどうかについても、6~7割程度が「身近ではない」に手を挙げます。 受けてきた人権教育・人権啓発を数多く書いてくれる人も中にはいるのですが、「働く権利」と書く人はほとんどいません。子どもでは

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  • 『本当は怖い昭和30年代』官庁報告書版 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    http://honz.jp/14850(当は怖い昭和30年代 ~ALWAYS地獄の三丁目~) 結構話題になっているようですが、ブログでも、1950年代の怖~~い一側面を切り取った官庁報告書を紹介したことがありましたので、この際またお出ししましょう。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-97de.html(年少者の不当雇用慣行実態調査報告@婦人少年局) 旧労働省の婦人少年局というところは、むかしは非常に熱心に女性や子どもたちの労働実態の調査をやっていたのです。とりわけ、今ではほとんど忘れ去られているでしょうが、年少者の不当雇用慣行について、1950年代の半ばごろにその実態を暴いた報告書は、東北地方、九州地方、近畿地方、関東甲信越地方の4分冊として、刊行されています。 おそらく今では役所の中でも誰も知らないであろう

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    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2012/09/26
    こういう「労働」を当然と思ってる自己責任論が、生活保護受給批判と結びつくんだろうね。
  • 上西さんの授業でハロワの解説 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    上西充子さんの授業にハローワークの職員とPOSSEのスタッフが来たとのことで、上西さんが連続ツイートで前者を紹介しています。 ハロワ求人と民間就職支援サイトがどこがどう違うのかについて、詳しく説明されていて、大変ためになりますので、こちらで自主トゲ。 http://twitter.com/mu0283/status/218514469339410432 昨日6/28、授業にハローワーク(以下ハロワ)職員の方とPOSSEスタッフの方を迎え、ハロワ求人の見方のポイントとハローワーク活用法をうかがった。以下とりあえず25連投。話の内容そのままではなく、私が解説を随時補っています。 http://twitter.com/mu0283/status/218514512783998976 ハロワ1:まず大学生向けのハローワーク求人サイトは「大卒等就職情報WEBサービス」http://job.gakus

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  • 評価経済の霞は食えるか?または労基法24条の意義 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    すず黄さんのエントリから、 http://h.hatena.ne.jp/yellowbell/225874850619939376 僕の周囲の意識の高い人たちが最近やたらと評価経済の話をするので困る。しかも当然のように同意を求めるのでさらに困る。 元祖評価経済のお話についてはフィロソフィーの庭のおとぎ話なので別にいいと思うのだけど、それを都合よく援用して「労働の対価とは通貨のみにあらず。人はパンのみにて生きるにあらざれば」みたいなことをもっともらしく口走る人がいるので、ああこういうときのために労基法24条があるのだなあと、先人の転ばぬ先の杖と言うより転びまくった末の後生のための杖に瞼を押さえずにいられない。 評価の霞をう見世物で結局投げ銭を得て米をってる人々はともかく、それを仙境の竹林から俗世に持ち出して売る場合は、まず通貨以外で米が買えるか否かについて実践的アプローチを経た上にしてい

    評価経済の霞は食えるか?または労基法24条の意義 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2012/06/18
    岡田斗司夫秒殺
  • 法学部生でも大部分は読まないでしょうが・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    上西充子さんが、ブログで以前書いた法政での授業についてついーとされています。 http://twitter.com/#!/mu0283 この発言の背景にはメアリー・C・ブリントン『失われた場を探して―ロスト・ジェネレーションの社会学』を読んだときの感慨がある。アメリカの子どもは、近所の知り合いの家でのベビーシッターなど、信頼関係によって守られた中で働く経験を始める。 一方で日の高校生・大学生は、最初の就労経験であるアルバイトによって、世の中が矛盾に満ちていることを知ってしまう。そして、働くことに諦めを最初に抱いてから就職して格的に社会人になっていく。そのことがいかに不幸なことであるかを日米比較の中で感じたのだ。 今、手元にがないので正確に引用できないが、ブリントンのこのの中では「企業の不当行為から若者を守る」という提案がなされていたはず。「企業の不当行為から若者を守る」ことができ

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  • 各論なき総論哲学者の末路 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    権丈さんと一緒に(総論)政治学者を罵倒した話のより原理的な版ということか、 http://twitter.com/#!/hazuma/status/189325081900625920 ポピュリズムには反対だけど、大衆の善良な意志は信じる(キリッとかいう立場は論理的に存在しえないんですよ。ポピュリズムを肯定するか、エリート主義にいくか、どちらかしかありえないのです。だからぼくは、民主主義者としてポピュリズムを否定しない(否定できない)ってだけ 問題をポピュリズムに流されるか、エリート主義に行くかという二者択一でしか考えられないところが、(総論政治学者や総論政治評論家や総論政治部記者と同断の)総論しか頭の中にない哲学者という種族の宿痾なのだろう。 いうまでもなく、圧倒的に多くのことについては横町のご隠居程度の見識しかない大衆堂の皆さんにも、程度の差はあれ、これはという専門分野はある。 ほか

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    BigHopeClasic 2012/04/10
    あずまんが顔を真っ赤にして「ぼくは政治学者でも哲学者でも思想家でもないと何度言えば」とか「言葉を商売道具にして生計を立てていない」とか言い出すのに10000ペリカ。
  • dongfang99さんのポピュリズム論 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    鋭い切れ味でファンの多いdongfang99さんですが、1ヶ月以上間をおいてようやく更新です。 http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20111205(「ポピュリズム」とは何を指すのか) まずは、民主主義の二つの類型の解説から、 >民主主義の考え方は、大きく二つに分けることができる。一つは、様々な利害や価値観をもった個人や集団の間の対立や話し合い妥協のプロセスであると考えるものと、もう一つは住民や国民全体が共有すると想定できる利害や価値観を可能な限り実現していくものであると考えるものである。前者における政治家の役割が、個別の理念や利害を組織化して議会において代表していくことにあるのに対して、後者における政治家は「国益」などの全体的な利害の観点から、それに反する価値観や勢力の存在を取り除いていくことが重要な役割になる。つまり、前者における「民意」があくまで多様な価

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  • 与謝野馨『民主党が日本経済を破壊する』文春新書 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    政局でしか物事を見ることの出来ない方々は、この(おそらく文藝春秋編集部がつけたであろうタイトルだけでものごとを考えて)あれこれ論ずるのでしょうが、およそ経済社会政策の中身でもってものごとを考えようと思う人ならば、せめてこの扇情的なタイトルのの中で、与謝野新経済財政担当大臣が当のところ何を語ろうとしていたのか、ちゃんと見極めてから語り始めてもいいのではないでしょうか。 下のエントリで、山口二郎さんが紹介している「私との会談の中で首相は、神野直彦、宮太郎両氏が進めている福祉国家再建の路線は共有していると強調していた。」という事実と照らし合わせて浮かび上がってくる、ある明確な経済社会政策の方向性が、そこには書かれています。政局に盲いた人々の目には映らない方向性が。 >・・・もう一人挙げれば、政治学者で北海道大学教授の宮太郎さん。これは後から聞いた話になるのだが、やはり委員で入ってもらった

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    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2011/01/17
    与謝野氏のような財政再建主義者が福祉国家路線で、みんなの党のような景気回復路線が低福祉路線となると、投票先がないのよねえ。
  • 松尾匡さんの人格と田中秀臣氏の人格 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    松尾匡さんが、リフレ派をめぐるドタバタ劇を一生懸命収拾しようとしておられます。 http://matsuo-tadasu.ptu.jp/essay__100820.html(10年8月20日 小野善康さんからお電話をいただいた件ほか) >でも、リフレ派の中にはいろんな立場の人がいて、中にはけしからぬ言動をする人もいるでしょうけど、その責任を全部負わさせたらかなわないという気はしますね。 >Apemanさんや、コメント欄にお書き込みの仲間のみなさんのような方々にこそ、是非拙著を読んでいただきたいと思っております。私がそこで主張しておりますのは、左翼的価値観の望むことを実現するためには、不況の脱却は必要条件だということです。十分条件ではないかもしれないが、必要条件。 >ともかく、リフレ派は組織でも派閥でもない上に、金子議員はリフレ派の中でもただの一ユーザーで、リーダーでもなんでもないのですから

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    BigHopeClasic 2010/08/21
    反濱口の一点においてIT合作となったら野次馬としては最高に楽しいのだが。
  • 北海道はホントに最賃ギリギリが一番多い - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    厚生労働省のHPに、去る7月20日の中央最低賃金審議会目安小委員会の資料がアップされています。 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000k6g0.html この資料のうち、資料2 昨年と今年の賃金分布というグラフがなかなか衝撃的です。 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000k6g0-att/2r9852000000k6kc.pdf ここには、北海道、山梨、沖縄、佐賀の4道県の賃金分布が描かれているのですが、山梨や佐賀が最賃よりもはるかに高い水準に最頻値があるのに対して、北海道と沖縄は最賃すれすれに最頻値があるのです。 特に北海道。昨年の最頻値は昨年の最賃額の枠、今年の最頻値は今年の最賃額の枠。つまり、最賃ギリギリにべったりと張り付いている労働者があらゆる賃金階層の中で一番多いということです

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