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ブックマーク / macgyer.hatenablog.com (3)

  • パヤオ勃ちぬ:『風立ちぬ』 - 冒険野郎マクガイヤー

    かつて庵野秀明は『紅の豚』について「全裸の振りして、お前、パンツ履いてるじゃないか!」「おまけに、立派なパンツ履きやがって!」と評した。その庵野秀明が主演声優として参加した『風立ちぬ』を観たのだが、宮崎駿の最高傑作ではないかと感じた。宮崎駿がパンツを脱いでいるところが良い。パヤオの立派なパンツに隠されていたチンコは、意外にもデカかったのだ。 『風立ちぬ』はとにかくエロい映画だ。「右手がメカで左手は美少女、そして口からは説教」*1が宮崎アニメの特徴であるが、作のメカニックと美少女はとにかくエロい。単にキスシーンが多くて初夜のときめきが描かれているからとか、飛行シーンが美しいからという理由からだけではない。ヒューマンビートボックスすれすれのとんでもない手法で作られたSEが単なるメカニックである飛行機や自然現象である地震を生き物のように描いているという理由もあるが、どちらのエロさも死と結びつい

    パヤオ勃ちぬ:『風立ちぬ』 - 冒険野郎マクガイヤー
    BigHopeClasic
    BigHopeClasic 2013/07/26
    だんだん晩年の黒澤明になってきてるのかもな。
  • ウルトラマンじゃなくておれが泣く:『ウルトラマンが泣いている』 - 冒険野郎マクガイヤー

    あちこちで話題の新書『ウルトラマンが泣いている』を読んだのだが、暴露というよりも「嗚呼、やっぱり」感が濃厚に漂うだった。 ウルトラマンが泣いている――円谷プロの失敗 (講談社現代新書) 円谷 英明 著者の円谷英明は初代社長 円谷英二の孫であり、二代目社長 円谷一の息子にあたる。シャイダーを演じた円谷浩の兄にあたる。 書では前書きと目次の後、円谷一族三代の家計図がわざわざ示される。何故か。書で記されるのは、祖父 英二と父 一の業績への賛辞、そして叔父であり三代目社長を務めた円谷皐の放漫&ワンマン経営への呪詛、その後社長を継いだ兄 昌弘と著者がどれだけ奮闘しても経営を立て直せなかった苦悩、そして社内クーデターと外部資による会社乗っ取り……等々である。更にその結末は、書の帯に書かれた一文通りだ。 つまり書で描かれるのは、円谷ファミリーによる勝者無き覇権争いなのだ。 著者の叔父 皐に

    ウルトラマンじゃなくておれが泣く:『ウルトラマンが泣いている』 - 冒険野郎マクガイヤー
  • スタジオカラーVSガイナックス:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 - 冒険野郎マクガイヤー

    もはやコミケにも行かないし深夜アニメもチェックしないヌルオタな自分だが、こればかりは見逃せないと初日に観てきましたよ。なにがって、勿論『ヱヴァQ』ですよ。 いやはや、映画館の席は右から左までビッチリで、あんなにも映画館が満席だったのは数ヶ月前に『先生を流産させる会』を観たとき以来だったよ。テレ東でTVシリーズやっていた時は、オタク以外見向きもしないカルトアニメだった『エヴァ』も、もはや立派なイベントムービー。若いカップル率の高さに、流れ去ってしまった時間の膨大さを感じたりもしてしまった。 ところが、今回の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』は、まごうことなきカルトムービーだったよ!前作『破』は、なんだか昔好きだった女の子がスゲーいい女、それも完全なるオトナの女になって帰ってきたようだったのだが、三年経ったら一転、外見はオトナだけど中身はそのままなことが判明した――みたいな感じだった。 もうさ、ゆる

    スタジオカラーVSガイナックス:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 - 冒険野郎マクガイヤー
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