[電通(4324)]は2011年6月8日、60歳から74歳のシニア層を対象にしたデジタルギャップ上の心理傾向・行動習慣に関する概要を発表した。それによると調査母体のうちデジタル系ツールを使っていないシニア層においては、インターネットを使わないことによる不都合な点として「懸賞などの応募が出来ない」「ネットなどで商品の安値購入機会を逸している」などを挙げていることが分かった。「ネットが使えず機会損失をしている」という想いが強いようだ(【発表リリース、PDF】)。 今調査は2011年2月11日から28日にかけて、調査員による訪問留置式によって東京都23区内在住の60歳-74歳までの生活者に対して行われたもので、有効回答数は600人。うち半数はデジタルシニア(普段インターネットを、メールのやりとりの時間をのぞき1日30分以上利用している人)、残りは非デジタルシニア(メールもメール以外も含め、一切イ