長野県小谷村のバックカントリーで雪崩に巻き込まれた外国人のグループに、県の観光振興を担う団体がスキー場などの撮影をしてもらう代わりに、旅費の一部を支援する予定だったことが分かりました。雪崩は、スキー場ではないバックカントリーで起こり、団体は「旅程の詳細は把握していなかった」と話しています。 29日、長野県小谷村の白馬乗鞍岳のバックカントリーでスキーなどをしていた、外国人のグループが雪崩に巻き込まれ、男性2人が死亡しました。 警察が身元の確認を進めた結果、1人はアメリカ人のカイル・スメインさん(31)で、アメリカの主要メディアは、国際大会で優勝経験があるスキー選手だと伝えています。 また、もう1人は、30歳のオーストリア人だということです。 2人は別々のグループで、このうちスメイン選手が加わっていたと見られるグループに、長野県観光機構が県内のスキー場などの写真の撮影と提供をしてもらう代わりに