日本ビクターとケンウッドの持ち株会社、JVC・ケンウッド・ホールディングスは9月30日、経営統合の成果となる新しい製品とサービスを発表した。Blu-ray Disc(BD)レコーダーとデジタルアンプ、FM/AMラジオチューナーを一体化した「RYOMA」と、ネット経由でラジオ放送が楽しめる「M-LinX」で、それぞれ来年春にリリースする計画だ。 RYOMAは、BDドライブとHDD、デジタルチューナー、FM/AMチューナー、デジタルアンプを1台に集約。リビングにオーディオ機器を置くスペースが減っているのに対応し、「観る」「録る」「聴く」を1台で楽しめるというオールインワン型のホームオーディオ機器だ。デジタルアンプにはビクターとケンウッドの高音質技術が注ぎ込まれているほか、映像と音楽を素早く選べるという直感的なユーザーインタフェースを新開発した。価格は未定。 新製品のポイントの1つはFM/AMラ