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宇宙に関するNagiseのブックマーク (69)

  • PDエアロが低コストの単一エンジン開発、民間宇宙旅行へ前進 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    PDエアロスペース(名古屋市緑区、緒川修治社長)は低価格な宇宙旅行の実現に向け、単一エンジンによる「ジェット」と「ロケット」の燃焼モードの切り替え実験に成功した。ロケット発射台ではなく飛行場から離陸でき、発射のコストが減らせる。開発したエンジンは今後、機体に搭載し高度100キロメートルの宇宙空間への到達を目指す。同社にはANAホールディングス(HD)などが出資、2023年末の宇宙旅行事業化を計画する。 現在、米国などで民間が開発する宇宙機は、ロケットエンジンもしくはロケットエンジンとジェットエンジンを両方搭載する。両方搭載するとシステムが複雑になりコストがかさむ。 PDエアロが開発したのはパルスデトネーション(PD)方式のエンジン。圧縮機を持たない筒型構造で、デトネーション(爆轟)と呼ぶ超音速の熱風を伴う燃焼を推進力に利用する。 単一エンジンでジェットとロケットを切り替えるため、システムを

    PDエアロが低コストの単一エンジン開発、民間宇宙旅行へ前進 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 初の「系外衛星」を発見か、約4000光年先の惑星

    約4000光年先にある巨大惑星の周りを、海王星並みの途方もなく大きな衛星が回っているという、興味をそそる研究の途中経過が、この7月末に発表された。もしこれが確認されれば大発見である。この異様に大きな衛星は、太陽系外惑星の軌道で検出された初めての衛星となり、天文学者による宇宙の研究に新たなページを刻むことになる。(参考記事:「ケプラー16bに初の系外衛星が存在?」) しかしながら、はるか彼方の惑星を発見することさえ困難なのに、これほど遠く離れた衛星を発見するとなると至難の業だ。研究チームはその存在を裏付ける多くのデータを収集する必要がある。そのため天文学者らは、2017年10月にハッブル宇宙望遠鏡の照準を、この惑星の主星に合わせる予定だ。 「この衛星候補は興味深く、私たちは十分な手応えを感じているからこそ、ハッブルを使う申請をしたのです」と、米国コロンビア大学の大学院生でこの研究の共著者であ

    初の「系外衛星」を発見か、約4000光年先の惑星
  • 恐竜時代、ようやく土星に輪 誕生は1億年前か:朝日新聞デジタル

    土星の輪ができたのは、土星が誕生した45億年前より大幅に新しい約1億年前だったとする分析を米国の研究チームが発表した。謎が多かった輪の起源に迫る成果で、現在の土星の姿は、地球で恐竜が繁栄していた時代になってようやく登場したことになる。 民間の研究組織「SETI研究所」(カリフォルニア州)などの研究チームが専門誌アストロフィジカル・ジャーナルに論文を発表した。米航空宇宙局(NASA)の探査機カッシーニの観測データから、レアやエンケラドスなど土星に比較的近い複数の衛星の軌道を詳しく分析。コンピューター解析で現在の衛星の配置がどのようにできていったかを再現したところ、これらの衛星や輪は、約1億年前にできた可能性が高いことが判明したという。 研究チームは、土星の周りにもともとあった複数の衛星が時間が経つにつれて衝突して破壊され、その破片から現在の輪や衛星ができたと推測している。(ワシントン=小林哲

    恐竜時代、ようやく土星に輪 誕生は1億年前か:朝日新聞デジタル
    Nagise
    Nagise 2016/03/30
    思いの外新しい
  • 木星の追跡に高度な幾何学、古代バビロニア

    木星と衛星ガニメデ。高度な数学を用いて天体の運動を追跡していた古代バビロニア人は、幾何学を応用して木星の位置を計算していた。(PHOTOGRAPH BY NASA, GETTY IMAGES) 古代バビロニアの粘土板が解読され、14世紀にヨーロッパで発明されたのと同じ数学的手法で木星の見かけの動きを計算していたことが明らかになった。 科学誌「サイエンス」2016年1月29日号に発表された論文によると、古代バビロニア人は、夜空の中の木星の見かけの動きを時間を追って観察した結果を台形で表し、その面積を計算することで、木星の運動を追跡していたという。このような幾何学的手法が発展したのは、少なくとも1400年後の14世紀ヨーロッパだと考えられていたことから、歴史書を書き換える大発見となった。(参考記事:「世界最古の十進法の計算表、中国で発見」) 米カリフォルニア大学バークレー校のニーク・フェルトハ

    木星の追跡に高度な幾何学、古代バビロニア
  • 宇宙の星を自由自在に作ったり壊したりできる究極のシミュレーションゲーム「Universe Sandbox ²」 - GIGAZINE

    物理演算を用いたゲームは数多くありますが、その中でも異彩を放っているのが「Universe Sandbox ²」です。Universe Sandbox ²は、宇宙の星を自由自在に作ったり破壊したりできるというカオスな内容になっており、そのプレイムービーは一見の価値があります。 Universe Sandbox http://universesandbox.com/ Universe Sandbox ²でどのようなことができるかは以下のムービーから確認可能です。 Universe Sandbox ² | Alpha 16 Teaser - YouTube 青く美しい地球。 その地球がぐりんと回転すると、太陽が当たっていない夜の部分が見えます。ここまでは実際に存在する宇宙っぽいのですが…… 画面が変わって無数の惑星が並んでいるというとんでもない宇宙が映し出されました。 縦に並んだ地球に月が次々

    宇宙の星を自由自在に作ったり壊したりできる究極のシミュレーションゲーム「Universe Sandbox ²」 - GIGAZINE
  • 準惑星ケレスで「ありえない」アンモニアを発見か

    太陽に照らされる準惑星ケレスの北極周辺。2015年4月14日・15日に、NASAの探査機ドーンがケレスを撮影した。(Credits: NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA, Photograph by NASA/JPL-Caltech/UCLA/MPS/DLR/IDA) 準惑星ケレスを今年の3月から周回しているNASAの探査機ドーンによる新たな観測結果が議論を呼んでいる。46億年前に生まれたこの天体は、より低温の太陽系外縁部から、火星と木星の間にある小惑星帯へ飛ばされてきた可能性があるというのだ。 この研究成果は11月9日、アメリカ天文学会・惑星科学部会の年次大会で報告された。ケレスの地表にアンモニア化した鉱物があるというドーンの発見は、興味深いシナリオを示唆する。この物質が存在するということは、ケレスが生まれたのは海王星の軌道よりもさらに外側であり、鉱物がで

    準惑星ケレスで「ありえない」アンモニアを発見か
  • JAXA | 約1000万光年スケールで均一な元素組成:X線天文衛星「すざく」の観測で明らかに

    現在の宇宙には様々な元素がありますが、炭素よりも重い元素はすべて、夜空に輝く星の内部で、核融合反応によって生成され、星が死を迎えるときに宇宙空間にばらまかれたものです。宇宙における元素組成を測ることで、科学者たちは、生命を育み、維持するためにも必要な元素が、どのように、どこで造られたのかを解き明かそうとしています。 様々な元素は、超新星爆発の際に多く宇宙空間に散らばることになります。超新星爆発には、大きく分けて二つのタイプがあります。非常に重い星の死であるII型超新星爆発と、比較的軽い星の死であるIa型超新星です。太陽の10倍以上の質量をもつ星はII型超新星爆発を起こし、酸素やマグネシウムといった軽い方の元素を多く生成します。一方、Ia型超新星爆発では、鉄やニッケルのように重い元素が多く生成されます。 このように、超新星のタイプによって生成される元素に特徴があることを利用して、様々な元素量

    JAXA | 約1000万光年スケールで均一な元素組成:X線天文衛星「すざく」の観測で明らかに
  • 量子もつれが時空を形成する仕組みを解明~重力を含む究極の統一理論への新しい視点~

    大栗 博司 Kavli IPMU 主任研究員 1.発表者 大栗 博司(おおぐり ひろし) 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 主任研究員 2.発表のポイント 重力の基礎となる時空が、さらに根的な理論の「量子もつれ」から生まれる仕組みを具体的な計算を用いて解明した。 物理学者と数学者の連携により得られた成果であり、一般相対性理論と量子力学の理論を統一する究極の統一理論の構築に大きく貢献することが期待される。 成果の重要性等が評価され、アメリカ物理学会の発行するフィジカル・レビュー・レター誌(Physical Review Letters)の注目論文(Editors’ Suggestion)に選ばれた。 3.発表概要 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)の大栗博司主任研究員とカリフォルニア工科大学数学者のマチルダ・マルコリ教授と大学院生らの物

    量子もつれが時空を形成する仕組みを解明~重力を含む究極の統一理論への新しい視点~
  • 月形成時の衝突の痕跡を小惑星帯からの隕石で発見

    夜空に輝く月は、今から45億年近く前に、地球と火星サイズの天体との激しい衝突「ジャイアント・インパクト」が引き金となって形成された。『Science』4月17日号に掲載された論文によれば、この衝突で飛び散った破片が小惑星帯まで到達し、小惑星に痕跡を残していたことが明らかになった。 論文の著者である米サウスウエスト研究所のビル・ボトケ氏は、「内部太陽系(現在、地球や火星といった岩石惑星がある太陽に近いエリア)で起こった衝突としては最大規模の、とてつもない出来事でした」と言う。「膨大な量の破片ができて、そのうちのかなりの部分が地球―月系から放り出されました」。 研究者らはまず衝突のシミュレーションを行い、多数の大きな破片が火星と木星の間にある原始小惑星帯を突き抜けた可能性を明らかにした。次に、その小惑星帯から隕石として地球に落ちてきたものを34個調べた。2013年にロシアのチェリャビンスク州上

    月形成時の衝突の痕跡を小惑星帯からの隕石で発見
  • 銀河帝国は見つからなかった、が──銀河10万個、米研究チームが探索

    10万個の銀河を調べたところ、銀河全体に広がるような高度に発達した文明、いわば“銀河帝国”のしるしは見つからなかったが、有望なものも──米国の研究チームがこんな研究結果を発表した。 10万個の銀河を調べたが、銀河全体に広がるような高度に発達した文明、いわば“銀河帝国”のしるしは見つからなかった──米ペンシルベニア州立大学の研究チームがこんな研究結果を発表した。だが約50個の銀河については有望なデータがあるとして、さらに調べるという。 研究は「もし高度に発達した文明によって銀河全体に植民が行われていれば、コンピュータや宇宙飛行、コミュニケーションやわれわれが想像もできないもの──が作り出すエネルギーは中赤外線で判別できるだろう」──というアイデアに基づき、米航空宇宙局(NASA)の赤外線探査衛星「WISE」による銀河のカタログを調査。有望な10万個の銀河について調べたが、はっきりしとした文明

    銀河帝国は見つからなかった、が──銀河10万個、米研究チームが探索
  • 木星の衛星ガニメデに奇妙な膨れ発見、海の証拠か

    シェンク氏の推測によると、バルジはガニメデの南極か北極で成長を始めたという。バルジが大きくなると、その重さのせいで位置がずれ始めた。ガニメデの内部はそのままで、海を覆う氷の外殻だけがスライドしたのだ。やがて、かつて極を覆っていたバルジ部分は赤道に落ち着いた。 「このバルジは既知の地質活動とは無関係です。だとすると、これだけ大きい塊が形成される場所は北極か南極しかありません」とシェンク氏は言う。「極地方は常に低温なので、ここの氷殻はかなりの厚さになります」 地球上ではこんなことは起こらない。地殻の下にあるものの位置関係が変わらないまま、北極が赤道に移動して来たようなものだ。 このような氷殻の移動は「真の極移動」と呼ばれ、ガニメデの外殻と内部の層の間に衛星全体を覆う海などの流体がある場合にのみ起こる。さもなければ、氷の外殻が衛星全体に対して移動することは不可能だ。 ガニメデのバルジが推測どおり

    木星の衛星ガニメデに奇妙な膨れ発見、海の証拠か
  • 17世紀に出現した謎の天体、星の衝突だった

    こぎつね座CK。これまでごく普通の新星爆発の残骸と考えられていた。(Photograph by ESO/T. Kamiński) 17世紀にヨーロッパ各地の空で観測された激しい爆発は、どうやら「新星」ではなく、めったに見られない星の衝突だったとする研究成果が23日、学術誌『nature』に発表された。 天文学者たちは長い間、この天体を新星と考えていた。新星とは恒星の表面に起こる爆発のこと。恒星が一生を終える際の超新星爆発に比べると規模は小さい。 ところが発表された論文によると、17世紀の爆発の残骸である「こぎつね座CK」を詳細に調べたところ、二つの星が激しく衝突する際に起こる「レッド・トランジェント(高輝度赤色新星)」と呼ばれる現象であることがわかった。 レッド・トランジェントは比較的珍しいタイプの星の衝突とされる。今回の論文を執筆したヨーロッパ南天天文台のトマシュ・カミンスキー氏による

    17世紀に出現した謎の天体、星の衝突だった
  • 地球の存在は木星のおかげ? 大移動で巨大惑星消滅か

    (CNN) 地球が存在できたのは、木星がスーパーアースと呼ばれる巨大惑星を太陽に追いやり、宇宙の「地ならし」をしてくれたおかげだった可能性がある――。米カリフォルニア工科大学などの研究者がこのほど、米科学アカデミー紀要にそんな説を発表した。 それによると、太陽系にはかつて、地球よりも大きな惑星から成るスーパーアース群が存在していた可能性がある。しかし太陽系初期に木星が太陽に近付いたり遠ざかったりした大移動の過程で、ブルドーザーのようにそうしたスーパーアースをなぎ払い、太陽の方へ押しやったとされる。 これまでの観測で、惑星を持つ太陽に似た恒星では、地球よりはるかに大きな惑星が恒星の近く(太陽系における金星軌道よりも内側)を公転しているのが一般的だと分かっている。だが、太陽系にはそのような惑星が存在せず、原因が謎とされていた。 カリフォルニア工科大のコンスタンティン・バティジン助教らは、太陽系

    地球の存在は木星のおかげ? 大移動で巨大惑星消滅か
  • はやぶさ2の旅路(往路編) | ファン!ファン!JAXA!

    いよいよ、「はやぶさ2」の宇宙探査ミッションがはじまりました。今回は、はやぶさ2がたどる旅路、軌道の話をしましょう。 はやぶさ2の最大のミッションは小惑星のサンプルを地球に持ち帰ること。つまり、はやぶさ2の旅は往復旅行です。これは探査機としてはかなり珍しい部類に入ります。多くの探査機は行ったままで帰ってきません。サンプルリターンの多くは月でなされたものです。それ以外の天体については彗星の近傍を通りすぎてのダストの採取などは行われましたが、月以外の天体に降り立ち、サンプルを取得して再び地球に戻ってきたのは先代の「はやぶさ」だけです。

    はやぶさ2の旅路(往路編) | ファン!ファン!JAXA!
  • 打ち上げが「1秒」遅れてもダメ、「はやぶさ2」のスゴい軌道計算:日経ビジネスオンライン

    やっと「はやぶさ2」の打ち上げ日を迎えた。 2度にわたる打ち上げ延期で、打ち上げ日時がどう変わったかを見ると、 11月30日(日)13時24分48秒 12月01日(月)13時22分43秒 12月03日(水)13時22分04秒 11月30日の予定時刻が、12月1日には2分5秒早まり、さらに12月3日では39秒早くなったことがわかる。 なぜ4時間? なぜ1秒? それにしてもなぜ、1~2日ずれるだけで打ち上げ時刻が変わるのだろうか、それも秒単位で。 面倒なことは言わず、「00秒」で統一してくれればいいのにと思う人もいるだろう。実際、ここ種子島宇宙センターで「はやぶさ2」の前のH-2Aロケット25号機(静止気象衛星ひまわり8号)の打ち上げは、 2014年10月7日(火)14時16分00秒 だった。打ち上げ計画書には「打上げ時間帯」という添え書きもあり、 14時16分00秒~18時16分00秒 と記

    打ち上げが「1秒」遅れてもダメ、「はやぶさ2」のスゴい軌道計算:日経ビジネスオンライン
  • 【やじうまPC Watch】 NVIDIA、GTX 980でNASAの陰謀論解明に挑む ~人類は本当に月に行ったのか?

  • 中性子星合体は金、プラチナ、レアアース等の生成工場|国立天文台(NAOJ)

    概要 国立天文台・東京大学の研究チームは、金やプラチナ、レアアースといったR過程元素(中性子を素早く(rapid)捕獲する過程で合成された元素)が中性子星の合体の際に作り出された可能性が非常に高いことを明らかにしました。 研究チームは、銀河系と銀河系の近く(約80万光年の範囲内)に属する個々の星に刻まれた元素組成の履歴を解読し、R過程元素が中性子星の合体の際に作られ、宇宙空間の広範囲に即座に拡散したと考えると観測結果を矛盾なく説明できることを突き止めました。 中性子星合体現象は、直接重力波を検出できる現象として期待されています。研究に基づくとこれまでよりも正確に中性子星合体現象が銀河内で起こる頻度を見積もることができます。具体的には、現在建設中の重力波検出装置KAGRAは海外の検出装置との連携によって、2020年代には1ヶ月から2ヶ月に一度の頻度で中性子星合体からの重力波が検出されるだろ

    中性子星合体は金、プラチナ、レアアース等の生成工場|国立天文台(NAOJ)
  • Expired

    Expired:掲載期限切れです この記事は,産経デジタル との契約の掲載期限(6ヶ月間)を過ぎましたのでサーバから削除しました。 このページは20秒後にITmedia ニュース トップページに自動的に切り替わります。

  • 映像に残された、10の衝撃的宇宙飛行における惨事 : カラパイア

    20世紀以降、世界各国で積極的に乗り出した宇宙開発に伴い様々な事故が発生している。新しいことをはじめるにあたってリスクはつきものだが、宇宙空間への飛行という壮大なる計画の元での事故はどれひとつとっても悲惨なもので、大きな代償を支払うこととなったようだ。

    映像に残された、10の衝撃的宇宙飛行における惨事 : カラパイア
  • ISAS | 観測ロケット実験を革新する再使用観測ロケット / 宇宙科学の最前線

    観測ロケット実験の革新と利用の活性化 宇宙科学研究所では、天体観測やプラズマ物理観測、超高層大気観測などの理学観測、微小重力を利用した実験や工学的な技術実証を行う目的で、小型の観測ロケットを打ち上げています。この小型ロケットは衛星を地球周回軌道に投入するための大型のロケットとは異なり、打上げ後、約150km(S-310)から約300km(S-520)程度の最高高度に達し、海上に着水するまでの弾道飛行中に大気観測などの実験を行います。人工衛星には低過ぎ気球には高過ぎる高度で、「その場」での観測を可能にするのが観測ロケットです。現在、観測ロケットは毎年2機程度打ち上げられており、実験提案から打上げまで短期間で実現可能で、理学・工学それぞれの実験でさまざまな研究成果が挙げられています。また、アビオニクス(搭載電子機器)の統合や新たな姿勢制御装置の搭載など、観測ロケット自体も最新の技術を取り入れて