ユーザーの愛着が低下 ツイッターの事業運営体制が混乱している。 12月18~19日、起業家であり同社の最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏は、ツイッター上で自らの進退に関する利用者アンケートを行った。 同氏は投票の結果に従う考えを示した。 結果、投票者の57.5%がマスク氏はトップを退任すべきだと回答した。 20日、マスク氏は後任のCEOが見つかり次第、トップの座を退く考えを表明した。 ツイッターの経営状況は同社固有のものとしてとらえるべきではない。 それは、SNSプラットフォーマーをはじめ広告ビジネスなどによって高成長を実現した多くのIT先端企業にも当てはまる。 いずれにも求められることは、新しいビジネスモデルを確立する人材を登用し、組織全体の向かうべき方向を明確に示すことだ。 マスク氏は、そうした取り組みよりも、自らの考えに基づいて急激なリストラなどを進めた。 結果的に、経営は