インターネット通販で購入したものを自宅以外で受け取りたいというニーズが高まるなか、ネット通販大手の「楽天」は、宅配最大手の「ヤマトホールディングス」と提携し、全国およそ2万か所のコンビニエンスストアなどで商品を受け取ることができるサービスを、ことしの夏から始めることになりました。 消費者の間では、ネット通販で購入したものを留守がちでなかなか受け取れないことや、自宅に届けてほしくないなどの理由で勤務先や自宅の近くで受け取りたいというニーズが高まっています。ネット通販大手の「アマゾンジャパン」がすでに受け取り先を自宅以外に広げるサービスを始めており、楽天も追随することで、利用者の増加を図りたい考えです。 記者会見した楽天の三木谷浩史社長は「インターネット通販がさらに普及するには、商品の受け取り先を増やし、消費者の利便性を高めるのが重要だ」と述べました。