新国立競技場の整備計画が白紙に至った原因について、文部科学省の第三者委員会は9月24日、報告書をまとめた。関係者への聞き取り調査から、発注者の稚拙なプロジェクトマネジメントの実態が浮き彫りになった。
新国立競技場の整備計画が白紙に至った原因について、文部科学省の第三者委員会は9月24日、報告書をまとめた。関係者への聞き取り調査から、発注者の稚拙なプロジェクトマネジメントの実態が浮き彫りになった。
幻となった英国の設計事務所、ザハ・ハディド・アーキテクツのデザイン案。日経アーキテクチュア10月10日号の特集「『新国立』」綻の構図」では、ザハ・ハディド事務所の東京での担当者として、設計の最前線で奮闘を続けた内山美之氏が語った実務上の苦悩を紹介。日建設計・梓設計・日本設計・アラップ設計共同体(JV)との関係など、設計側の視点を通じて、整備計画がなぜ迷走したかを検証した。
名古屋の一大観光資源「名古屋城」をめぐり、風雲急を告げるように熱い議論が持ち上がっている。5層の屋根に金鯱を頂く天守閣の「木造建て替え」の是非だ。耐震補強を含めた修繕の必要性は以前から指摘されていたが、ここに来て河村たかし市長が「2020年までに『本物』の木造復元を」と公言してはばからなくなった。開会中の9月定例市議会では実現に向けた調査費3500万円を計上した予算案が審議され、「無駄遣いだ」「拙速だ」と批判的に見る議員らと河村市長との論戦が交わされている。 現在のコンクリート天守閣は老朽化 1610(慶長15)年、徳川家康の命で築城された名古屋城は江戸城、大阪城に並ぶ三大天守として全国に名をとどろかせた。しかし太平洋戦争に入り、1945(昭和20)年の空襲で天守閣は本丸御殿ともども焼失。金鯱も破片となって飛び散った。 戦後、市街地の復興とともに天守閣再建の機運が高まり、市民から寄付を募る
見直し前のデザインを手がけたザハ・ハディド氏が、新たな新国立競技場のコンペ参加を断念――。ザハ・ハディド氏の事務所「ザハ・ハディド・アーキテクツ」(ZHA)がハフポスト日本版に9月17日、送付したコメントで明らかになった。 コメントでは設計・施工を一体として募集する今のコンペのルールについて、「参加を望んでいる多くの建築家を制限している」と批判。「スタジアムを建設できる施工業者が限られ、我々のデザインチームには、公募の参加機会は閉ざされるだろう」とし、事実上、断念する意向を明らかにしている。
関東・東北水害で、大きな被害が出た茨城、栃木両県では13日も行方不明者の捜索が続き、新たに男性3人の死亡が確認された。このうち1人は、茨城県常総市が鬼怒川の堤防決壊前に避難指示などを出していなかった三坂町で発見された。同市高杉徹市長は記者会見で「行政上のミスだった」と認めて謝罪した。一方、三坂町の住宅が流される中で、一軒の白い家がそのままの形で残った。ネット上では、頑丈な家が危機的状況にあった近隣住民の命を守ったと話題になった。 常総市三坂町の堤防決壊現場で、周囲の住宅が流されたり半壊する中、1軒の白い家がそのままの形で残った。流れてきた家を受け止め、さらには濁流の中、電柱につかまった男性が助かった要因になったとみられている。電柱は、白い家のすぐ下流に立っており、家により水流も弱まったとインターネットなどでたたえられている。 この様子は、テレビ中継され、ネット上でも「あの白い家はすごい」と
ちていのき @baritsu キリストの絵を修復してお猿さんにしてしまった話があったけど、あれをなんの教訓にもしてなかったのか、イスタンブールで2000年前の塔を修復した結果こんな形になってしまったという… dailymail.co.uk/news/article-3… pic.twitter.com/MFvhzLSfqb 2015-08-28 05:05:51 リンク Mail Online Restoration of 2,000 year old tower leaves it looking like Spongebob Ocakli Ada castle, in the Black Sea town of Sile, was first built around 2,000 years ago. Renovation work, under way for several yea
2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が7月22日、日本記者クラブで会見し、新国立競技場の建設見直しで批判を受けていることについて「私は大変迷惑している」と不満を述べた。 ラグビーワールドカップ会場決定の経緯ついて説明する森喜朗会長 「東京五輪・パラリンピック開催に向けての課題や抱負について聞く」をテーマとした記者会見で森会長は、「新国立競技場は組織委員会が作るわけではない」との前提を説明し、国が造り東京都が協力すべきだと強調。他の競技施設との建設費用と比較して、新国立競技場だけことさら注目されたことに疑問を呈した。 また、ラグビーワールドカップ会場決定の経緯ついては、「クラウン(日産スタジアム)ぐらいの車に乗っていたら、後ろから大きなセンチュリー(新国立競技場)が来て乗り換えろというので乗ったらパンクしてラグビーだけ降ろされた」と独特の表現で例えるひと幕も。 森
新国立ザハ案を巡る日本スポーツ振興センターのやりたい放題 2015年 7月17日 (前回から続く) 日本建築界の良心、槇文彦氏のザハ案批判 建築家の安藤忠雄氏が新国立競技場設計コンペの審査委員長として、女性建築家ザハ・ハディド氏の設計案を最優秀としたのは2012年11月15日のことでした。それから10カ月後の2013年9月7日に東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定し、多くの国民が喜びの声をあげました。 しかし、その頃すでに、新国立競技場の建設計画には暗雲が立ち込めていました。事業主の日本スポーツ振興センター(JSC)が総工費を試算したところ、1300億円から一時は3000億円に跳ね上がっていたのです。コンペ時点からの建築費アップ率はせいぜい10%なので、その分を130億円とすると、トータルで1430億円に収まっているはずでした。すると残りの1570億円はどういう金額なのでしょう。
新国立無駄遣い─安藤忠雄氏が見逃したザハ案の金食い虫リスク 建築&住宅ジャーナリスト 細野透 2015年 7月16日 総工費は既に四転五転、今後も六転七転か 東京オリンピック・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の総工費は、二転三転どころではなく四転五転して、とりあえず2520億円に落ち着きました。今後も六転七転あるいは八転九転して、完成から数年で改築費を含めると5000億円を軽く突破するはずです。また25年も経てば補修費がどんどんかさんで、1兆円に到達するのではないかという声も聞こえてきます。 アベノミクスの大きな課題は、国内需要の掘り起こしにあったわけですので、無駄遣いの推進を陣頭指揮してきた関係者の方々はさぞ鼻が高いと思われます。 しかし「奢れる者は久しからず」。腰の重かった政府が昨15日、建設計画の見直しに向けて着手しました。さすがに無駄遣いではアベノミクスにならないとい
新国立競技場の計画案を白紙撤回された英建築家ザハ・ハディド氏の事務所が、政府に直接交渉を申し入れたことが21日、設計関係者への取材で分かった。デザインをゼロベースで見直す場合でも約2年間かけて行われた基本、実施設計を生かせるところは生かし、切迫する工期のリスク軽減などを提案する。 設計関係者によると、ザハ・ハディド氏を含めた事務所の総意は、新国立のプロジェクトに最後まで関わりたい意向。現時点で違約金などを求める段階ではないという。サッカーW杯招致のため、常設で8万席などの条件が出ており、このままでは総工費は下がらず、白紙撤回があまり意味をなさないとの見方もある。今週中にも政府関係者と直接対話をしたい考えだ。 また、ザハ事務所への白紙撤回の通知が簡易の書類1枚だった。安倍晋三首相が白紙撤回を表明した17日夜、契約を取りやめる旨の書類が添付されたメールが事業主体の日本スポーツ振興センター(
DatNews @DatNews 【#社会】 東京駅地下に謎の巨大空洞、地下トンネルの一部か…「ブラタモリ」取材中、偶然見つかる ★東京駅地下に謎の巨大空洞 地下トンネルの一部か JR東京駅の北側の地下に、長さ50メートルの巨大な空洞が残されて... qw.ee/SqwW 2015-07-19 18:47:00
改築費が2520億円に膨らんだ国立競技場について、デザインを決める最初の審査の過程で、技術的に建設が可能かどうかチェックされたものの、設定したコストに収まるのかどうかの確認は、事実上行われずに決まった可能性が高いことが関係者への取材で分かりました。 このあと、建築家の安藤忠雄さんを委員長とする審査委員会が3回開かれ、46の応募作品からイラク人女性建築家のデザインに決まりました。 この過程では、1回目の審査委員会のあとに委員会のメンバーとは別の専門家たちによる「技術調査」が行われました。この際に、それぞれのデザインで技術的に建設が可能かどうかのチェックはされましたが、設定したコストに収まるかどうか確認していなかったことが、関係者への取材や当時の資料から新たに分かりました。 さらに、委員会の議事録や当時の審査委員への取材によりますと、その後の審査では一部の委員からコストを懸念する声があったもの
新国立競技場はなぜ2520億円という巨額予算が必要になったのか――。日本スポーツ振興センター(JSC)が7月7日に開く有識者会議に、デザインコンペの審査委員長も務めた安藤忠雄氏が欠席することがわかった。朝日新聞デジタルなどが報じている。 Japanese architect Tadao Ando, who is also chairman of the jury for an international design competition of the new national stadium, introduces a design by British architect Zaha Hadid during a press conference in Tokyo on November 15, 2012. The construction of the new stadium is
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