「手の皮膚を引っ張って30cmくらい伸ばす」 「頭の骨を手で直接触ってみる」 そんな"非現実"を現実にさせる研究室がある。 「からだの錯覚」の扉、開いてみた。 (NHK名古屋 記者 河合哲朗) ある日 1通のメールが 私(=記者)は、名古屋局で大学の取材を担当している。 日々、さまざまな大学から「こんな研究成果が出た」とプレスリリースが届く。 そんな中、あるメールに目が止まった。 国際学術誌に論文が掲載されたというその発表、タイトルはこうあった。
今、女子サッカー界から「性の多様性」を発信する動きが加速しています。 東京オリンピック・パラリンピックでは性的マイノリティーであることを公表した選手は過去最多の220人あまり、サッカー女子で40人を超えました。 私がサッカーをやっていた16年間に出会った仲間にもLGBTQなどの人が大勢います。 “ありのままの自分”を表現しやすい土壌がある女子サッカー。 それぞれのカタチで発信し始めた選手を取材しました。 (仙台放送局放送部 ディレクター 内藤孝穂) “性の多様性”を重視する女子サッカー界 開幕を宣言する岡島喜久子チェア 2021年9月撮影 昨年9月、日本初の女子プロサッカーリーグ、通称「WEリーグ」が開幕しました。 その理念の1つとして打ち出したのが、LGBTQなど性についてのさまざまな考え方を認める「性の多様性」です。 リーグトップの岡島喜久子チェアは開幕の挨拶で「日本のジェンダー平等を
「火山調査研究推進本部」が今月、文部科学省に設置されました。背景にあるのは火山研究の停滞への危機感です。火山研究の現状と課題について解説します。
日本各地で様々な芸術祭のディレクターをつとめ、地域の価値を再発見するきっかけを作ってきた北川さん。新潟や能登の芸術祭の実例も交え、芸術祭にかける思いを語ります。
9月のとある日、公園で子どもに呼ばれて行ってみると見知らぬ虫がいました。 何だろう…? バイオリンのような不思議な形に、独特の模様。カメムシ?調べてみるとこの虫、最初に日本で見つかったのはおよそ200年以上前の長崎・出島。ということは、2世紀もかけて東京に進出したの?さっそく取材しました。 (丹沢研二アナウンサー) この虫 名前を教えてください! 「パパ―!この虫なにー?」 今回の取材は、子どものこの一言から始まりました。 場所は東京・多摩市の公園で、子どもに呼ばれて行ってみると見たことのない虫がいました。 家に帰って子どもと昆虫図鑑を開いてみましたが、載っていません。 インターネットであれこれ検索すると、目撃情報が続々。みなさん、つぶやいています。
パンデミックから1年。いち早く感染拡大した武漢はいま、“新型コロナを克服した街”として観光客でにぎわい、その闘いを称える展覧会も開催。さらに経済も復調の兆しを見せている。その一方、複雑な思いを抱えているのが、新型コロナで家族を亡くした遺族たちだ。政府の初動の遅れがあったから、多くの市民が犠牲となったのではないか。そう訴える遺族らは当局の監視対象に…。徹底した感染対策でウイルスの封じ込めを行う中国。武漢のありのままの現実をネット上で日記に綴ってきた作家の方方氏は、私たちの取材にこう答えた。「中国人は自由と命を天秤にかけて、命を選んだ」と。パンデミックは世界に何をもたらしたのか…武漢の知られざる光と影から考える。
魅力的な映像やアニメーションを使って、プログラミング的思考(テキシコー)の面白さを伝え、その思考を育むプログラミング教育番組です。
<プロフィール> 1954年生まれ、東京都出身。黒澤明監督の映画「夢」「まあだだよ」のほか、映画「たそがれ清兵衛」「座頭市」「武士の一分」などの衣装デザインを担当。 連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、大河ドラマ「西郷どん」の衣装も手がける。 映画でもドラマでも「映像は監督のものだ」という環境で育ってきたので、衣装をデザインする際にはまず、監督の考えやイメージをお聞きすることからはじめます。監督と相談しながら全体の色彩イメージを決めて、次に登場人物のキャラクターに合わせて一人ひとりの衣装デザインに落とし込んでいます。 文献や現存している当時のものを見るとわかるのですが、戦国時代は日本の歴史の中でもとても派手な色が使われていた時代です。オスの孔雀(くじゃく)がカラフルな羽を広げて自分をアピールするように、戦国の武将たちも原色など派手な色彩を好み自分たちをアピールしていました。さらに監督からの「4
パート従業員の41歳の女性です。 今年(2014年)3月、全く身に覚えのない窃盗事件の容疑者として逮捕されました。 突然、警察署に連れていかれ、否認したにもかかわらず、ほとんど取り合ってもらえなかったといいます。 誤認逮捕された女性 「『逮捕します』って、はい?みたいな。 即、手錠をかけられて。 『お前が盗ったろう』みたいな、決めつけられた感じで。 真っ白でしたね、頭の中。」 事件は山口県のパチンコ店で起きました。 男性客が台の上に財布を置き忘れ何者かに盗まれたのです。 店の防犯カメラの1つが、この台を捉えていました。 男性客のすぐあとに座ったのが女性でした。 席に着くと台の上の方を触り、1分後に別の台に移動しました。 警察は、女性が財布を盗って立ち去ったと判断しました。 防犯カメラにはどのように映っていたのか。 実際に私たちが、現場で女性と同じ動きを再現しました。 防犯カメラからは距離が
ペンの上のほうを持って、圧が加わらないように描いているでしょう?ここは特徴ですよね。強弱をつけない感じが。ともすれば漫画って、「確定線」がグイッて入っちゃう。だけど、この模索して、ズズズズッといくやり方で、頭のなかのイメージと(絵を)ずらさない、という何かがある気がする。(浦沢) そうですね。ペン入れの段階でも、画面のなかで、具体的な形を探りながら描く、ということが多い気がします。(五十嵐) 途切れ途切れになっている線を、つなげちゃうと、違うってあるじゃないですか。今、離れているから成立しているのに、案の定つなげたら、「ほら、違うじゃん」ってなって。(浦沢) はい。それはすごくありますね。(五十嵐) 鳥とかを描くときに、羽をパッパッパッてそれこそ、ほとんどつながっていない絵を描くじゃないですか。だからこそ、鳥のバサッていう感じが出る。(浦沢) そうですね。だから、「空気を描いている」イメー
進化生物学研究所理事長・所長 湯浅浩史 この12月6日まで、上野の国立民族博物館で、世界のヒョウタン展が開かれていました。私が世界70カ国から集めた650点のヒョウタンを展示したのですが、9月15日から2ヶ月半ほどの間に、14万人余りの人が訪れ、好評でした。皆さん一様に、びっくりした、意外だった、おもしろかったと述べられ、また、ツイッターやブログでは、感想や写真が出回っています。 ヒョウタンは「人類とともに1万年」という、長い歴史を持ち、生活と結びついてきました。 その実例をいくつかあげてみます。ヒョウタンは、世界最古の栽培植物の一つで、日本でも最も古い栽培植物です。イネやムギやマメや野菜、花などより、はるかに古い9600年前の出土があります。しかも、ヒョウタンの原産地は、アフリカなのです。これは近縁の野生種がアフリカにだけ、分布していることなどから明らかです。アフリカから9600年も前の
千葉工業大学准教授 越智敏之 今日はみなさんに、魚と西洋史の関係についてお話しさせていただきます。 この変化の背景に何があったのか、実際にはよくは分かっていません。ですが現実問題として、この断食日の日数は時代が進むにつれて増えていきます。そして中世の中ごろには、復活祭の前の40日間である四旬節、キリストが十字架にかけられた金曜日、そして水曜日と土曜日、さらには主要な聖人の祝日と、つまり一年のおよそ半分が断食日となったのです。言い換えれば、一年の半分を、カトリック信者全員が積極的に魚を食べたわけです。この宗教的な要請が西洋にもたらしたものを想像してみてください。西洋文明においては、この宗教的な要請が原因で魚の巨大な需要が生まれ、漁業が日本人が想像する以上に重要なものとなり、西洋史に大きな影響をもたらす要因となったのです。 この巨大な需要を満たすために、漁業の中でも特に重要だったのが、大量に
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