アメリカンフットボールの元選手で、現役の会社経営者兼ラッパーでもある異色ボクサー、キンノスケザファイタ(本名・安田錦之助、YuKOフィットネス)が9日、福岡市でプロボクシングのデビュー戦に臨んだ。西部日本新人王予選ミドル級4回戦で、同じくデビューしたJJオロゴン(本名・近田ジョイ、平仲)に2回TKO負けを喫し、悔しい黒星スタートとなった。 【写真】デビュー戦に向けてトレーニングする安田錦之助 アスリート、実業家、アーティストとしてマルチに活躍してきた34歳の新たな挑戦。タレントで格闘家のボビー・オロゴンの長男を対戦相手に選び、元ミドル級世界王者の竹原慎二さんをセコンドに招くなど話題性十分のマッチとなった。試合は序盤から劣勢が続き、1回終盤に左フックを浴びてダウン。2回も2分過ぎに右ストレートでダウンを奪われ、タオルが投げ入れられた。 試合後は、ファンや関係者らに「(負けて)申し訳ない気持ち