スポーツ選手が競技を変えることはビジネスパーソンの業種や職種のキャリアチェンジに等しい。ここでは那須川天心選手のキャリアアップ術について解説する。(写真:山口フィニート裕朗/アフロ) 人は誰でも、1つの分野でキャリアを積んだり結果を出したりすると、次なるステップを考えるようになる。 世界のトップを獲ったスポーツ選手も同様で、引退して指導者を目指す選手もいれば、別の分野に新たに挑戦する選手もいる。 キックボクシングで数々のタイトルを獲得してきた那須川天心選手は、2月にキックボクシングからボクシングへの転向を発表し、4月8日のデビュー戦を勝利で飾った。 元々キックボクシングでの戦績は無敗で前評判も高かった選手ではあるが、ライフキャリアの視点から見ても那須川選手の競技変更は成功するキャリアアップ術としていくつかの要件を満たしている。 ◆自分の持っている専門性を特化し、次なる分野に移行せよある競技
キックボクシングで42戦全勝(28KO)の"神童"那須川天心(帝拳)が、プロボクシングデビューを果たした。 【衝撃写真】パンチが当たった決定的瞬間も! プロボクサー那須川天心 圧巻のデビュー戦 話題のラウンドガールも! 4月8日、東京・有明アリーナで行なわれたスーパーバンタム級6回戦。日本バンタム級2位の与那覇勇気(真正)を相手に大差の判定3-0(59-55, 60-53×2)で勝利した。那須川が試合後に「攻撃はほぼ全部見えた。ダメージもない」と語った通り、圧倒的なスピードで相手を翻弄し攻撃を当て続けた。 非凡な才能を評価される一方で、KOできなかったことでパンチ力を疑問視する声も散見される。このデビュー戦を、現役のボクサーはどう見たのか。元WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王者で、"モンスター"井上尚弥のいとこである井上浩樹に印象を聞いた。 *** ――天心選手のデビュー戦全体
ボクシング興行「3150FIGHT vol.5」(2023年4月16日、東京・代々木第二体育館=ABEMAで全試合無料生中継)メインイベント、WBC世界ミニマム級(47.6キロ以下)暫定王座決定戦 【動画】「左フックで衝撃KO!?」会場熱狂 重岡優大がダウンを奪ったシーン メインイベントでは、WBC世界ミニマム級3位の重岡優大(ワタナベ)が同級7位ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)に7回25秒KO勝利。世界のベルトを獲得した。第6試合では弟・銀次朗もIBF同級暫定王座決定戦で勝利しベルトを巻いており、重岡兄弟は日本ボクシング界初の兄弟同日世界王座獲得となった。海外でも同日同階級での世界王座獲得は初めて。優大はこれでデビューから7連勝。7戦目での世界王座獲得は日本人では3位タイのスピード記録。 優大は2019年にプロデビュー。21年11月に4戦目でWBOアジアパシフィックミニマム級王座を
ボクシングに転向した那須川天心(帝拳)が8日、東京・有明アリーナで日本バンタム級2位・与那覇勇気(真正)とのスーパーバンタム級ノンタイトル6回戦に臨み、3-0の判定勝ち(59-54、60-53×2)でボクシングデビューを飾った。キックボクシング界で“神童”と呼ばれた24歳。常に新しいことに挑戦し、自ら期待を求める型破りな男には、若者たちに伝えたいマインドがある。生きづらい時代、悩む人へ「僕をきっかけにしてほしい」と投げかけた。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平) 【動画】「すごい連打だ」「まじで天心えぐいわ」と戦慄の声 デビュー勝ち・那須川天心の猛ラッシュの瞬間 ◇ ◇ ◇ もっと視線を、もっと熱を。集まったのは1万2500人。主役はリングで踊るように大観衆を刺激した。 入場曲はキック時代と同じ矢沢永吉の「止まらないHa~Ha」。客席は明らかに若返り、女性や家族連れも目立った。曲
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く