クリスマスケーキやホームパーティには欠かせない、真っ赤でかわいらしいいちごが店頭を飾っています。ひとくちにいちごといっても、さまざまな品種があり、味や形、果肉の固さなどに個性があるそうです。詳しい話を、いちご苗を生産販売する三好アグリテック株式会社の坂口公敏さんに伺いました。 日本では、すでに絶えてしまった種類も含めて、これまで約250種類も栽培されたことがあるようで、この数は世界のいちごの品種の約9割にあたるといいます。『日本人が好きな果物ランキング』(NHK放送文化研究所世論調査部)でも、いちごは堂々の第1位、日本人の75%が好むという結果が出ています。 「種類が豊富ないちごにはそれぞれ甘味、酸味、果肉の固さ、果肉の色などに個性があります。この“いちごチャート”は、うちで生産しているいちごの甘さとすっぱさをチャート化し、いちごを選ぶ際の目安にしたものです」(坂口さん)