国産の 3Dプリンタ・工作機・ロボットの開発・製造を行う、エス.ラボ株式会社 (京都市伏見区 代表 柚山精一 以下 エス.ラボ )は、造形サイズ 横3m × 奥行3m × 高さ3m の超大型ペレット式 3Dプリンタ 、開発名「茶室」を完成させた。 ペレット式3Dプリンタ「茶室」と造形完了時のベンチ エス.ラボは同 3Dプリンタを利用し、慶應義塾大学SFC研究所ソーシャル・ファブリケーション・ラボ(代表:田中浩也 環境情報学部教授、以下SFC研究所)、デジタルファブリケーションスタジオの積彩(代表:大日方伸、以下積彩 )との共同製作によって、高さ2.8 m・幅1.2m・奥行き1.1 mとなる大型プラスチック製ベンチの造形に成功。「茶室」によって24時間で造形されたベンチは慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス内に仮設置され、試験的な利用も行われた。 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスにおける試験利用の様
LulzBot Mini Elclosure https://www.lulzbot.com/ エンクロージャーは3Dプリンタにつく囲いのことです。造形エリアの熱を逃がさないようになっており、ABSのようなフィラメントでも反りやクラックを抑えてプリントすることができます。エンクロージャーはユーザーで自作していたり、後付けの市販品が使われていることが多いです。必要なものなら最初から設計してつけておけばいいように思いますが、多くのプリンタにはエンクロージャがありません。なぜでしょうか?コストやメンテのしやすさの問題もありますが、一番大きいのは特許だと言われています。 3Dプリンタ開発の歴史は意外に古く、1980年代にさかのぼります。当時3Dプリンタはまだ実用となっていませんでしたが、2000年代になって造形品質が向上して有用性が知られるようになり、一気に注目されることになりました。3Dプリンタ
airwolf3d.com FDM式の3Dプリンタではよく積層強度を上げることが難しいと言われます。FDMは細い溶融ビードを重ねて作っていく方法であり、どうしてもビードとビードの間に空間ができてしまうためです。強度を上げるためにどうすればいいかは昔から様々な検討がなされており、強度アップのための造形方法が数多く提案されています。ですがなぜそれが実現できているか、うまくいかないときにどうしたらよいかを考えるための手がかりがあまりないようです。文献で書かれていることをもとに、原理から考えた場合にどうすればいいのかを簡単にまとめてみます。 今回扱っているのはこの文献です。ABSでサンプルを作って強度測定を行い、ノズル温度、プリント速度、積層ピッチの3つの影響について調べています。 Bond and part strength in fused deposition modeling ノズル温度:
ポルシェでは以前から旧車向けのスペアパーツやプロトタイプモデルの生産などで3Dプリンターを用いてきましたが、このたび、「911 GT2 RS クラブスポーツ」のピストンについても3Dプリンターで出力されたものが使用されることになりました。 Porsche Press releases: Innovative pistons from a 3D printer for increased power and efficiency - Porsche AG https://www.porsche.com/international/aboutporsche/pressreleases/pag/?pool=international-de&id=596811 Innovative pistons from a 3D printer for increased power and efficien
PolyJet テクノロジーは、Stratasys社が特許を取得した高性能のプリンティング方式です。PolyJetテクノロジーを用いた3Dプリンターは、0.1mmの高い精度で14μmの層を作成し、滑らかなサーフェイス、薄壁、複雑な形状を実現します。 ゴムから硬質まで、さらに透明から不透明まで、広範囲な材料をサポートできる唯一の技術です。2Dのインクジェットプリンターに似た構造を持っていて、ヘッドのノズルからUV硬化性の液体樹脂を噴射し、UVライトで硬化させながら積層してモデルを造形します。噴射する樹脂の粒子が非常に細かいため、表面が滑らかで小さく複雑な形状を造形することが可能です。 Connexシリーズでは、複数の樹脂を任意の配合率で複合することにより、カラーや物性の選択肢が飛躍的に増加。滑らかな表面をもった最終製品に限りなく近いリアルなプロトタイプを実現します。1000種類以上の物性とカ
ホーム / サービス・ソリューション / 3Dプリンティングエンジニアリングサービス / 試作品製作 / 超高耐熱×高透明 新規開発樹脂(光造形) 超高耐熱×高透明 新規開発樹脂(光造形) 3Dプリント光造形材料「SIS-200」 エンジン部品、灯体試作、耐熱可視化モデルに最適 耐熱温度 220℃ で無色透明 従来の耐熱材料に対し、透明度が大幅にアップ アニール処理により、耐熱性だけでなく強度など機械的物性も向上 自動車のエンジンルーム内の温度環境に耐え、幅広い用途に利用できる ガソリン、各種オイルなどへの耐油性も良好
仕事のフリしてます、スタジオバニマです。 ところで 「プロだからトコトン仕上げる、良いものを届けたいから」 「プロだからサッと仕上げる、予算も時間もないから」 この2つの相反するテーマ、難しいですよね! ウチは納期が短いことが多いので後者の方が得意です。 ウチではここでも書いていますようにFLASHFORGEのGUIDER2という3Dプリンタを使っています。 この仕事が薄いさなか、今後仕事が来た時にももっといいものが出せるように出力時の設定をちょこちょこ変えては出力、変えては出力を繰り返してパラメータを追い込んでいます。 ここで、多分多くの造形屋さんがしているであろう「3Dプリンタ出力後の処理」をウチの場合はどうやっているのかをご紹介します。 目新しいものは無いと思いますが、プロではない方や使い始めたばかりの方には参考になるかもしれません。 まず今回パラメータ調整で出力を繰り返しているピー
コロナウイルスで医療器具のパーツが不足したイタリアの病院、3D印刷で急場をしのぐ2020.03.21 18:0031,570 岡本玄介 思いついて電話をかけた病院の機転もスゴい。 イタリアでも新型コロナウイルスが猛威を振るうようになった影響で、イタリアの都市・ブレシアの病院では、集中治療室で使う人工呼吸器のバルブを使い切ってしまいました。しかも予想以上の使用量だったため追加発注が間に合わない! ですが一転、3D印刷でソックリなものを作ることに成功し、患者の命を救うことに繋がった…とFuturismが伝えています。 13日の金曜日中に危機を乗り越えるそれは3月13日の金曜日のこと、病院はバルブを届けてくれる業者に連絡するも、すぐには用意できないことが判明してしまいました。そこで地元にある3D印刷を行なう会社に連絡したところ、ものの数時間でいくつもの複製品が完成。13日中には10人の患者が人工
【AFP=時事】18世紀初めに作られたフルートを基にリメークされた2本のフルート──2001年に手作業で作られたものと、2019年に3Dプリンターで「複製」されたプラスチック製のもの。大きく異なる方法で作られた2本だが、それぞれで同じ曲を演奏すると、音だけを聞いた審査員はその違いが分からなかったという。 【写真】3Dプリンター版フルートを演奏 この実験を行ったのは、仏パリにある音楽博物館(Museum of Music)。2500年前にハゲワシの骨で作られたフルートも保管してある同館で、音楽家のミナ・チャン(Mina Jang)さんが演奏に臨んだ。同館ではこのほど、古楽器の保存について見直すため、3Dプリンター技術を用いた実験を始めた。 3Dプリンターの強みは、作製時間と費用にある。作業場で1か月かかるものは24時間で、数千ユーロ(数十万円)かかっていたものは数百ユーロ(数万円)で仕上げる
Nature3D@フィラメント職人 @nature3d_ ノズルではポリマーが応力を受け、変形エネルギーの一部が弾性的にため込まれている。ノズルを通る際は栓流に近い速度分布(径方向速度一定)となっており、主に壁面近傍でエネルギーがため込まれる。ノズルを出ると壁面での拘束が解かれ、応力が解放されることでダイスウェルと呼ばれる膨張が起こる。 pic.twitter.com/U53pnlBGce 2020-01-17 12:11:45
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