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ブックマーク / www.aoky.net (46)

  • 目標でなく恐怖を明確にすべき理由

    Tim Ferriss / 青木靖 訳 2017年4月 (TED2017) これは1999年の幸せな私の写真です。 大学4年のときで、ダンスの練習のすぐ後でした。私は当に幸せでした。その10日後に自分がどこにいたか正確に覚えています。大学の駐車場にとめた自分の中古のミニバンの後部座席にいて、自殺しようと思っていました。やると決めてすぐに、万全の実行計画を立てました。崖っぷちのすぐ間際まで行きました。私が死にいちばん近かった時です。私が引き金から指を離したのは、いくつかの幸運な偶然のおかげてした。後になって私が最も怖く感じたのは、この偶然の要素でした。 それで私は自分の浮き沈みを制御するための様々な方法を系統的に試すようになりましたが、それは良い投資だったと言えるでしょう。 普通の人だと大きなに襲われるのは、生涯にせいぜい6回から10回ですが、私は双極性病で、家族もそうです。私はこれま

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    dowhile 2017/07/16
  • 表計算ソフト誕生の話

    Dan Bricklin / 青木靖 訳 2016年11月 (TEDxBeaconStreet) Excelのような表計算ソフトを使ったことのある人は、どれくらいいますか? 大勢ですね。では、フィラデルフィアで小さな印刷業を営んでいた私の父のように、会社の簿記を手計算でやっているという人は? ずっと少ない。 それは何百年もの間ずっと行われていた方法です。1978年の初めに、私はやがてVisiCalcとなるもののアイデアに取り組み始めました。翌年それは、新製品だったAppleIIパーソナル・コンピューター用に売り出されました。その後の6年の間に大きな変化があったことは、誰もがVisiCalcを知っておりたぶん使ってもいると、ウォールストリート・ジャーナル紙が社説で想定していたことを見ても分かるでしょう。 スティーブ・ジョブズは1990年のインタビューで言っています。「表計算ソフトがPC業界を

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  • 先延ばし魔の頭の中はどうなっているか

    Tim Urban / 青木靖 訳 2016年2月 (TED2016) 大学では政治専攻だったので、レポートを沢山書かなければなりませんでした。普通の学生がレポートを書く場合、作業量はこんな感じに分布していることでしょう。 これだと、はじめはゆっくりですが、最初の週、十分に進めておいて、後半多少負荷が高くはなっても、秩序ある状態が保たれています。私だってそんな風にやりたいと思います。予定としては、すぐ取りかかるつもりでいますが、実際にレポートをやる段になると、私の場合こんな風になってしまいます。 毎回こういうことになるんです。それから90ページの卒論を書くことになりました。1年かけて書くべきものです。いつものようなやり方が通用しないのは分かっていました。規模が大きすぎます。それで計画を立てて、こんな感じでやろうと決めました。 1年の計画です。はじめは軽く、中間で少し上がり、終盤でスパートを

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    dowhile 2016/05/23
  • Linuxの背後にある精神

    Linus Torvalds / 青木靖 訳 2016年2月 (TED2016) クリス・アンダーソン 奇妙な話です。あなたのソフトウェアであるLinuxは何百万というコンピュータの中にあり、インターネットのかなりの部分を動かしています。さらに実際に使われているAndroid端末が15億台くらいあって、その1台1台にもあなたのソフトウェアが入っています。これはすごいことで、その開発部ともなれば、さぞ大層な施設なんだろうなと思っていたので、この写真を見たときはびっくりしました。これがその — Linux世界部なんですよね?(笑)(拍手) リーナス・トーバルズ 大したものには見えませんよね。この写真の中で最も興味深く、多くの人が反応する部分は、あのトレッドミル・デスクです。私の仕事場で一番興味深いものですが、私はもう使っていません。この2つは関連していると思います。私の働き方として、外的な

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  • 好きになる仕事はどうしたら見つかるのか

    Scott Dinsmore / 青木靖 訳 2012年10月 (TEDxGoldenGatePark 2012) すごく光栄です。ここに立つのはどんな気分かいつも空想していました。8年前、私は仕事について人生最悪の助言を受けました。ある友人が言ったのです。「今の仕事が好きかどうかなんて気にしないことだ。いかに履歴書に箔を付けられるかがすべてだ」。しばらくスペインで暮らしたあとアメリカに戻ってすぐの頃で、フォーチュン500企業で働き始め、「世界に大きな影響を与えるような仕事ができるんだ」と意気込んでいろいろ考えていましたが、2ヶ月も過ぎると、毎朝10時にはコンピュータの画面を頭で打ち破りたいという奇妙な衝動を感じていました。そんな風に感じたことのある人がいるか分かりませんけど。ライバル会社はみんな私のやっていた仕事なんて自動化していました。私があの悟ったような助言をされたのはそんな時でした

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    dowhile 2015/12/25
  • 子供の夢を奪う学校というシステム

    Seth Godin / 青木靖 訳 2012年9月 (TEDxYouth@BFS 2012) 皆さん、お早うございます。(聴衆からあいまいな返事) 聞こえませんね。挨拶のしかたは小さな頃から習ってるはずです。「ゴ—ディンさんおはようございます」って言うんでしょ? もう一度やりましょう。皆さん、お早うございます。(聴衆「ゴーディンさん、おはようございます」) これが何のためか考えたことありますか? どうやって150年の間にこれが公教育に浸透したのか、考えたことはありますか? 学校を再び役立つものにしようと活動している人たちのように、根的な問について考えたことはありますか?「学校は何のためにあるのか?」 私達はこの質問に答えていないし、問いかけてすらいないと思います。みんな学校は何のためにあるのか分かっている風ですが、どうしてここに至ったのか、どこへ向かっているのか、みんなが同意するまでは

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    dowhile 2015/02/27
  • 彼らがいなくなってしまう前に

    Jimmy Nelson / 青木靖 訳 2013年11月 (TEDxAmsterdam 2013) おはようございます。ご紹介いただきましたジミー・ネルソン、写真家です。最初に言っておきたいのは、ここで皆さんの前に立てるのがどんなに素晴らしいかということです。私はこの街に15年も住んでいますが、このような場に呼んでいただけるとは夢にも考えていませんでした。これから皆さんを12分間の旅へとお連れしますので、どうかくつろいでお聞きください。 さあここはどこでしょう? モンゴルの北のはずれ、ロシアとの国境付近、真冬で凍える寒さです。 私はあがいていました。道に迷い、孤独で、孤立し、方向を見失っていました。正直どうしていいか分からなくなっていました。やろうとしていたのはツァータン族の写真を撮ることでした。 北モンゴルでトナカイを飼って暮らしている部族で、この地域に住む最後の先住民族の1つです。ど

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    dowhile 2015/02/09
  • 頭良さそうにTED風プレゼンをする方法

    “TEDxNewYorkで語られた数々の新しいアイデアを一挙に吹き飛ばすこの珍妙なプレゼンで、面白い人を生業とするウィル・スティーヴンが、何にも話すことがなくてもすごい話をしているように見せられる鉄板のプレゼンスキルを披露します (情報開示 — このプレゼンには多くのTEDトークを見てきた2人のTEDスタッフが協力しています)。” (TED Talks)

  • もしも〜なら? と問うコミック

    Randall Munroe / 青木靖 訳 2014年3月 (TED2014) 私のウェブサイトには、毎週みんなの送ってくる仮定上の質問に私が答えるというコーナーがありまして、数学と科学とコミックを使って回答を試みています。たとえばこんな質問をした人がいました。「光速の90%のスピードで投げられたボールをバットで打とうとしたらどうなるか?」それでちょっと計算してみました。通常空気中を物体が進む時には空気は物体の周りを流れますが、今の場合ボールがあまりに速いため空気の分子によける時間がなく、ボールは真っ正面からその中に突っ込むことになり、空気の分子との衝突によってボールから窒素や炭素や水素といったものがはじき出されてちりぢりの小さな粒子となり、周りの空気に熱核融合を引き起こします。これにより大量のX線の波がその他の粒子とともに放出され、内部がプラズマ状態のドームがピッチャーマウンドを中心に

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    dowhile 2014/06/16
    xkcd作者のTed講演
  • 人の注意力を操る妙技

    “世界最高のスリ師と称されるアポロ・ロビンスは、腕時計をスリ盗りながら人の行動の特性を研究しています。ロビンスはこの愉快な実演で、TEDGlobal 2013の聴衆を相手に持ち物を物色しつつ、盗られた財布が自分の肩の上にあるのに持ち主が気付かないといった芸当が、人間の認知能力の欠陥を利用することでいかに可能になるかを示します。” (TED Talks)

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    dowhile 2013/10/02
  • 顧客の機能要求に折れないこと!

    Kathy Sierra /青木靖 訳 2006年5月10日 製品やサービスが成功するほど、ユーザの要望を受け入れるようにというプレッシャーは強くなる。ユーザが多くなるほど、要望の範囲は広がっていく。あるユーザにとっての 「それがないんだったら買わない」機能が、別のユーザには取引をぶちこわすものになる。そしてあなたの製品やサービスが人気になるほど、そういった要望は、要求と最後通牒へと変わっていき、ついには痛烈な批判になる。 私たちになしえる最悪のことは、それに折れるということだ。しかし要望/要求や批判が強く、怒りを帯びたものになるほど、誘惑に抵抗するのは難しくなる——「この1個だけ付け加えれば・・・きっとあの連中もおとなしくなってくれる」 しかしあらゆる色を1つに混ぜ合わせて泥色のしみを作るなら、誰も私たちのすることを嫌わなくなるが、同時に誰も喜びも、興奮も、魅了もされなくなる。そうして私

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    dowhile 2013/08/12
  • 18分で学ぶクリエイティビティ

    18分で学ぶクリエイティビティ (TED Talks) Tina Seelig / 青木靖 訳 2012年5月 なんて1日でしょう! ものすごいアイデアに溢れています。でもアイデアはどこから来るのでしょう? これは私がこの35年間取り組んできた疑問です。アイデアはどこから来るのか? 私は最初神経生理学者として、小さな細胞をさらに小さな電極でつついて、クリエイティビティやイノベーションについて何か教えてくれるか探っていました。博士課程を終えると、現実の世界におけるクリエイティビティを研究しようと、大小の企業で働き、さらには自分で会社を興し、この13年間はスタンフォードでクリエイティビティやイノベーションや起業について教えてきました。そして授業を通して学生達と数限りない実験をし、クリエイティビティの扉を開くのは何か突き止めようとしてきました。この何年かで気付いたのは、私たちのクリエイティビティ

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    dowhile 2013/04/20
  • 優れたプレゼンに隠された秘密のしかけ

    優れたプレゼンに隠された秘密のしかけ (TED Talks) Nancy Duarte / 青木靖 訳 2010年11月11日 この場に立てるのは大変光栄です。皆さんには世界を変える力があります。決まり文句として言うのではなく、皆さんには当に世界を変える力があるんです。皆さん1人ひとりの中に、人類が知る最も強力な装置があります。アイデアです。1人の心から生まれた1つのアイデアが、地を揺るがし、運動の火種となり、未来をも書き換えるのです。しかし自分の内に留まっている限り、アイデアは無力です。他の人たちが取り組めるよう表に出さないなら、アイデアは死んでしまいます。皆さんの中には、自分のアイデアを伝えようとしたけど受け入れられず、拒絶され、代わりに月並みなアイデアが採用された、という経験をした人もいるでしょう。2者の間の違いは伝え方です。もしアイデアを人の心に響くよう伝えられたなら、変化が起こ

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    dowhile 2013/03/28
  • グローバル・パワー・シフト

    グローバル・パワー・シフト (TED Talks) Noam Chomsky / 青木靖 訳 2010年3月6日 私は政治のパワー・シフトについて話すよう頼まれました。最近よく議論されている話題です。世界の支配的な力としてのアメリカは、中国やインドに追い抜かれることになるのか、それはいつかと取りざたされています。もしそうなれば、世界は17世紀以降のヨーロッパによる征服以前の姿に戻ることになります。科学的ではありませんが、その雰囲気を表す象徴的な例があります。最近マサチューセッツの州立大の歴史の先生と話したんですが、その人はいつも期の始めに「世界で最も豊かな国はどこか」と学生に聞いているそうです。この数年いつも帰ってくる答えは中国とインドだそうです。新聞の見出しを読んでいればそう思うのでしょう。 ただ考えるべきことがあります。第一に富、あるいは社会の健全性です。その尺度として、毎年発表される

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    dowhile 2013/03/28
  • 仕事する意義

    仕事する意義 (TED Talks) Dan Ariely / 青木靖 訳 2012年11月 今朝の講演を見ていて、自分は何ができるだろうと思いました。ポールはシャツを脱ぎましたが私にはできません。でもあれだったら・・・やめときましょう。今日は仕事とモチベーションの話をします。仕事をする人を私たちは迷路の中のネズミのように見ています。みんな仕事が嫌いで、当はビーチでモヒートでも飲んでいたいところだけど、お金のために仕事をしていて、それもビーチでモヒートを飲めるようにするためなのだと。でも当にそうなのか? 山登りみたいなものもあります。山登りというのは大変なものです。登山について書かれたを読むと、そこには高揚感や喜びが満ちているのでしょうか? いいえ、そこに描かれているのは惨めさや痛みや凍傷です。そんな体験をして帰ってきたら、「とんだ間違いだった。もう2度とやらないぞ」と思いそうなもの

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    dowhile 2013/02/06
  • ボディランゲージが人を作る

    ボディランゲージが人を作る (TED Talks) Amy Cuddy / 青木靖 訳 2012年6月 皆さんにひとつ無料で技術不要の人生術をお教えしましょう。姿勢を2分間変えるだけでいいんです。ただその前に、自分の体を今どんな風にしているか確認していただきたいと思います。体を小さく縮こめている人はどれくらいいますか? 背中を丸める、脚を組む、足首を絡める、あるいは腕をしがみつくようにする。それから逆に体を大きく広げることもあります。(笑) やっている人いますね。(笑) 今自分がどんな風にしているかに注意を払ってください。後でその話をしますけど、それを少し変えるだけで人生を大きく変えられる可能性があるんです。私たちはボディランゲージに目を引かれます。特に他の人のボディランゲージに興味を引かれます。私たちは何かこういうぎこちないやり取りとか、笑顔とか、蔑んだ視線に関心を向けます。あるいはぎこ

  • 想像力をオープンソース化するArdurino

    想像力をオープンソース化するArdurino (TED Talks) Massimo Banzi / 青木靖 訳 2012年6月 何週間か前に、友達が8歳になる息子にご覧のようなおもちゃの車をあげたんですが、普通やるようにおもちゃ屋に行って買うのではなく、このWebサイトに行ってファイルをダウンロードし、このプリンタで印刷したんです。こういった装置を使って誰でもデジタル的にモノを作れるというアイデアを、エコノミスト誌は「第三の産業革命」と呼んでいます。 実は革命はもう1つ進行していると思うんです。それはオープンソース・ハードウェアと「Makerムーブメント」が引き起こしているものです。友人がおもちゃの印刷に使ったプリンタも実はオープンソースなんです。その同じWebサイトでプリンタを作るのに必要なすべてのファイルがダウンロードできます。構成ファイル、ハードウェア、ソフトウェア、すべての解説が

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    dowhile 2012/09/22
  • オンライン教育が教えてくれること

    オンライン教育が教えてくれること (TED Talks) Daphne Koller / 青木靖 訳 2012年6月 皆さんの多くと同じように私は幸運に恵まれました。高い教育をみんな受けている家庭に生まれました。3代続きの博士で、両親はともに学者です。子どもの頃は、大学にある父の研究室を遊び場にしていました。だからいい大学に進むのも当然のことのように思っていました。そしてそれが私に大きな可能性を与えてくれました。 あいにくと世界の人の多くはそんな幸運に恵まれてはいません。場所によっては、たとえば南アフリカなどでは、教育は容易に得られるものではありません。教育システムはアパルトヘイトの時代に少数の白人向けに作られました。その結果、優れた教育を受けることを望み、それに値する人のための場所が不足しています。この希少性が、今年1月にヨハネスブルグ大学で起きた事件に繋がりました。大学入試の受付が一部

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    dowhile 2012/09/22
  • かつて存在しなかった最高のコンピュータ

    かつて存在しなかった最高のコンピュータ (TED Talks) John Graham-Cumming / 青木靖 訳 2012年3月 存在することのなかった最高のマシンについてお話しましょう。実際に作られることはありませんでしたが、今度作られることになりました。みんながコンピュータについて考えるはるか以前に設計されたマシンです。コンピュータの歴史についてご存じなら、30〜40年代に単純なコンピュータが作られ、今日のコンピュータ革命に繋がったというのをご存じでしょう。その通りなんですが、ただ世紀が違っています。最初のコンピュータは1830〜40年代に設計されました。1930〜40年代ではありません。設計され、部分的に試作され、ここサウス・ケンジントンに一部が残っています。 そのマシンを作ったのはこの男、チャールズ・バベッジです。バベッジには何か親しみを覚えます。どの写真を見ても髪がこう乱れ

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    dowhile 2012/09/22
  • 自分のクリエイティビティに自信を持つ方法

    自分のクリエイティビティに自信を持つ方法 (TED Talks) David Kelley / 青木靖 訳 2012年3月 今日はクリエイティビティに対する自信についてお話しします。オハイオ州バーバートンの小学3年生だった頃の昔の話から始めましょう。親友のブライアンが創作に取り組んだ時のことを今でもよく覚えています。先生が洗面台の下に置いていた粘土を使って馬を作ろうとしていました。すると同じテーブルにいた女の子がのぞき込んで言ったのです。「なによそれ? 全然馬に見えない」。ブライアンは肩を落としました。そして粘土の馬を丸めると、粘土入れに投げ戻しました。その後ブライアンがそのような創作に手を出すことは二度とありませんでした。 こんなことがどれほど頻繁に起きていることかと思います。ブライアンの話をすると、多くの学生が授業の後にやってきて、似たような体験をしたと言います。先生にやる気をなくさせ

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    dowhile 2012/09/20