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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (425)

  • Googleの45分間ダウンの原因は認証ツールのストレージクォータの問題

    Googleの「Workspace」を含む同社の多くのサービスが12月14日の午後9時ごろから約45分間使えなくなっていた障害の原因は、各種サービスにログインするための認証ツールのストレージクォータの問題だったと、Googleが同日、英Guardianなどのメディアに声明文を送った。 Googleの広報担当者によると、このダウンの原因は、Googleとサードパーティのサービスへのログイン方法を管理する認証ツールの障害だったという。認証を処理するサービスのためのストレージが不足すると自動的に割当を増やす(ストレージクォータ)ツールが正常に動作しなかった。 この問題により、GmailやGoogleカレンダーなど、利用するためにログインが必要なサービスが利用できなくなった。また、Googleの認証プラットフォームを利用するサードパーティのサービスでも、ユーザーがログインできなくなっていた。Go

    Googleの45分間ダウンの原因は認証ツールのストレージクォータの問題
  • 中国科技大、光量子コンピュータで「量子超越性」を実証 スパコン富岳で6億年かかる計算を200秒で

    中国科学技術大学などの研究チームは12月3日(現地時間)、量子コンピュータの計算能力が従来のスーパーコンピュータを上回ることを示す「量子超越性」を、光を使った量子コンピュータで実証したと発表した。同日付で米科学誌「Science」のオンライン版に掲載された。 光の最小単位である光子は、ボース粒子(ボソン)という素粒子に分類される。研究者たちは50個の光子と100個の光子検出器を使い、干渉し合う多くのボソンの確率分布を計算する「ガウシアンボソンサンプリング」を行った。このサンプリングを光量子コンピュータで200秒間行った際の計算を中国のスパコン「神威・太湖之光」(Sunway TaihuLight)で行うと25億年、理化学研究所の「富岳」で行っても6億年かかるとしている。 量子超越性を巡っては、2019年10月に米Googleが、超電導量子ビットを使った量子コンピュータプロセッサ「Sycam

    中国科技大、光量子コンピュータで「量子超越性」を実証 スパコン富岳で6億年かかる計算を200秒で
  • AWSで障害、「Nature Remo」「SwitchBot」などに影響 「電気消せない」と嘆く声【追記あり】

    障害の影響で、日でも25日夜ごろ(日時間)から、スマートリモコン「Nature Remo」、家電をスマート化するIoTデバイス「SwitchBot」など、AWSに接続するスマート家電向けデバイスで不具合が発生。Twitter上では「電気を消せなくなった」「家電を操作できない」などの報告が相次いでいる。 AWSのステータスページによると、北米のリージョンでは、上記に加えてAWSの監視ツール「Amazon CloudWatch」、アプリケーション間のデータを接続するサービス「Amazon EventBridge」、IoTデバイスをAWSに接続するサービス「AWS IoT Core」なども正常に動作していない。 欧州、アジア太平洋、アフリカ、中東のリージョンで不具合が起きているのは「Amazon CloudFront」のみとしている。 だがAWSによれば「障害の影響でステータスページの更新に

    AWSで障害、「Nature Remo」「SwitchBot」などに影響 「電気消せない」と嘆く声【追記あり】
  • 霞が関でパスワード付きzipファイルを廃止へ 平井デジタル相

    平井卓也デジタル改革担当相は11月17日の定例会見で、中央省庁の職員が文書などのデータをメールで送信する際に使うパスワード付きzipファイルを廃止する方針であると明らかにした。政府の意見募集サイト「デジタル改革アイデアボックス」の意見を採用した。内閣府、内閣官房から取り組みを始め、他省庁については利用実態を調査する。 zipファイルの廃止は内閣官房が16日に開催した、河野太郎行政・規制改革担当相らとの対話の場で取り上げられ、その場で採用が決まった。アイデアボックスでの支持が最も高かったという。 霞が関の職員らは文書データを添付する際、zipファイルに加工してメールで送信しており、これまではセキュリティ対策として慣例的にパスワードを別メールで送信していた。 河野氏との対話の場で平井氏は「zipファイルのパスワードの扱いを見ていると、セキュリティレベルを担保するための暗号化ではない」と指摘。河

    霞が関でパスワード付きzipファイルを廃止へ 平井デジタル相
  • 「ふんふふん」で曲名が分かるGoogleの鼻歌検索 驚きの的中度支えるマッチング手法

    「ふんふふん」で曲名が分かるGoogleの鼻歌検索 驚きの的中度支えるマッチング手法:Googleさん(1/2 ページ) Googleさんが10月に発表したハミングで曲を検索する機能について、Googleの中の偉い人、クリシュナ・クマールさんが11月12日にオンライン説明会でいろいろ説明してくれました。また、同日公式ブログも公開されました。発表時にはこの機能の名称は明示されていませんでしたが、「Hum to Search」(日では「鼻歌検索」)というそうです。発表されてからいろいろ実際にやってみましたが、その的中度(?)に驚きました。今回の「Googleさん」は、この鼻歌検索の話です。 何かの曲のサビの部分だけが頭をぐるぐる回って思考の妨げになること、ありますよね? これ(米国ではearwormsと呼ぶ)は結構苦しいですが、オリジナル曲を聴くと耳虫は退散するそうです。そこで、曲名が分から

    「ふんふふん」で曲名が分かるGoogleの鼻歌検索 驚きの的中度支えるマッチング手法
  • Google、「この曲何?」→ハミングで曲名検索 機械学習で

    Appleに買収されたShazamなど、同様のサービスは既に複数あるが、Googleは新たに構築した機械学習モデルを採用している。 大まかな説明では、曲の旋律を人間の指紋のようなものと捉え、ハミングの旋律を既存の曲の指紋と一致させようとする。マイクに向かってハミングすると、それを機械学習モデルが曲の旋律を表す数字ベースのシーケンスに変換し、このシーケンスを指紋として一致する可能性のある既存の曲と比較する。 Googleは2017年には「Pixel 2」で周囲で流れている曲のタイトルを自動的に表示する「Now Playing」機能を搭載しているが、こちらはハミングには対応していなかった。 実際に何曲かハミングしてみたところ、最近のヒット曲やアニメの主題歌などはほぼ完璧に表示されたが、日の古い童謡や「君が代」は認識されなかった(米国の国歌は認識した)。データに登録されていないようだ。 関連

    Google、「この曲何?」→ハミングで曲名検索 機械学習で
  • サーバ管理会社が契約更新ミス 「ふくいナビ」全データがクラウドから消失、復旧不能に

    福井県の産業を支援する公益財団法人ふくい産業支援センターが運営するポータルサイト「ふくいナビ」の全データが、サーバ管理会社であるNECキャピタルソリューションの社内手続きミスにより、完全に消失した。データの復旧も不可能という。同センターが11月5日付で発表した。 発表によると、同センターとNECキャピタルソリューションは、今年10月31日までふくいナビのクラウドサーバの賃貸借契約を結んでおり、10月13日にその契約を更新していたが、NECキャピタルソリューションの社内手続きのミスで更新の手続きがされておらず、貸与期間が終了したとして全データが削除されたという。 これにより、システムの全プログラムが完全に消失。同センターが登録したデータや、ユーザーが登録したデータ(メールマガジンの配信先や配信内容など)も完全に消失した。 プログラムの再構築は可能だが「相当の期間が必要」で復旧のめどは立ってお

    サーバ管理会社が契約更新ミス 「ふくいナビ」全データがクラウドから消失、復旧不能に
  • 日本を含む7カ国、エンドツーエンド暗号化コンテンツへの公的接続を可能にするよう要請する国際声明

    英政府は10月11日(現地時間)、IT企業に対し、エンドツーエンドで暗号化(E2EE)されたコンテンツに法執行機関がアクセスできるようにするよう要請する国際声明を発表した。声明に署名したのは、ファイブアイズと呼ばれる英、米、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国と、インド、日。 英政府は「テロや児童の性的搾取、虐待などの深刻な犯罪を捜査する場合、E2EEは公共の安全に深刻な影響を及ぼす。ユーザーのプライバシーとセキュリティを損なうことなく、市民の安全を確保するための解決策を見出すために政府と協力するようIT企業に呼び掛ける」としている。 米国では2016年、米Appleが米連邦捜査局(FBI)からの犯人所有のiPhoneのロック解除を拒否したことをきっかけに、国家安全と個人のプライバシーをめぐる議論が高まった。米上院議員は昨年12月、AppleやE2EEのメッセージングアプリ「

    日本を含む7カ国、エンドツーエンド暗号化コンテンツへの公的接続を可能にするよう要請する国際声明
    ducky19999
    ducky19999 2020/10/12
    サーバー側で平文になったデータ見せろって事かな
  • 深層学習で卓球サーブの球筋を予測 打つ姿勢から着地点が分かる「FuturePong」、東工大が開発

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。

    深層学習で卓球サーブの球筋を予測 打つ姿勢から着地点が分かる「FuturePong」、東工大が開発
  • イーサリアム2.0の足音 あなたが知らないブロックチェーン最前線

    イーサリアム2.0の足音 あなたが知らないブロックチェーン最前線:星暁雄「21世紀のイノベーションのジレンマ」(1/4 ページ) 2020年8月4日、イーサリアム(Ethereum)の次世代版であるイーサリアム2.0の公開テストが始まった。イーサリアムはビットコインに次ぐ有力な暗号通貨であり、同時に有力なブロックチェーン技術のひとつだ。その技術の世代交代が始まろうとしている。 数年後、計画がすべて実現すればイーサリアム2.0は事実上、無制限に近い処理能力を獲得し、デジタル時代の社会インフラとなれる能力を備える。計画がすべて実現しない場合でも、現状の混雑を解決できる高速化は達成する方向で開発が進んでいる。 とはいえ難易度は高い。公開テスト開始後10日で深刻なトラブルが発生し、ブロックチェーンが機能を止めた。いわばロケットエンジンの地上テスト中に爆発したようなものだ。公開テストの目的は、こうし

    イーサリアム2.0の足音 あなたが知らないブロックチェーン最前線
  • 欠番の「日本航空123便」が航空機位置情報アプリに出現? 真相をアプリ運営会社と日本航空に聞いた

    8月6日午前0時ごろ、“JL123”というコードの航空便が、航空機の位置情報をリアルタイムに表示するアプリ「Flightradar24」上に現れた。アプリの地図上で成田空港に姿を見せた同便は同日午前1時までに姿を消した。 JL123が表しているのは「日航空123便」。1985年8月12日に日航空123便墜落事故が起きて以来、この便名は欠番となっている。この事態に気付いたアプリユーザーからは、「なぜ存在しないはずの便が表示されているのか」など、困惑の声が上がった。 アプリ上にJL123が現れたのは何かの不具合なのか、それとも──。真相を確かめるため、Flightradar24の運営会社であるスウェーデンFlightradar24と、日航空に取材した。 Flightradar24は「コールサインを受け取っただけ」 なぜアプリ上にJL123が表示されているのかという質問に対し、Flight

    欠番の「日本航空123便」が航空機位置情報アプリに出現? 真相をアプリ運営会社と日本航空に聞いた
  • ウォズニアック氏、GoogleとYouTubeを提訴 ビットコイン詐欺動画放置で

    Appleの共同創業者、「ウォズ」ことスティーブ・ウォズニアック氏を含む17人が米Googleとその傘下のYouTubeを提訴した。原告の映像を悪用するビットコイン詐欺動画の削除要求を無視したため。申し立てを行った米法律事務所Cotchett, Pitre & McCarthyが7月23日(現地時間)に発表した。 訴状によると、YouTubeでは数カ月前から、ウォズニアック氏やイーロン・マスク氏、ビル・ゲイツ氏(この2人は集団訴訟に参加していない)、コンサルタントなどの動画を無断で合成したビットコイン詐欺動画が公開されていた。例えば、ウォズニアック氏が開催しているように見えるビットコイン放出イベントの動画では、イベント中に動画のリンク先にビットコインを送信すると、2倍になって返金されるというテキストが表示される(実際には当然何も返金されない)。 ウォズニアック氏は発表文で「YouTube

    ウォズニアック氏、GoogleとYouTubeを提訴 ビットコイン詐欺動画放置で
  • 自律的に化学実験するロボット科学者、研究の自動化に成功 8日間で約700回の実験、人間なら数カ月

    ロボットは、重量400kg、 高さ1.75m、 研究室を動き回れる移動式で、先端にグリッパーが付いたロボットアームが上部に取り付けられている。バッテリーの充電時のみ停止し、それ以外は毎日21.5時間動作する。 ロボットは、固体の計量、液体の分注、容器からの空気の除去、触媒反応の実行、反応物/生成物の定量化など、多様な実験のタスクを独立して行う。 動作はビジョンベースではなく、レーザー光で距離を測定するLiDARを使用して物体を特定し、 タッチフィードバックで握る力を調整している。そのため、光分解反応やガスクロマトグラフなどの実験装置間を行き来し、バイアル(実験に使用するガラス製の小瓶)を割ったり落としたりすることなく、つかんで指定した場所へ届けるタスクを安定して行える。

    自律的に化学実験するロボット科学者、研究の自動化に成功 8日間で約700回の実験、人間なら数カ月
  • 「在宅勤務は生産性ダウン」と感じる人、日本はトップ 10カ国平均大きく上回る レノボ調査で明らかに

    在宅勤務の生産性が低いと感じる理由は、「勤務先がテクノロジーに十分な投資を行っていない」が67%でトップ。コロナ禍で在宅勤務が始まる際、自宅のIT機器などの購入費を全額負担した企業は31%にとどまった。1人当たりの購入金額も首位のドイツは381ドルだったのに対し、日は132ドルと10カ国中最下位だった。 その他、「同僚とのコミュニケーションに差し障りを感じる」が51%、「データ流出の懸念がある」が61%、「家庭生活と業務の線引きが難しく集中できない」が31%、「テクノロジー導入時のトレーニングが不足している」が20%――などが生産性が上がらない理由に挙がっている。 世界10カ国(日、米国、ブラジル、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、中国、インド)のビジネスパーソン2万262人を対象に、5月に調査したもの。 レノボ・ジャパンは「働き方のニューノーマル確立に向け、企業によるテクノ

    「在宅勤務は生産性ダウン」と感じる人、日本はトップ 10カ国平均大きく上回る レノボ調査で明らかに
    ducky19999
    ducky19999 2020/07/16
    「感じる人」気分じゃん
  • 「事象の地平面」なんてなかった? ブラックホールに新理論、理研が発表 “情報問題”にも筋道

    ブラックホールには一度入ったが最後、光さえも脱出できないほど強い重力がかかる領域の境界「事象の地平面」があるといわれている。しかし、理化学研究所はこのほど「ブラックホールは事象の地平面を持たない高密度な物体である」とする、これまでの通説とは異なる研究結果を発表した。 従来、ブラックホールに落ちたリンゴの情報がどうなるのかはよく分かっていなかったが、今回の研究を進めていけばブラックホール中の情報を追跡できるようになり、ブラックホールを情報のストレージにできる可能性も開けるという この理論を発表したのは、同研究所の横倉祐貴上級研究員らの共同研究チーム。従来のブラックホール理論が一般相対性理論に基づくのに対し、研究チームは一般相対性理論と量子力学に基づいて理論を組み立てた。 従来の理論では、光も脱出できない内側の領域をブラックホール、その境界を事象の地平面といい、ブラックホールの質量によって決ま

    「事象の地平面」なんてなかった? ブラックホールに新理論、理研が発表 “情報問題”にも筋道
  • 「ぷよぷよ」のプログラミング教材、セガが無料提供 “ぷよ”の移動や色指定でゲーム制作体験

    セガは6月25日、対戦アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のソースコードを使ったプログラミング教材「ぷよぷよプログラミング」を、26日から無料で提供すると発表した。 ぷよぷよプログラミングは、Webシステムの開発を手掛けるアシアル(東京都文京区)のプログラミング学習ツール「Monaca Education」上で使える教材。インターネット環境があればOSの種類に関係なくWebブラウザから操作できる。 利用者は、HTML5やJavaScriptで書かれたソースコードを書き写し、ぷよぷよのプレイ画面を確認しながらコーディングを学ぶ。「ぷよ」を左右に移動させたり、消したりできる他、ぷよの色や数を変更できる。 関連記事 セガ、手のひらに収まる携帯ゲーム機「ゲームギアミクロ」発売決定 「ガセですか?」「セガです」 セガは6月3日、小型携帯ゲーム機「ゲームギアミクロ」を発売すると発表した。セガグループの里

    「ぷよぷよ」のプログラミング教材、セガが無料提供 “ぷよ”の移動や色指定でゲーム制作体験
  • LINE、デジタルトレーディングカードに参入 ユーザー間の売買も可能 「コロナ禍に悩むクリエイターに新たなマーケットを」

    LINE、デジタルトレーディングカードに参入 ユーザー間の売買も可能 「コロナ禍に悩むクリエイターに新たなマーケットを」 LINEは6月16日、オンラインでトレーディングカードを収集できるスマホ向けアプリ「VVID」(ビビッド)を2020年夏にリリースすると発表した。アプリでは、アイドルやインフルエンサーなどを映したデジタルカードを販売する。ユーザー同士でもアプリ上で自由にカードを売買でき、取引の際にはコンテンツの権利者にも収益が発生する。同社の上遠野大輔さん(エンターテイメント事業推進室 室長)は「コロナ禍に悩むクリエイターやコンテンツ事業者に新たなマーケットを提供する」という。 アイドルやドラマ出演者のカードや、ロッテのチョコレートのおまけシール「ビックリマン」をデジタル化したものをLINEが公式に販売する。数十種類のカードをテーマごとにまとめた「コレクション」をリリースし、そこからラ

    LINE、デジタルトレーディングカードに参入 ユーザー間の売買も可能 「コロナ禍に悩むクリエイターに新たなマーケットを」
  • 「人工冬眠」導く神経、マウスで発見 人間の冬眠技術へ前進

    マウスの脳の一部を刺激すると、人工的に冬眠に似た状態に導ける──筑波大学と理化学研究所は6月12日、こんな研究結果を発表した。通常は冬眠をしない実験動物のマウスを冬眠に近い状態にできたため、同じほ乳類である人間の人工冬眠についても研究が進むと期待できるという。 筑波大学の櫻井武教授と大学院博士課程の高橋徹さんは、マウスの事行動などに関わるとされる神経物質を作る神経集団「QRFP」を刺激したところ、マウスの体温と代謝が数日間にわたって大きく低下することを発見。この神経を「Q神経」と命名した。 ほ乳類など体温を一定に保とうとする動物は、体温が一定より下がると酸素の消費量を上げて熱を作り、体温を上げようとする。通常のマウスは37度付近で体温を保持するが、人工冬眠状態のマウスは保持する体温が30度を下回ったという。 Q神経が個体の運動能力や記憶能力に影響するのか実験したところ、特に影響は見られな

    「人工冬眠」導く神経、マウスで発見 人間の冬眠技術へ前進
  • 「圧倒的に速い」──ラズパイにOSをインストールする新ツール「Raspberry Pi Imager」

    「圧倒的に速い」──ラズパイにOSをインストールする新ツール「Raspberry Pi Imager」:名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第21回)(1/2 ページ) これまでは「NOOBS」というツールを使って、ラズパイにさまざまなOSをインストールしてきましたが、2020年3月に「Raspberry Pi Imager」という新しいツールが公開され、今後はこれを使ってOSをインストールすることが推奨されるようになりました。今回はこのRaspberry Pi Imagerについて解説します。 インストール時にOSを指定する これまで使っていたNOOBSでは、ラズパイにmicroSDメモリカードを差して起動した後に、OSを指定してインストールしてきました。新しいRaspberry Pi Imagerでは、microSDメモリカードへの書き込み時にOSを指定してインストールすることに

    「圧倒的に速い」──ラズパイにOSをインストールする新ツール「Raspberry Pi Imager」
  • 「手間がめちゃくちゃ減った」 郵送とオンラインのハイブリッド給付金申請、非エンジニアの市職員が開発 経緯を聞いた

    「手間がめちゃくちゃ減った」 郵送とオンラインのハイブリッド給付金申請、非エンジニアの市職員が開発 経緯を聞いた(1/2 ページ) 政府が国民に一律10万円を支給する「特別定額給付金」を巡り、兵庫県加古川市が開発した「郵送ハイブリッド方式」がTwitterなどで話題だ。マイナンバーカードを持っていなくてもオンラインで申請でき、郵送方式より素早く給付金を支給できるという。受付開始から5日で申請が1万件に上り、9000件は既に支給準備が整っている。 開発した市の担当者はエンジニアとしての職務経験などはなかったが「特に難しいことはせずに作った」という。経緯を聞いた。 郵送、オンライン方式の課題 特別定額給付金は郵送方式とオンライン方式で自治体が申請を受け付けている。郵送方式の場合は手作業による事務処理が自治体職員の負担になり、支給までに時間がかかってしまう課題がある。 オンライン申請の場合も、普

    「手間がめちゃくちゃ減った」 郵送とオンラインのハイブリッド給付金申請、非エンジニアの市職員が開発 経緯を聞いた