最近、「新手の炎上マーケティングか!?」とまで言われ、ネットを騒がせている作品がある。それが、新潮文庫の『悠木まどかは神かもしれない』(竹内雄紀)だ。なぜこんなことになっているのかというと、このタイトルを見た多くの人が『魔法少女まどか☆マギカ』を連想してしまったから。『まどマギ』の主人公は鹿目まどかという女子中学生なのだが、その声優を務めているのが悠木碧なのだ。ネットでは「平野ハルヒ」とか「野沢悟空」「加藤サザエ」なんて名前は使えないだろうと言う人もいるが、「悟空」や「サザエ」に比べればまあ「まどか」はキラキラネームでもない一般的な名前だし、それだけで『まどマギ』のパクリだと叩くのはかなり無理があるだろう。 しかし、ここに「神かもしれない」というフレーズがついてしまったら話は変わってくる。『まどマギ』ファンならご存知だろうが、『まどマギ』ヒロインのまどかは、最終的に神に相当する存在になるの