高橋克也容疑者:手配写真とは似ず 今後に課題残す－ 毎日ｊｐ(毎日新聞)逮捕された高橋容疑者の顔は、手配写真とは似つかないものだった。鋭い目つきは眼鏡で印象をぼかされ、特徴的だった太い眉毛も細く整えられていた。捜査幹部は高橋、菊地容疑者の長年の潜伏を許したことについて「手配写真がミスリードした可能性は否めない」と反省を口にした。 法政大学の越智啓太教授（犯罪心理学）は「特定の写真を強調しすぎたことで、高橋容疑者のイメージが固定化したのではないか」と複数の写真を提供を勧める。そのうえで「人間は人の顔を特徴的な部分で覚えるため、特徴を強調した似顔絵も効果がある」と話す。 警視庁は、今年２月高橋、菊地容疑者の経年変化を考慮した似顔絵も公開してきた。ただ逮捕された菊地容疑者と比べると、実際よりも太った顔で描かれていた。元警視庁鑑識課で似顔絵捜査の第一人者である戸島国雄さん（７１）は「年齢とともに変化する似顔絵を描くのは捜査員の勘が頼り」と話す。警察幹部は「経年変化を反
