ICT総研は3月7日、NTTドコモ、KDDIグループのUQコミュニケーションズ、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスの通信事業者4社の新世代高速データ通信を対象に実施した電波状況実測調査の結果を発表した。 調査結果を事業者別に見ると、ソフトバンクモバイルが2月24日に開始した2.5GHz帯を使った新サービス「SoftBank 4G」の圧倒的な通信速度が目立ったという。多数の地点で下り通信速度10Mbps以上が計測され、特に都心の駅ホーム上では25Mbps以上を記録した。全計測地点の下り平均速度は昼8.55Mbps、夜5.29Mbpsで、他3社の平均(昼3.39Mbps、夜1.95Mbps)と比べると昼は2.5倍、夜は2.7倍となったとしている。 サービス開始直後で利用者数が少ないことも影響しているが、下り最大速度76Mbpsという他サービスを大きく引き離す理論値に準じた順当な速度差となった
中国が推進する3.9G規格「TD-LTE」への注目が世界的に高まっている。ソフトバンクが導入を検討するほか、海外でもWiMAXの代わりに採用する動きが加速中だ。TD-LTEの全貌に迫る。 ソフトバンクがウィルコムから継承する次世代PHS(XGP)事業の運用システムとして、携帯電話世界最大手の中国移動通信集団(チャイナモバイル)が推進するTD-LTEを検討していると、日本経済新聞などが4月27日に報じた。 TD-LTEは、NTTドコモが年末に商用化を計画しているLTEの「兄弟規格」。LTEは携帯電話と同様、上り(端末から基地局方向)と下り(基地局から端末方向)の通信に別の周波数を使うFDD(Frequency Division Duplex)が使われている。一方、TD-LTEはFDDではなく、時分割により単一の周波数での同時送受信を実現するTDD(Time Division Duplex)を
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TD-LTEについて、これからの時代はLTEとの共運用を考えないといけないと思いますよ、と言うことを何度か書いてきて、しかし、ちょっとだけ、説明不足な部分もあり、誤って伝わってしまった部分もあったりするみたいなので、この件だけ再度取り上げて解説します。 TD-LTEとふつーのLTEの違いは、前の解説で書いたとおり、基本的には無線インターフェースのフレーム構成と、その制御メッセージ(のオプションの使い方)程度で、それ以外のほとんど(無線ソフトウェアを作るうえで一番面倒の多いRRCソフトウェアなど)は全く共通です。 このため、端末のベースバンドチップや、基地局のベースバンドユニットなどはLTEとTD-LTEの両方をサポートできるようになるのが当たり前で、LTE用BBチップやBBユニットでTD-LTEを無視するのは手抜きする価値さえないほど些細な省力化となるかもしれません(言いすぎ;笑)。もちろ
SoftBankが4Gのネットワーク詳細を発表 SoftBank 4Gのネットワーク詳細、運営会社のWCPが公表 :日本経済新聞 SoftBankの4G戦略詳細が発表されています。4Gといっても、元々の定義で言えば3.9Gであり、docomoのXiやauが始めようとしているLTEと同世代の技術です。 アメリカ人が勝手に3.9Gを4Gと言い出して、更に国際規格として4Gと呼ぶことを(強引に?)認めさせたため、今や、LTEは4Gと言っても間違いでは無いのです。 LTEとTD-LTE、そしてWiMAX 但し、SoftBankのLTEはTD-LTEであり、docomoやauのLTE(FD-LTE)とは共通する部分が多いものの、原理的に全く異なるものです。 要するに、docomo、auはLTE、SoftBankはTD-LTEと全く異なる方式を採用したのです。 ついでにいうと、auはKDDI傘下のU
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