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ブックマーク / ohnosakiko.hatenablog.com (9)

  • フェティシズム、セクハラ、ロリコン(前記事への反応に応えて) - ohnosakiko’s blog

    ※追記あり おばさんのフェティシズム - Ohnoblog2 ブックマーク メタブクマの階数がすごいことになっているが、とりあえず最初のブクマコメントで多く出された「フェティシズムって男のもの?」という疑問や「セクハラだ」という批判について答えてみる。 フェティシズムについて 「フェティシズム」とは精神医学用語で、女性の装身具など特定の物に偏愛を示す、男性に見られる性倒錯を指す。以下、手元の資料他から抜粋。 フェティシズムは倒錯のなかで理論的に非常に重要な位置を占めており、性的器官の代理といってよいものに対する多大なリビードの局在化を伴っている(以下で論じる事例研究で見るように)が、このことは少年に比べて少女の場合にはきわめてまれにしか起こらない。 (『ラカン派精神分析入門』(ブルース・フィンク/誠信書房)p.385) 確かに、フェティシズムはとりわけ男性のリビドーを特徴づけているというこ

    フェティシズム、セクハラ、ロリコン(前記事への反応に応えて) - ohnosakiko’s blog
    ggg123
    ggg123 2010/12/14
    男性にフェティッシュが旺盛なのは、「たたなきゃできない」のに女性との身体的接触が本質的にそれを阻むように機能するからなのではと考えている。基本的に攻めてないと駄目みたいな。そこの倒錯でマゾ男性とか。
  • 女をモノ扱いするのは男の仕様、あるいは男の性の脆弱性と所有欲について - ohnosakiko’s blog

    今週は、女をモノ扱いし女の人格を尊重しない男が世の中には多いので、女性にとって性的に欲望されることは単純に歓迎できないという話のブクマタワーがどんどん高くなっていくのを、あっけにとられて見ていた。 おそらくここでも、内容の是非というよりは話法を巡って(もちろん話法は立ち位置に深く関係する)対立や齟齬が生じていると思われるが、それに深入り言及するのは避ける。 一つだけ、ブコメやハイクでid:simplemindさんが、何の得にもならないのに焼け石に水的な介入と議論整理の努力をされているのに少し感動した。特に感心したのは(別の記事のメタブだが)これ。 自分の事を「殴るどころか怒った事もない優しい性格」だと長年思ってたけど単に人と距離を置いてただけだと結構最近気が付いた/自分の暴力衝動とどう付き合うかは強さとか優しさだけじゃなく経験とか技術も要るよね http://b.hatena.ne.jp/

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  • これが男の生きる道 ? - 上野千鶴子vs澁谷知美、‥‥‥そして橋本治 - ohnosakiko’s blog

    新春爆笑トーク 上野千鶴子vs澁谷知美「男(の子)に生きる道はあるか?」(対談のウェブ中継) このイベントの告知、内容紹介はこちら 中継を見て、ブックマークコメントに、 「爆笑」できない/澁谷は男子のための癒し(ガス抜き)?という印象。上野先生、恋愛強者ぶりの強調(「切れたことがないです」)、「経験則」を連発。世代の違いは感じたがどちらにもモヤモヤ。 この対談を批判している笑おう、憤りと皮肉と拒絶とをこめて - FemTumYumのブコメには、 >「オトコは自分のペニス一しかしらないけれどもオンナは何も知っている」←上野発言。うへぇ。/両人の「男の子もラクになればいいのよ」的余裕のうちに見られる変な母親臭さは気になる。売文のためと言えども と書いた。 正直なところ、「東大の先生と生徒」の馴れ合いみたいな雰囲気にちょっと引き、上野千鶴子の(たぶんいつもの)マッチョな発言にドン引きし、

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    ggg123
    ggg123 2010/01/19
    相互扶助は相手が誰であれある種の忍耐を必要とするし、そのへんなぜか認めたがらないよね。マッチョな自立のひとは。
  • 獣と檻 - ohnosakiko’s blog

    そういうことで、「男が獣なら檻に」議論は終わったんですか。 最初からそんな"議論"はなかったの!「予防拘禁」なんて言い出す人がいたからおかしくなっただけ! はい。そうかもね。でもえらいこと揉めたよ。 で、三周くらい遅れてつまらない話を(時間のある人は聞いておくれ)。 「男は獣」とは、「男=獣」ではなく、「男の性とは獣のようなもの」「男の中には一匹の獣がいる」の意です‥‥という当たり前のことは、もう既にどこかで出ました。 いくらトンデモなことばかり書いてるナベジュン先生でも、さすがに「男 is 獣、not 人間」と思ってるわけがない。「男というものはだね、みんな自分の中に獣を一匹飼っておるのです。もちろんボクの中にもね。まだまだ元気ですよ、ハッハッハ」と言いたいの。*1 男とは、より多くの女を抱きたいもの。欲望のままに生きたいもの。それが男の性(女とは違う)。これはずっと先生があちこちで

    獣と檻 - ohnosakiko’s blog
    ggg123
    ggg123 2009/12/21
    でんな、半分。男の獣性を檻にいれるのは女かもな。このへんはかなり難しいな。
  • あちこちでセクハラの解釈がぐしゃぐしゃになっていて - ohnosakiko’s blog

    かなり混乱しているような気がするので、個人→個人へのセクハラの必要十分条件、その他最低限言えそうなことをメモしておきます。 ■ 相手が「セクハラだ」と言ったらすべてセクハラになるのか。 なりません。セクハラとなるには、以下の2点を共に満たしていることが必要。*1 1. 性に関与していると一般に解釈可能な言葉、行動、表現が見られる。 2. 1を相手が性的に不快なもの、不安にさせるものと感じている。 1は訴えがあった時、事実関係を確認し、第三者によって判断される事柄です。言葉に限って言えば、容姿年齢服装(性的魅力と関わるもの)だけでなく、セクシャリティの傾向、恋愛経験、結婚離婚経験、子どもの有無について言及することも、セクハラとなる場合があります。しかし「性」とはかけ離れた言葉、行動、表現であれば、ハラスメント効果があっても「セクハラだ」という訴えは無効です。 2は当事者同士の関係、環境、文

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  • 「"村上春樹"的なるもの」について - ohnosakiko’s blog

    村上春樹氏 エルサレム賞受賞-村上春樹という問題 - 無造作な雲 村上春樹エルサレム賞受賞に関する一連の議論の中では、この記事がもっとも深く問題の在処を捉えたものだと私は感じたが、コメント欄ではさらに掘り下げられていた。重要なことが書かれていると思うので、書き込み者の発言の一部をコピペさせて頂きます(各コメントにつき全文は引用していないこと、読み易さのために一部の行間を詰めたことをお断りします)。 id:quagmaさんのコメント ところで、ここでコメントいたしますのは、エントリの趣旨には同意しながらも、書かれているところの一部にやや違和感を感じたからです。 >「“村上春樹”的なるもの」の根強さの根底には、宮顕治・徳田球一らの「獄中18年」に始まる“輝かしき”戦後日の左翼運動が、2・1ゼネスト、六全協、全学連、全共闘と、曲折と挫折と変節を繰り返しつつ、自陣営の拡大のみを至上とする政治

    「"村上春樹"的なるもの」について - ohnosakiko’s blog
    ggg123
    ggg123 2009/01/30
    と聞くと、「ああ、あの世界ね」という反応は、たしかにある。自分の中にも、ある。なんか青春の無力感みたいなのとリンクしてる。
  • 「処女性」と欲望をめぐって(id:usauraraさんへ) - ohnosakiko’s blog

    処女と娼婦と少女に熟女 - 兎美味し蚊の山 usauraraさんが、こないだの記事(女はそこにはいない。女はどこにもいない。)を取り上げて下さっているので、レス代わりにエントリ立てることにします。 まず、現実では処女を賞賛、欲望しなくても、アニメなど虚構の中の若い女性キャラの「純粋さ、一途さ、ひたむきさ」(つまりピュアってことか)を賞賛する言葉としてなぜか「処女性」が使われている、という基認識は共有ということで、以下。 で、「昔からあるものだからしょうがない」と言うのか、「昔からあるが意識は変わるべきだ」と言うのか。 私は心の中で「しょうがない」とは思うけど、言葉にするなら後者にしておきたいなと思いました。 そう言うと当事者男性からの反撥を招きがちですが、「お前が未熟なせいで〜出来ないんだ」という ウィンプ叩きの語法に依らず、社会全体の変革という方向で語ると問題意識の共有が可能ではと思う

    「処女性」と欲望をめぐって(id:usauraraさんへ) - ohnosakiko’s blog
  • ラッセンとは何の恥部だったのか - Ohnoblog 2

    ※追記あります。 拙書を読んで下さった人から面白いメールをもらった。「ところでラッセンって何だったの?」という話(の内容とは直接関係ない)。 ‥‥ラッセンか。そう言えばいたなそんな人が。 ハワイの海やイルカの絵を描いているあのラッセンです。御存知ないですか。別に知らなくてもいいのですが。日向けのホームページに絵の画像がたくさんある。「あー、あのサーフィンショップとかに飾ってありそうなイラストか」と思い当たる人はいるだろう。もっともイラストじゃなくてアート、絵画として売られている。 こちらを見ると、絵以外のところでかなり評判が悪い。エコロジストのサーファー画家ということで売っているラッセンだが、ほとんど不良外人の扱いだ。 しかし、なぜラッセンの絵がそんなに人気があるのか。 日人ってそんなに海とイルカが好きだったのですか。 以下、その方の承諾を得てメールから抜粋(ちょっと長いです)。途中

    ラッセンとは何の恥部だったのか - Ohnoblog 2
    ggg123
    ggg123 2008/04/22
    ヤンキー気質をみたくないってのが、アート気質なんだね。
  • 『女という病』を読む - ohnosakiko’s blog

    「自分」スパイラルの女 女という病 作者: 中村うさぎ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/08/17メディア: 単行 クリック: 21回この商品を含むブログ (32件) を見る 少し前、テレビなどで中村うさぎを見ると私の周囲では、「あの人、そのうち自殺するんじゃないの」という危惧の声があった。 2ちゃんねるのうさぎスレッドでも、同様の書き込みをいくつか見たことがある。まあすぐさま低レベルのバッシングに覆われる2ちゃんなので、彼女を「基地外ババア」扱いする書き込みは多いが、印象に残ったのはその中の「うさぎ、死ぬなよ」。 そのくらい、中村うさぎは「イタくて危ない」感じを微妙に漂わせていた。 買い物依存症からホスト狂い、整形、最近のデリヘル嬢体験までの彼女の「病理」は、多くの女の中に多かれ少なかれあるものだろう。おそらく私の中にもある。それを「病理」とまでは意識できないことが多いから

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    ggg123
    ggg123 2007/12/03
    私もこの本は読んだ。その分析は鋭かったと思う。ぼんやりした感じにすぎないけれども、私たち女性は、男性の性が持つ宿命的な幻想とそれがもたらすものについて、もっと知るべきじゃないかな。と、思った。
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