会社再生を目指す日本航空に、とんだミソがついた。神奈川県警は8日までに、覚せい剤取締法違反(譲り受け)の疑いで、同社の客室乗務員、菅浪真理容疑者(43)=東京都渋谷区道玄坂=を逮捕した。「会社の将来が不安だった」といい、容疑を認めているという。 逮捕容疑は、都内で9月下旬、交際中の無職の男(45)=東京都豊島区雑司が谷=から、覚醒剤約1グラムを3万円で買った疑い。男は9月28日、都内で男性(52)に覚醒剤を譲渡したとして、同法違反(営利目的譲渡)などの疑いで同県警に逮捕されていた。 日航関係者によると、菅浪容疑者は1990年入社。国際線を経て、昨年から国内線に乗務。勤務態度は標準的だったという。今月4日まで乗務し、逮捕された6日深夜は休日だった。今月から始まった、いわゆる“白紙スケジュール”による、事実上の退職勧奨の対象者ではないという。 別の関係者は「彼女の年次なら、4−5年前まで