米国の大手ホテルで公共のPCにマルウェアが仕込まれ、利用客のパスワードや決済情報が大量に盗み出されているのが見つかったとして、米シークレットサービスなどが観光業界に注意を呼び掛けた。セキュリティ情報サイトのKrebs on Securityが7月14日に伝えた。 それによると、シークレットサービスと米国土安全保障省のセキュリティ機関NCCICは7月10日に非公開のアドバイザリーを出し、テキサス州にある複数の大手ホテルの公共PCに不正アクセスした疑いで、容疑者数人を逮捕したことを明らかにした。 容疑者は盗んだクレジットカードを使ってホテルの利用客として登録し、ビジネスセンターにある公共のPCを使ってキーロガー型マルウェアにアクセスしていたとされる。 このマルウェアは、ほかの客がキーボードに入力した内容を記録して、その情報を攻撃者のアカウントにメールで送信する仕掛けだった。攻撃者はほかの客の個
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