省エネで長寿命は評判のLED(発光ダイオード)電球市場が急拡大するなか、一方で「暗い」「すぐに切れた」「重くて照明器具に取り付けられない」といった苦情が増えている。 LED電球は一般の白熱電球と比べて、価格は4000円前後と安くないが、消費者の「エコ意識」の高まりと、従来の電球からそのまま取り替えられる便利さで売り上げを伸ばしている。しかし、実際は一般の白熱電球とLED電球は「別モノ」で、いろいろと注意する点があるようだ。 急拡大は価格低下が要因 LED電球市場は急拡大している。市場調査のジーエフケー マーケティングサービス ジャパンによると、2010年5月のLED電球の販売数量を示す指数は09年7月の1に対して55に、金額ベースで48に達した。 同社は、「価格が下がってきたことが急拡大の要因」(経営企画室)と話す。10年初の平均価格は約3700円だったが、5月には約2950円に20%下落
生活用品製造卸のアイリスオーヤマは、LED電球「ECOLUX」(エコルクス)シリーズ新製品として、実売2300~2500円前後と「業界最安値」の製品を3月26日に発売する。月産50万個の生産体制を整え、LED電球市場に本格参入する大山健太郎社長は「シェアナンバーワンを目指す」と意気込む。 発売するのは、重さ75グラムと軽量で根元がふっくらしたデザインの「軽量タイプ」と、根元を白熱電球よりスリムにデザインした「スリムタイプ」で、それぞれ60ワット相当の白色タイプと電球色タイプ、40ワット相当の白色タイプと電球色タイプ、計8モデルを用意した。 オープン価格で、実売予想価格は40ワット相当が2300円前後、60ワット相当が2500円前後。スリム化・軽量化でアルミ素材の量を低減、部品点数を削減したほか、組み立ての一部を自動化するなどして低価格化したという。 「白熱電球と交換すれば電気代が下がって交
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