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ブックマーク / tmaita77.blogspot.com (3)

  • ジニ係数の国際比較(2012年)

    ISSP(国際社会調査プログラム)は,毎年40か国ほどの国民を対象に,特定の主題に関する意識を調査しています。 現在データが公開されている最新のものは,2012年の第4回「家族とジェンダー役割に関する調査」です。この調査の属性項目をみると,属する世帯の年収を尋ねているではありませんか。『世界価値観調査』のように,社会の中でどの辺りかを自己評定させる形式ではなく,前年(2011年)の年収の実額を聞いています。 データは,度数分布の形で国ごとに知ることができます。私はこれを使って,各国内部における富の格差の大きさを測る,ジニ係数を計算してみました。国民の富の格差が大きい国はどこか,日は他国と比してどうか,という関心からです。これをみるには,個々人の収入ではなく,共に暮らし,生計を同じくする世帯(household)の収入分布に注目するのがよいかと思います。

    ジニ係数の国際比較(2012年)
    h_nak
    h_nak 2016/03/25
    日本:0.3534(2012)
  • 都道府県別・年齢層別のジニ係数

    社会における富の格差を測る代表的な指標として,ジニ係数があります。日のジニ係数がどれほどかはちょっとググれば分かりますが,都道府県別にみたらどうでしょう。また,若年層の収入格差が大きいのはどの県か,という関心もおありかと存じます。 今回は,そうした興味・関心に沿うデータをお見せしようと思います。私は,2012年の総務省『就業構造基調査』の世帯統計を使って,都道府県別・年齢層別のジニ係数を軒並み明らかにしました。 http://www.stat.go.jp/data/shugyou/2012/index.htm 私は,東京都に住む30代の世帯主です。2012年10月時点でみると,世帯主が30代である都内の世帯のうち,世帯年収が分かるのは110万世帯ほどです。この中には,非就業者世帯や単身世帯等も漏れなく含まれます。 この110万世帯の世帯年収分布は,下表のようです。左端の世帯数の実数をご

    都道府県別・年齢層別のジニ係数
  • 成人の知的好奇心の国際比較

    昨年に実施された,OECDの国際成人力調査(PIAAC)の結果が公表されています。学力調査の成人版であり,わが国の平均点がトップだったことが話題を読んでいます。曰く,「おとなの学力,世界1」。 http://www.nier.go.jp/04_kenkyu_annai/div03-shogai-piaac-pamph.html ところでこの調査では,学習に対する意欲や日々の学習行動についても尋ねており,私としてはこちらのほうに関心を持ちます。変動の激しい社会では,新しいことを積極的に吸収していく意欲・態度が求められるのは,言うまでもありますまい。 こういう関心を持って調査票を眺めたところ,ズバリ該当する設問がありました。属性調査(Background Questionnaire)のI_Q04dにおいて,以下のセンテンスに自分はどれほど当てはまるかと問うています。 I like learni

    成人の知的好奇心の国際比較
    h_nak
    h_nak 2013/12/12
    日本は"読解力や数学的思考力はトップですが,知的好奇心の面では芳しくないようですね。アメリカなんかはその逆" 北欧は両方高い。
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