普段仕事をしてるとき、いろいろなことに気を使いながら仕事をしてると思う。たとえばissueには、その背景、やりたいことや期待する効果、制限事項、認識している副作用やリスクの情報等などを書くような運用ルールを作っているチームは多いらしい。しかし、私たちのチームではそういうルールはない。それでうまくいくんだっけっていう話をよく質問されるので、考えてみた。 コードの品質をカバーするためのコメント私たちは、常にわかりやすいコードを書けるとは限らない。解説として、コメントが役立つ場面はある。 ちょっと待ってよ「よし、Why notを書こう!」と言って上手く書けるのは、そうとうに経験を積んだ人だ。そして、経験を積んだ人は大体問題ない。悪いコードほどコメントが必要だが、良いコメントが書けるくらいならコードはもっと良くなってる。鶏と卵じゃん。 コメントについて議論する暇があったら、コードについて議論したほ
高校生になれば自分のPCを持っている人も少なくありませんが、校則によっては学校まで持っていくことができないこともあります。そんな校則に悩んだ高校生が、「電子辞書なら高校に持ち込みOK」という点に目を付け、Windows10搭載の電子辞書を自作したとして話題になっています。 Windows10搭載電子辞書の製作者である0530HLLさんは、ニコニコ動画に電子辞書を作ってみたまとめムービーを投稿しています。 Windows10搭載電子辞書つくってみたPart1 オープニングムービーからすでにハイクオリティ。 まるで製品のプロモーションムービーのようです。 ムービーの冒頭で「つたない編集」と述べていますが、全くそんなことはありません。 0530HLLさんが製作したのは、「Windows10が動く電子辞書」です。 「高校の校則を守りながらにしてPCを持ち込むため」という理由で電子辞書を自作するとい
【1月14日 AFP】米カリフォルニア州ロサンゼルスの博物館A+D アーキテクチャー・アンド・デザイン・ミュージアム( A+D Architecture and Design Museum)で、企業の商品などの「失敗作」を集めた展示会「失敗博物館(Museum of Failure)」が開催されている。 見事な失敗作として展示されているのは、歯科衛生用品メーカーのコルゲート(Colgate)が1980年代に食品業界に参入する際に発売したビーフラザニアや、コーヒーをベースとしたコカ・コーラ(Coca-Cola)、ソニー(Sony)のウォークマン(Walkman)全盛期に開発されたポータブルレコードプレーヤーなど100点以上。 こうした商品は見ているほうが恥ずかしくなるかもしれないが、この展示の狙いは失敗こそ通るべき道であると証明することだ。 キュレータ―で臨床心理学者のサミュエル・ウエスト(
自分でもびっくりしてるいぬさん僕はフリーランスをしながら脱受託を目指してアプリを作って生活しています。だいたい1年のうち7割ぐらいをアプリ作りの時間に充てています。本稿では、Inkdropというマルチプラットフォーム対応のMarkdownエディタを一人で開発して月15万円の売上を達成するまでにやった事を包み隠さずにシェアしたいと思います。 Inkdropの月間売上の推移やったこと概要毎日感じるちょっとした問題を見つける自分自身がこれだ!と思えるまでプロトタイプを作るプライベートβ期間でヘビーユーザを作る継続性を重視して価格をつける決済処理はStripeで楽に実装する良いランディングページを作るユーザサポートを最優先にする自分の得た知見を惜しまずブログに書くクオリティで勝負する批判を全て無視する毎日感じるちょっとした問題を見つける僕は別に特別でもなんでもありません。人は意外と同じ事を感じたり
昔々、具体的には約1万7千年前の旧石器時代、大学の情報工学科を卒業して、新卒22歳でSIerに就職した男(以下SE)がいました。 SEはある日、上司に言われました。 「2016年くらいに、銀行で大規模な基幹システムが必要になるらしいから、今から君一人で作り始めて。工数は20万人月ね。」 そういうと、上司はシステム企画構想やそれに伴う提案書、ノートPCを1つSEに渡して、自分は狩りに出かけました。 途方にくれるSE氏、ここから彼の約1万7千年(1万6666年)にも及ぶ、20万人月のシステム開発が始まるのでした。 約1万7千年前 |- 要件定義書を作成着手。 | 周りの人達は狩りをしながら生きている。 | 約1万6千年前 |- 要件定義書の作成が完了する。 | 基本設計に着手する。 | 土器を作り始める人が現れる | 徐々に日本列島が大陸から離れ列島になっていく。 | 約1万4100年前 |-
古きよき時代から来ました、まじめなSE、まじめにSE。 id:bash0C7 です。 先日、テスト駆動開発を座学だけでなく実習形式で手を動かして身につけるイベント、TDD Boot Campの社内版を開催しました。 このエントリーではどういった狙いでどのようなかたちで開催したのかを解説します。 TDD Boot Campとは TDD Boot Camp(TDDBC) - TDDBC のサイトに下記の説明があります。 TDD Boot Camp(TDDBC) とは、テスト駆動開発(Test Driven Development)について、座学だけでなく、実習形式で手を動かして体得することを目的とするイベントです。 各地のコミュニティの方々が中心となって、全国各地で行われています。 わたしはかつて2010年の 7月10日 TDD Boot Camp名古屋(愛知県) に参加し、そのおかげできちっ
とあるコンサルタントのつぶやき とあるコンサルタントのつぶやき MCS (Microsoft Consulting Services) の某コンサルタントがまったり語るテクノロジのお話です。 ご存知の方も多いと思いますが、ここ最近、うちの会社の歌って踊れる DevOps エバの牛尾さんが、こんなエントリを書かれていました。 私は間違っていた。ごめん。ウォーターフォールは何のメリットも無い http://simplearchitect.hatenablog.com/entry/2016/06/20/080807 「自分で人生を決めない」ことが、決定的に業界の進化を遅らせているのかもしれない http://simplearchitect.hatenablog.com/entry/2016/06/24/080049 特に前者は炎上気味でしたが;、二回分のエントリを通して読めば、牛尾さんが言いたい
牛尾さんのブログで問題提起している「私はソフトウェアの専門家としてお答えすると、ウォータフォールは何のメリットも無いというのが私の意見である」という件について、自称ソフトウェア開発の専門家として考えたことを書いてみる記事。近しい各方面から意見を聞かれるので面倒なのでブログにまとめている側面もあるのだけれど。結論を先に書くと、計画駆動とアジャイルの扱いはバランスを重視。WFがメリットが無いというのは言いすぎだと思っている(課題はある)。 こちらも合わせて読んだ 日本でアジャイルが流行らない理由 - @ledsun blog 事業会社をIT会社に転生させることが、これからのSIerのミッション - GoTheDistance そもそも批判されるようなWF型プロジェクトは実在するのか 本件に限らず批判されがちな「ウォーターフォール型開発プロセス(以下WFと記述)」だが、実際のところ皆さんそれぞれ
6月1日発売の『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』には、いくつかマイクロソフト時代のエピソードが書かれていますが、これもその一つです。この「シカゴ対カイロ」の社内抗争はマイクロソフト時代の思い出の中でも、筆頭のものです。 ◇ ◇ ◇ ビル・ゲイツの意思決定は光速 ビル・ゲイツが仕事で重要視していたのは、"光速"と言っても過言ではない迅速な意思決定です。これについては、どのくらい迅速だったかを象徴するエピソードを紹介します。 あれは忘れもしない1995年1月、シアトルの冬らしい小雨の降る昼下がりのことでした。米マイクロソフト本社内にはOSの開発に関する派閥争いがありました(OSとはマイクロソフトで言うWindows Vistaだったり、アップルでいうところのOS Xなどのパソコンやスマホを動かすための基本ソフトのこと)。"カイロ"というグループと"シカゴ"という
# -*- coding: utf-8 -*- from __future__ import absolute_import, unicode_literals # テストする関数 def add(a, b): return a + b # テストコード 関数名はtest_ から始めるのがpytestでのお作法 def test_add(): assert add(1, 1) == 2 assert add(1, 2) != 2 >>> $ py.test ../tests/test_add.py =============================================================================== test session starts ================================================
24歳でスマホゲーム起業。開発に2,000万円かけたが「資金難と大バグ」のコンボで会社終了。アプリ「きのこれ」元社長が語る会社倒産後の世界。 きのこ擬人化ゲーム「きのこれ」のお話を伺いました、ソシャゲ戦国時代に夢半ば破れたアプリの話。 ※ポッピンゲームズジャパン株式会社 CEO 辻村尚志さん(右)、栗原広樹さん(左) 「きのこれ」が出来るまで。 そもそも栗原さんは、どうして24歳で起業したんでしょうか? 栗原: 前に勤めていた会社が倒産してしまって。それで、元同僚と3人で「ゲームアプリをつくろう」と、2014年4月に立ち上げたのがCmixという会社です。起業資金は知人に借りました。 「きのこれ」の企画はどのようにできたのでしょう。 栗原: 当時ユーザーとして、すごくハマっていた「クラッシュ・オブ・クラン」をベースに、かわいいイラストを使って、日本向けのゲームをつくれば、いけるんじゃないかと
チーフエンジニアの @hsbt です。 今日はペパボでの日報と日報支援ツール furik について紹介します。 日報とは 日報とは、企業をはじめとする組織で様々な用途に使用されます。日々の作業の結果や記録として使われたり、チームのメンバーが考えていることや、その日その日の気分を知ることでコミュニケーションを取るための材料として使われたりします。 上記に述べた日報の使われ方は、主に自分以外の他者が参照するための用途ですが、@hsbt は日報を書きながら、何が原因で質の低い仕事をしたのか、明日良い結果を出すにはどうすればいいのか、というその日の仕事の質のふりかえりを行っています。 GitHub と日報 ペパボでは、GitHub と GitHub Enterprise を使用しています。開発者は pull request によるコードのアウトプットだけではなく、issue を用いた設計の議論、p
2004年くらいからITという産業に関わり始めて、その頃は主流はフレッツISDNくらいだった。そこからADSLになり、FTTHになって、FTTHが主流になったのは2007年くらいかな。体感として。わずか5年程度で主流が変わった。 ISDNの頃のATMの装置は切り替えられ、電話線がメタルに、ファイバーになった。 ファイバーになって収容装置は変わって、伝送距離、光の減衰を意識するようになり、考え方は大きく変わった。FTTH以上の固定回線技術はなかなか普及しないかも。 FTTHを効率的に使う技術は流行しても、それ自体は変わらなそう。GE-PONがG-PONに変わるくらいかな。 これと同じことがモバイルのパケットコアで起きていることに驚愕した。 EPCは従来、エリクソンやNEC、ノキアといった100年企業が作り上げてきたモバイルネットワークの完成系の一つで、これからはハードウェアをACTAベースか
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