10秒間の片足立ちができない高齢者は、10年以内に死亡するリスクがおよそ2倍になるとの研究結果が発表された/microgen/iStockphoto/Getty Images (CNN) 10秒間の片足立ちができない高齢者は、10年以内に死亡するリスクがほぼ2倍になる――。そんな研究結果が21日、英スポーツ医学誌に発表された。 この単純なバランス感覚テストは、中高年が普段の運動に取入れると役に立つかもしれないと研究者は指摘している。 体力や筋力、柔軟性は加齢に伴って低下するが、バランス感覚は50代まで保たれ、その後急速に衰える傾向がある。これまでの研究では、片足立ちができないことと、転倒リスクの増大や認知能力の低下との関係が指摘されていた。 調査はブラジルの研究チームが同国で51歳~75歳の1702人を対象として2009年~20年にかけて実施。支えなしで片足立ちしてもらい、立っている足の後
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