ゲルミナル・ベールショットのサポーターから「フクシマ、フクシマ!」という野次(やじ)を浴びたリールスのGK川島永嗣が激怒し、状況を理解したワウテルス主審は両チームの選手を更衣室へ引き上げさせた。試合は約7分間中断した。 19日にリールスがホームにベールショットを迎えた一戦。70分、ベールショットのFWフランソワのボレーシュートが大きく右へ逸れていった。リールスが1−0とリードしていたため、川島はゆっくりとボールを拾いにいった。そこで、ベールショットのMFロサダが先に走ってボールを拾い、ゴールエリアの中に投げた。 ベールショットのサポーターは川島に向かってペットボトル、コイン、ビールを投げ始め、さらに「フクシマ、フクシマ!」のコールがメーンスタンドまで届くようになった。野次への憤りと物が投げ入れられる事態に、川島もゴールキックを蹴れなくなり、ワウテルス主審が近寄って事情を確認。すぐに主審
重慶にやってきて、この日で6日目。練習、男子の試合、女子の試合というローテーションで、淡々と過ごす日々が続いている。ちょうど日本を経つ前、例の「ギョーザ事件」が大問題になっていたので、いささか重い気分で中国行きの飛行機に乗ったのだが、当地での食事は決して悪くはない。それでもチンゲン菜にはしを伸ばすときには、ふと残留農薬のことが脳裏をよぎる。だが、いちいち気にしていたら何も食べられやしない。とりあえず大会期間中は、残留農薬も含めて中国を堪能しようと覚悟を決めることにした。 「経済発展著しい中国」というニュースの枕詞(まくらことば)は、ここ重慶でも十分に通用するだろう。中心街のショーウインドウに飾られているブランド物の皮のコートやバッグは、円に換算すれば日本の高級ブティックで売られている価格とほどんど変わらない。スタジアムに向かうモノレール(日本の技術提供により最近開通した)に乗れば、ほとんど
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