最近、深夜のニュース番組さえロクロク見ることができない生活を送っていたせいで、新聞とネットニュース以外のメディア報道の感覚がほとんど分からない状況だった*1のだが、結局、6日の深夜に、与野党がバトルを展開したまま、特定秘密保護法が参院本会議で可決されたようで、7日の朝刊紙面は、“国会の混乱”と“知る権利が侵される懸念”を憂うトーンで満ちている。 ・・・で、そんな中、ひっそりと報じられているのが、次のニュース。 「改正独占禁止法が7日未明の参院本会議で可決、成立した。談合など不正を行った企業に公正取引委員会が下した処分を審判する機関が、公取委から東京地裁にかわるのが柱。2010年3月に同じ内容の改正案が提出されて以来、3年9カ月かかって成立した。」(日本経済新聞2013年12月7日付け朝刊・第4面) 「ようやく改正するのか」という感想よりも、今や「まだ改正されていなかったのか!?」という感想